北京本店イオンモールナゴヤドーム前店(新三商事)実食記。究極の北京飯半ラーメンセットと牛角焼肉食堂カルビ丼。直営店・小堤店・アウトレット岡崎店との違い

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究極の北京飯半ラーメンセットと牛角焼肉食堂カルビ丼食べ比べ。直営店・小堤店・アウトレット岡崎店との違い。新三商事の北京本店2号店。

目次

新三商事株式会社による「北京本店」2号店

 新三商事株式会社による「北京本店」ブランドライセンス提携店2号店として、2026年8月7日にイオンモールナゴヤドーム前へ出店。

 1号店となる三井アウトレットパーク岡崎店では、北京飯の豚唐揚げのしっとりした食感が少々気になり、半面、大量調理施設や社員食堂を数多く運営する新三商事が、北京飯の特徴である半熟状の玉子料理をどのように商品化するのかという点に興味を持った。

 その岡崎店に続く2号店ということで、ぜひ実食してみたいと思っていたものの、8月7日の開店後、なかなか訪れる機会がない。

 ようやく開店から1か月近く経過した9月1日、中日対広島戦観戦前にイオンモールナゴヤドーム前へ。

 フードコートの一角ながら、北京本店だけは店舗横に専用のイートインスペースを設置。赤と黒を基調にした内装で、壁面には北京飯誕生に関する文章も掲示されている。

 もっとも、この日は専用席が埋まっていたため、通常のフードコート席を確保。

 観戦に同行予定だった妻は、あまりにも不甲斐ないドラゴンズの戦いぶりにあきれてチケットを息子へ譲ったため、今回は30歳の息子と一緒。

 息子は肉好きながら、とろみのついた玉子料理が少々苦手ということで北京飯ではなく、同じフードコートに出店する「牛角焼肉食堂」を選択。

 そういった事情もあって、今回はそれぞれ別の店舗で料理を購入し、シェアして実食することに。

★究極の北京飯 半ラーメンセット1,370円

 今回選択したのは「究極の北京飯」の半ラーメンセット。

 「究極」という最上級的な表現については、以前のアウトレット岡崎店実食記でも触れた通り、個人的にはあまり好みではない。

 もっとも、料理そのものと商品名は別の話。

 今回の北京飯を実食して最初に感じたのは、アウトレット岡崎店で気になった豚唐揚げの食感が改善されていること。

 岡崎店では豚唐に少々しっとりした印象があったが、今回は表面のカリカリ感が増している。北京飯は玉子とタレが豚唐に絡む料理なので、提供までの時間によって食感が変化しやすい。それでも今回については、豚唐の食感がきちんと残っていた。

