刺身定食「松」2950円実食記。魚市場食堂平の屋(移転再開)20品目のボリューム感。メニュー紹介と過去実食記録

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・刺身定食「松」2950円実食記。メニュー紹介と過去実食記録。魚市場食堂平の屋(移転再開)

目次

開店日初日の様子

↓ 撮影日2026/10/21(開店日)


 オープン初日に訪れたものの、駐車場満車。まあそうだろうなあと思いつつ、どうしょうか迷うが、こういった場合は躊躇なく帰ることにしている。
今日、オープン日に来たのは様子見。どれだけ口コミでオープン日が広まっているか。
玉徳商店の小型配送車が停まっていた。応援か、あるいは得意の「玉徳スタイルのバックアップ待機」か。年末に1日2000万円以上、売り上げていた鮮魚店のバックアップで養った手法。
配送車を稼働させたまま停車させて冷蔵庫替わりに使う方法。ああ懐かしい。
玉徳商店は名古屋本場市場の仲卸で、豊田市場や岡崎市場にも名古屋本場から鮮魚を運んでいた(現在もそうだと思うが未確認)。
平の屋との付き合いも長い玉徳商店がついているなら心強い。
でも普通に停まっていたので冷蔵庫替わりではない様子。
後ろ髪引かれながらも出直しを決意した後は山野草店(長樹園)へ行って買物。

開店3日目に再訪

 開店3日目に再度、来訪。11時到着。本当に運よく、駐車場から偶然1台退出車がいて駐車することができた。インスタでの店舗駐車場案内と実際に事前確認したのが功を奏した。駐車場は迷う人が多いと思う。


 店頭で名前を書いて待つ。待ちの先客は7組16人。楽勝と思いきや入場まで1時間超。注文してから約20分で料理が提供された。到着から1時間30分経過した12時30分に実食開始。
提供は以前同様に早いものの、客が時間に余裕がある人ばかりなので食べ急ぎしない人々がメイン。休憩時間にランチをという人には向かない。

移転前の店でも大人気だったので、さらに手狭になっているのこともあり混雑は承知。

支払いはタッチ決済が使えるのが嬉しい。

◇魚市場食堂 平の屋のメニュー

 メニューは豊富。客は日替わり定食をオーダーする人が多く、人気の海鮮丼も相変わらずネタ豊富。

 刺身盛り合わせ定食、海鮮丼、日替わり定食を中心に、選べる丼、揚げ物定食、肉料理などを提供。  

◇刺身盛り合わせ定食

 刺身盛り合わせ定食は、魚介類の種類数によって3段階に分かれる。「梅」は10種盛りで税込2,000円、「竹」は13種盛りで税込2,200円、「松」は20種盛りで税込2,950円。メニュー写真は盛り付け例で、内容は季節や仕入れ状況によって異なる。

◇海鮮丼・ちらし寿司

 海鮮丼は税込2,300円。一般的な丼への盛り付けとは異なり、刺身を木製の台に盛り付けた別盛りスタイルで提供する。白米・炊き込みご飯・すし飯から選択でき、ご飯のおかわりは1回無料。

 ちらし寿司は「海鮮ちらし寿司」「海鮮ちらし寿司-塩炙り-」「海鮮ばらちらし」の3種類で、いずれも税込2,300円。ちらし寿司のご飯の量は、すし飯の小・中・大から選べる。

◇選べる丼

 「選べる丼」は、好みの魚介類を組み合わせるメニュー。「3色丼」はAグループから1種、Bグループから2種を選び、税込2,300円。「4色丼」はAグループから1種、Bグループから3種を選び、税込2,700円。

 Aグループはマグロ・カンパチ・生タコ・ホタテ貝・金目鯛・カニ身の6種類。Bグループはカジキ・ブリ・サワラ・サーモン・タイ・タチウオ・生桜エビ・生シラス・ネギトロ・ホッキ貝・つぶ貝・赤貝の12種類。

 こちらも白米・炊き込みご飯・すし飯から選択でき、ご飯のおかわりは1回無料。

◇日替わり定食・今日の煮魚定食

 日替わり定食は税込1,800円。ミニ刺身、煮物、揚げ物を組み合わせた内容で、店内掲示の訪問時メニューでは、ミニ刺身、赤魚の煮付け、ニギスのフライの3種類のおかずが付く。

 「今日の煮魚定食」も税込1,800円で、煮魚とミニ刺身を組み合わせる。訪問時はキンメカブト、タイカブト、カンパチカブトのカマ煮、サワラのつや煮から選択する内容だった。

