プレオープンの洗礼?。廻転鮨 銀座おのでら本店名古屋店実食記。今日のマグロは「やま幸の大間産本マグロ」。中トロ•赤身•炙りの3点盛りと別注で大トロ。赤酢のシャリはちょっと固めだった。おのでらは一昨年の築地1番マグロ以来で廻転寿司おのでらは青山の店以来。2026年6月9日14:00にプレオープン「HAERA」ザ•ランドマーク名古屋栄。

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 2026年6月9日14:00、名古屋・栄の新たなランドマーク「HAERAパルコ(ザ・ランドマーク名古屋栄)」がプレオープンを迎えました。
グランドオープン以降の混雑を回避するため、普段は「予約」と「行列」を避ける流儀ですが、今回はそのこだわりを横に置き、事前の入場予約を経て現地へと赴きました。

 館内へ足を踏み入れると、いわゆる4大ラグジュアリーブランド(シャネル、ルイ・ヴィトン、カルティエ、エルメス)が並ぶエリアは通過し、目指す地下2階へと直行。

 地下1階ではチーズケーキを待つ約40分の行列が発生していましたが、それを横目にエスカレーターで「廻転鮨 銀座おのでら」へ。

 店頭での受付時、待ちは16組。LINEによる呼び出しシステムが導入されているため、待ち時間を活用してHAERA館内を巡回。

 意外にも早く呼び出し通知が届いたため、4階から慌てて地下2階へと戻る形になりました。
 案内されたのはカウンターの端席。周囲に過度な気を遣わずに済む好位置です。まずは店舗スタッフに撮影の許可を求め、一眼レフカメラでの撮影についても事前に確認・了解を得た上で実食へと移ります。

 注文システムについては、過去に「廻転寿司おのでら青山店(東京都渋谷区)」での実食経験があるため、戸惑うことなくスムーズに操作を開始できました。

目次

★やま幸本まぐろ3点盛(赤身・中トロ・中トロ炙り)

 当日の目玉は、仲卸「やま幸」が仕入れた大間産の本マグロです。
同ブランドのマグロは、一昨年に「鮨 銀座おのでら 名古屋店」で豊洲一番マグロ(2億700万円)を食して以来、また、おのでら以外では「アウトレットパーク岡崎」の「いきいき寿司」で食して以来となります。

 部位ネタの評価シャリの傾向
赤身・中トロ・中トロ炙り良好な質固め、団粒感あり

切り出されたネタの質自体は、事前の期待に応える良好なものでした。
しかし、口に運んだ際に明確な違和感を覚えたのがシャリの仕上がりです。水分量が少なく食感が固い。名古屋出店に合わせてシャリの設定を変更したとの情報を事前に得ていましたが、想定以上に引き締まった質感に遭遇することとなりました。
また、過去に食した2店舗(青山店および名古屋の一番マグロ時)と比較して、赤酢の酸味・風味が少々きつめに主張してくる点が、全体のバランスとして好みが分かれる部分であると感じます。このあたりは「プレオープンの洗礼」と受け入れることに。

★本まぐろ大トロ(1貫・960円)

 気を取り直して、単品で大トロを追加注文しました。

 視覚的には一見、脂ののりが控えめかと思われましたが、細部を観察すると霜降り牛肉のA5ランクを想起させるような、極めて緻密なサシ(脂肪交雑)が全体に分散しています。
シャリの固さの傾向は先の3点盛と同様の仕込みですが、こちらは握りの加減か、内部に適度な空気感(空間)が保持されていました。
大トロとしての脂の旨味や味の質は優れていましたが、やはり通常よりも一歩前に出てくる赤酢のきつさが、後味に影響を与えている印象は拭えません。

★おすすめ鮮魚五貫(2300円)

マグロ以外の地物・鮮魚の取り扱いを確認すべく、おすすめの5貫盛りを注文。構成は以下の通りです。

かつお

さわら

かます炙り

レンコダイ(エボダイの代替品)

グルクン

ここでもシャリの固さが先んじて感じられますが、ネタの鮮度および処理は確かなレベルにあります。
特に注目すべきは、沖縄の県魚としても知られる「グルクン(タカサゴ)」です。今年と前年の計2回、中日ドラゴンズの沖縄春季キャンプ視察の際に現地で味わった鮮魚類と比較しても、遜色のない旨味が抽出されていました。
沖縄からの輸送距離と日数が、結果として身の分解を促し、ちょうど良い熟成期間(アミノ酸の増加)として作用したものと推察されます。流通・輸送技術の進歩が生む、現地に劣らない味わいを確認できました。

★小肌(1貫・320円)

 江戸前の仕事を施した品目の品質を確かめるため、当初は穴子を検討しましたが、価格面を考慮して小肌を選択。 締め加減、仕上がりともに崩れることなく、まずまずの品質にまとまっていました。

■総評

 プレオープン初日という極めて早いタイミングにおいて、仕入れの確かな、やま幸による「大間産本まぐろ」を名古屋の地で味わえた点には価値があります。
一方で、赤酢の配合がやや強く、シャリのテクスチャー(固さ)が前面に出過ぎている点は、今後のオペレーションの安定化や微調整に期待したい部分です。

 なお、会計時にはプレオープン期間限定の特典として、飲食代金から「25%オフ」となるサービスが適用されました。事前の予告情報になかったサプライズであり、この条件であれば、他のメニューについてもさらに踏み込んで注文し、検証を深めておくべきであったという点が、初日訪問における唯一の反省点と言えます。

■おのでら実食記

豊洲市場初市,一番マグロ,2億700万円の本まぐろ実食記。鮨,銀座おのでら名古屋店で「旬のおまかせ握りコース “月“ 15種」実食記,赤酢飯,氷見寒ブリ,長崎産天然クエ,津軽海峡産イワシ,天然クエ,ミミイカ,しらうお,北寄貝,釣りものキンキ,バフンウニとキタムラサキウニの食べ比べ,江戸前のコハダ,ボタンエビの頭,廻転すし・登竜門との違い。

「日本の本物の文化を世界に発信する」のお裾分け。赤シャリの技とタカベに感心。廻転鮨 銀座おのでら本店(東京都渋谷区)やま幸本まぐろ,くえ食べ比べ,至極の雲丹食べ比べ,自家製煮穴子,小肌,タカベ,ヤガラ,

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この記事を書いた人

食彩品館がゆく」は食彩品館とTMGP合同記事。
商業施設と観光。時々神社仏閣。日本温泉科学会員、日本温泉地域学会員、温泉観光士,温泉名人検定合格,温泉ソムリエ,温泉分析書マスター。研究テーマは「全国各地の温泉分析書を現地現物確認し、源泉データを温泉地別に比較。温泉地環境と温泉資源の運用方法」
ラーメンソムリエ。

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