 尚、豚唐の枚数は注文時に選択できるため、店舗間比較ではさほど重要視していない。

 むしろ気になるのは一枚あたりの大きさで、これは北京本店直営店や各北京飯提供店を食べ歩いていると結構違いがある。

 今回の豚唐については食感も含めてまずまずカイゼンを確認でき、好印象。

 一方、玉子の味は少々薄め

 料理の個体差でなければ少し物足りなく感じる。

 ただし、これを新三商事の調理だけの問題とするのも違うと思っている。

 過去に北京本店の本店や各支店で北京飯を食べ比べているが、私自身、本店の北京飯を必ずしも一番好みとしているわけではない

 現在の私の好みは北京小堤店。 北京飯の味だけでなく、ラーメンも上々という印象。

 各店の北京飯についてはアウトレットパーク岡崎店の記事で比較しているので、詳しくはそちらを参照していただきたい。

フードコートで大行列の北京本店アウトレットパーク岡崎店実食記。直営店と新三商事運営店舗の北京飯の違い

北京飯は「すごく美味しい料理」なのか

 北京飯は安城名物、あるいは安城市のソウルフードとしてテレビや地域メディアでも頻繁に紹介される。

 ただ、私自身は「そこまで褒めるほど特別に美味しい料理なのか」と聞かれると、少々戸惑う。
豚の唐揚げと玉子をご飯にのせ、甘辛いタレでまとめた比較的シンプルな料理。
強烈な旨味があるわけでも、複雑な調理によって驚かされる料理でもない。
それでも不思議と箸が進む
脂っこい豚唐を玉子が受け止め、甘辛いタレとご飯が一体になって、スイスイと食べ進めることができる。
 北京飯の良さは、最初の一口で「これはすごい」と思わせるような派手な美味しさよりも、こうした食べやすさにあるのかもしれない。

 実際、本店、各支店、新三商事運営店と何度も食べているのだから、なんだかんだ言いながら私自身もこの料理を気に入っているのだと思う。

 息子と豚唐を一枚交換。
 北京飯を食べた息子の感想は、
「これだったら食べられる」
 美味しい以前の話ではあるが、本人は卵とじカツ丼は好物。
 北京飯が天津飯のように苦手な料理というわけでもなさそうだが、このあたりは個人の嗜好。親であってもとやかく言うことではない。

半ラーメンは「工場食堂」を思い出す味

 今回、北京飯以上に気になったのがセットの半ラーメン。


 北京本店の本店でも北京飯と半ラーメンの「王道セット」を食べている。
当時の感想は、スープについては「ありがちな中華料理店の味」、一方で麺の食感は好みというものだった。
したがって、本店のラーメン自体を特別高く評価しているわけではない。
ところが新三商事運営店のラーメンは、それとも少し違う。
 一口飲んで思い出したのが、かつて仕事でアイシンの工場へ出張した際に食べた社員食堂のラーメン。

まさしく、あの系統の味

 大量調理用のスープという表現では少々身も蓋もないが、私自身が過去に経験した新三商事の工場食堂の味を連想した。
新三商事はアイシングループの本社・工場・寮など多数の給食施設を運営している会社。
そう思って食べるから余計にそう感じるのかもしれないが、少なくとも私にとっては「町中華のラーメン」というよりも「企業食堂のラーメン」に近い。

不味いわけではない。

むしろクセがなく、普通に食事へ組み込みやすい味。 ただし、北京飯ほど「北京本店を食べている」という感じは受けなかった。

新三商事版北京飯は岡崎店から一歩前進

 アウトレット岡崎店を実食した際、新三商事版北京飯について「努力賞」と書いた。 特に気になったのは豚唐の食感。
今回のイオンモールナゴヤドーム前店では、その点については岡崎店より良い印象。
もちろん1回ずつの実食なので、店舗差なのか、調理担当者による違いなのか、それとも新三商事側で調理方法を修正した結果なのかはわからない。
それでも、新三商事版北京飯の2回目の実食としては、前回よりも好印象だったことは記録しておきたい。

 一方で、本店や各「北京」の北京飯とまったく同じかといえば、そうでもない。
そもそも直営店同士、あるいは北京飯を提供する各店舗間でも味や豚唐の大きさ、玉子やタレの印象には違いがある
「北京飯」という料理自体が、完全に規格統一されたチェーン商品とは少し違うところも面白い。

 ちなみに現時点で私が一番好みなのは、前述の通り北京小堤店

 北京飯だけでなくラーメンも好みに合う。

 このあたりについては過去記事で各店舗を比較しているので、今回は新三商事運営2店舗の比較にとどめる。

★牛角焼肉食堂 カルビ丼 ご飯大盛858円

 こちらは息子が選択。
牛角焼肉食堂イオンモールナゴヤドーム前店のカルビ丼。
ご飯大盛を選択して858円。


 北京飯の豚唐とカルビを交換して実食。
食べた瞬間に感じたのは、肉そのものの味よりも牛脂の風味
私には脂の味がかなり強い。
「これは私には無理だな」
というのが率直な感想。
 もっとも、これは完全に好みの問題。
隣を見ると息子は美味しそうに食べている。
幼い頃はかなり小食だった息子が、今ではカツ丼や牛丼を大盛で食べるようになった。
そういう姿を見ることができるのは親として嬉しい。
外食産業のおかげと感謝しています。