 いずれも白米・炊き込みご飯・すし飯から1種類を選べ、みそ汁、漬物付き。ミニ刺身はアジフライ1枚またはエビフライ1本に変更できる。訪問時の炊き込みご飯は、あさり・さくらえび・ひじきの3種類が案内されていた。

◇揚げ物定食・肉料理

 揚げ物定食は、エビフライ定食とサーモンフライ定食が各税込2,050円、アジフライ定食が税込1,700円、タイフライ定食が税込2,200円。いずれもミニ刺身付きで、刺身をアジフライ1枚またはエビフライ1本に変更できる。

 肉料理では餃子定食を用意。餃子8個とミニ刺身の「餃子定食」は税込1,650円、餃子16個とミニ刺身の「W餃子定食」は税込2,100円、餃子16個で刺身なしの「W餃子だけ定食」は税込1,650円。餃子は、にんにくの芽を加えた「にんにくあり」と、ザーサイをアクセントにした「にんにくなし」から選択できる。

 このほか、豚肉の明太炒め、チキン南蛮の定食を各税込1,650円で提供する。

◇ちょい飲み変更

 定食のご飯・味噌汁を対象のお酒1杯に変更できる「ちょい飲み変更」も用意する。

 対象となる酒類は焼酎、ハイボール、レモン酎ハイで、コークハイボールとジンジャーハイボールへの変更は100円追加、瓶ビールへの変更は200円追加となる。日本酒は変更対象外。

 通常のドリンクメニューでは、瓶ビール中瓶が税込700円、ハイボールが税込550円、麦焼酎「いいちこ」と芋焼酎「黒霧島」が各税込600円、レモン酎ハイが税込550円。日本酒は「二兎」「九平次」「獺祭」「こなき」「廣戸川」を用意している。

 定食のご飯と味噌汁を酒類に変更できることから、食事利用だけでなく、刺身や魚料理をつまみにした飲酒にも対応。

★お刺身盛り合わせ【松】2950円


 私はいつもの「松」を選択。心配なのはネタが多すぎてすべて食べられるかという不安。

前述の通り、ご飯は白米・炊き込み・寿司飯から選択できる。1杯までおかわり無料。

松は20種2950円、竹は13種2200円、梅は10種2000円。
メニュー画像は「竹」の見本画像。



 ネタは前述のAグループのマグロ・カンパチ・生タコ・ホタテ貝・金目鯛・カニ身の6種類と、Bグループのカジキ・ブリ・サワラ・サーモン・タイ・タチウオ・生桜エビ・生シラス・ネギトロ・ホッキ貝・つぶ貝・赤貝の12種類を合わせて、松にはキビナゴとクジラ?とイカが入っている。

 生ネタ中心で、炙りや湯引きなども加えて飽きさせない造りも以前同様。
刺身カットは居酒屋・小料理屋・仕出しタイプの小サイズ。これが食べやすいサイズで人気。
当方は市場に出荷される前日の昼市などで食す鮮魚を「鮮度最上」としている。
対して、老舗寿司店の江戸前的握り技や熟成技術は上々と表現。
当店は市場飯ということで、チェーン居酒屋さんよりは鮮度が良いものの、さすがに産地市場の「鮮度最上」や老舗寿司店の「技術上々」とまではいかない。
ただし、消費地で食す食事としてはグッドです。
駐車場と待ちが解消されたらまた訪れたい。

 ところで、 過去の「松」は2014年1680円(税抜)→2015年1780円(税抜)→2020年1800円(税抜)→2022年2100円(税込)→2026年2950円(税込)と高騰。これはいたしかたないところ。大事なのは営業継続です。お体ともどもご自愛ください。

↓ 過去実食

・10/21魚市場食堂平の屋(移転再開)

店舗HP  
愛知県岡崎市稲熊町字稲熊1-65 ODAビル101号
営業時間  6:00 〜 14:00
定休日: 日曜日・月曜日・火曜日(当面の間は水曜日〜土曜日の営業)
駐車場 9台

駐車場が9台

 岡崎魚市場内で営業していた「魚市場食堂 平の屋」が、岡崎市稲熊町へ移転し、2026年10月21日に営業を再開。
移転先は県道26号岡崎環状線から少し入った稲熊町。ドミー稲熊店に近く、以前「中国料理 翔園」が営業していたODAビル1階。岡崎魚市場時代と同じく午前6時からの営業を予定。
旧店舗の営業終了が2025年11月29日だったので、岡崎での営業再開は約11か月ぶり。

閉鎖と平の屋

 旧「魚市場食堂 平の屋」は、岡崎魚市場内で営業。市場で仕入れた魚を使った刺身定食、海鮮丼、煮魚、焼魚、フライなどを朝6時から提供する市場食堂だった。

 ところが、市場を運営していた岡崎魚株式会社が2025年に廃業を発表。同社が公表した廃業理由は「水産業の低迷」「流通形態の移行」「その他諸般の事情」。明治39年創業以来、約120年続いた市場運営を終えることになった。