牛角の「肉の原産地」はどこで確認できるのか

 ところで、今回の実食とは別に気になったことがある。
牛角焼肉食堂で使用されている肉の原産地情報
最近、外食企業の原産地・原材料情報の公開状況をあらためて調べている。
 外食では加工食品のような原料原産地表示義務がそのまま適用されるわけではないものの、米については「国産米使用」など積極的に表示する一方、主役となる肉については産地を表示していない企業も少なくない。
今回の牛角焼肉食堂についても、メニューを見ただけではカルビ丼に使用されている牛肉の原産国を確認できなかった

 法的な表示義務の有無とは別に、消費者が「この肉はどこの国のものか」と思った時に、公式サイトや店頭で簡単に確認できる仕組みがあっても良いと思う。

 今回は実食記事なので、この点についてこれ以上踏み込むことはしない。

 牛角を運営するレインズインターナショナルを含め、外食各社の原産地・原材料情報の公開状況については、現在進めている「食温正表」の調査対象として別途確認したい。

今回のまとめ

 北京本店イオンモールナゴヤドーム前店。

 新三商事によるブランドライセンス提携店としてはアウトレットパーク岡崎店に続く2店舗目。

 今回もっとも印象に残ったのは、岡崎店で気になった豚唐のしっとり感がなくなり、カリッとした食感が戻っていたこと。

 一方、玉子の味は少々薄め

 半ラーメンは、本店の街中華的なラーメンよりも、新三商事が運営する企業食堂で食べたラーメンを思い出す味だった。

 そして北京飯そのものについて。

 安城市民やテレビ・マスコミが絶賛するほど「ものすごく美味しい料理」と私は思っていない。

 それでも、妙に食べやすい

 豚唐、玉子、タレ、ご飯というシンプルな組み合わせながら、途中で重たくなることもなく、スイスイと食べ進められる。

 そこが北京飯の一番の魅力なのかもしれない。

 「そんなに褒めるほどでもない」と言いながら、本店、小堤店、昭和町店、高棚店、厚生病院前店、アウトレットパーク岡崎店、そして今回のイオンモールナゴヤドーム前店まで食べ歩いている。

 結局、私も北京飯が好きなのでしょう。

◆新三商事運営施設の訪問記・実食記

■道の駅にしお岡ノ山(愛知県)

2021/10/24道の駅にしお岡ノ山の食堂実食記

2015/06/01道の駅にしお岡ノ山(愛知県西尾市)訪問記

■道の駅津かわげ(三重県)

2016/05/18道の駅かわげ訪問記

▢北京飯提供店(別企業)北京飯&インスパイア系に関する記事

2015/11/28味覚亭(安城)中華そば味覚飯

本家2016/04/17北京本店王道セット北京飯

2021/02/13半熟堂(刈谷市)北京飯半々セット

2022/11/05北京小堤店(安城市)北京飯

2023/02/05北京昭和町店(安城市)

2023/09/17北京高棚店(安城市)

本家直営2025/07/06北京本店康生病院前店

2025/11/04北京本店アウトレットパーク岡崎(新三商事)

2026/09/05北京本店イオンモールナゴヤドーム前店

商業施設・飲食店訪問17,000店強

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この記事を書いた人

食彩品館がゆく」は食彩品館とTMGP合同記事。
商業施設と観光。時々神社仏閣。日本温泉科学会員、日本温泉地域学会員、温泉観光士,温泉名人検定合格,温泉ソムリエ,温泉分析書マスター。研究テーマは「全国各地の温泉分析書を現地現物確認し、源泉データを温泉地別に比較。温泉地環境と温泉資源の運用方法」
ラーメンソムリエ。

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