岡崎市教育委員会(2017年当時)が紹介した記事では、岡崎魚市場について、当時すでに荷受量が年々減少し、収益は最盛期の3分の1以下まで落ち込んでいたと記録。その要因として、大型店による大量仕入れとコストダウン、組合員の高齢化による規模縮小や廃業を挙げている。市場では状況への対応として食堂の併設や情報発信にも取り組んでいた。
岡崎魚地方卸売市場については、愛知県が2025年11月30日付で地方卸売市場としての認定の効力を失ったことを公表。

 平の屋は市場廃業に伴って、ひと足早い2025年11月29日で岡崎魚市場内の店舗を閉店。当時の店頭告知では、市場廃業のため営業を終了し、移転先が決まり次第Instagramなどで知らせる旨を案内。

 その移転先が約11か月を経て稲熊町に決まり、岡崎市内での営業が再開される。

◇平の屋とは

 平の屋は、岡崎魚市場の市場食堂として知られた店。

 私が最初に訪れたのは2014年。当時の記事タイトルでは「岡崎市場飯 平の食堂」と記録している。その後、2017年、2020年、2022年と訪問。刺身盛り合わせ定食を注文することが多かった。私は2023年当時、生鮮食品の調達責任者をしていて、名古屋本場、名古屋北部などの中央市場だけでなく、地方市場や漁場に直結する港の市場なども頻繁に訪れていた。
岡崎魚市場は仕事で訪れることは少なく、プライベートで訪れていた。

特徴は刺身の「種類数」。

 2014年に食べた「松」は19種類、2017年の「竹」は15種類、2020年の「松」は23種類。2022年の訪問では刺身盛り合わせ定食2,100円で25種類を数えた。

 単にマグロ、サーモン、鯛といった一般的なネタを数種類盛るのではなく、とり貝、赤貝、あおやぎ、つぶ貝、ホッキ貝、生シラス、生桜えび、くじらなど、その日の仕入れに応じた魚介が少量ずつ多数盛られるのが平の屋の刺身盛り合わせだった。

 ご飯は白米、酢飯、炊き込みご飯から選べるスタイルも以前からの特徴。市場時代のメニューでは刺身だけでなく、煮魚、焼魚、天ぷら、フライなども揃えていた。
2023年4月にはラグーナテンボス・フェスティバルマーケットに2号店を出店。岡崎魚市場店の閉店後も蒲郡で「平の屋」の営業は続いていた。
 今回の稲熊町への移転再開で、「岡崎魚市場の食堂」という立地条件は失われた。一方、店名には引き続き「魚市場食堂」を掲げる。
どのような仕入れ方法に変わるのか、刺身盛り合わせの品数、ご飯の選択、煮魚や焼魚など旧店舗のメニューがどこまで引き継がれるのか。このあたりは実際の営業開始後に確認したい。

◇食彩品館「平の食堂・平の屋」実食記事

・2022/06/26消費地市場飯。“ここならでは”の逸品は無いものの結構満足できる理由。刺身盛り合わせ定食2100円(税込)今回は25種。白えび天ぷら定食1600円は秀逸でした。2年ぶり。平の食堂(岡崎魚市場)2年ぶり4回目。過去実食も遡り今一度ネタ種類を一覧する。

・2020/08/09 4年ぶり3回目。平の食堂(岡崎魚市場,愛知県岡崎市)市場飯,刺身23種類盛り合わせ「松1,800円」。例えばとり貝 ,赤貝 ,あおやぎ ,つぶ貝 ,ホッキ貝 ,カニ身,・生シラス ,生桜えび ,ベビーホタテ,くじら,他


・2017/02/11刺身定食(竹)1240円で15品種盛り合わせ。平の食堂(愛知県岡崎市)


・2014/06/06岡崎市場飯 平の食堂(愛知県)で刺身盛合せ定食“松 1620円”19種類盛り。岡崎魚市場卸売市場にて 

【商業施設・飲食店訪問17,000店強】

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この記事を書いた人

食彩品館がゆく」は食彩品館とTMGP合同記事。
商業施設と観光。時々神社仏閣。日本温泉科学会員、日本温泉地域学会員、温泉観光士,温泉名人検定合格,温泉ソムリエ,温泉分析書マスター。研究テーマは「全国各地の温泉分析書を現地現物確認し、源泉データを温泉地別に比較。温泉地環境と温泉資源の運用方法」
ラーメンソムリエ。

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