★食べログ記事をアップしました↓
・愛知県の外食企業共和フーズが運営。新千歳空港とアウトレットパーク岡崎店と比較。北海道ネタとタイセイヨウクロマグロ,
共和フーズ(愛知県)が運営
当店は外食産業である㈱共和フーズの運営店。愛知県内にまぐろや石亭、一心、もりもり寿司、まる辰、漁船丸、海鮮丼大幸魚類を出店しているので馴染みもある。
同社の「いきいき寿司」ブランドはららぽーと東郷店の他にアウトレットパーク岡崎、ららぽーと海老名店、三井アウトレットパークマリンピア神戸店、りんくうプレミアムアウトレットにも出店。
アウトレット岡崎で実食した「いきいき寿司」が8月にららぽーと東郷へ出店。
新千歳空港の店とは運営会社が違う。

ちなみに新千歳空港国内線ターミナルビル2Fに出店している「札幌魚河岸五十七番寿し」は札幌市中央卸売市場水産仲卸である札幌シーフーズの店で、北海道以外では東京駅八重洲北口グランスタ八重北地下一階黒塀横丁内に札幌魚河岸五十七番寿し東京駅店を出店しているだけ。
おそらく、当店は共和フーズが「新千歳空港札幌魚河岸57番」のネーミングライセンスを取得し、仕入れも札幌シーフーズを通じて札幌市場から調達しているではと推測(私的推測です。念のため)。
岡崎店より少し手狭。
平日、しかもピーク時間帯を外しているので店内はまばらな客。ゆっくりと静かに食事ができる。
アウトレットパーク岡崎ではプレオープン初日ということもあり、北海道ネタも到着したばかりの新鮮ネタ。
東郷店はどうでしょうか?
アウトレットパーク岡崎ではセットではなく、単品でオーダーしたが今回はセットを選択。
★北海道新千歳8点盛 1980円

(上段左より)ホッケ、ハッカク、イワシ、函館ぶり、活つぶ貝、ほたて松前軍艦、いくら、たこ。

ハッカク

岡崎店で食した時と比べて鮮度感というよりも味が少々、物足りない。
トクビレ(ハッカク、Podothecus sachi)。硬い骨板に覆われた体の横断面が八角形になることから、北海道では「ハッカク」と呼ばれる。雄は成長すると第2背びれと尻びれが大きく伸びるのも特徴。北海道の太平洋沿岸やオホーツク海沿岸などに分布し、水深200m以浅の大陸棚で底生生活をする。白身ながら脂がのり、冬が旬。北海道では刺身やルイベのほか、背割りにして味噌を塗って焼く「軍艦焼き」などでも食される。

ホッケ

岡崎店で食したホッケとは鮮度感が違った。ちょっと残念。
ホッケ(Pleurogrammus azonus)。北海道のほぼ全域に生息し、成長段階や生活場所によってアオボッケ、ロウソクボッケ、ハルボッケ、ネボッケなどの呼び名がある。開き干しの印象が強い魚だが、鮮度管理を徹底したものは刺身や寿司ネタとしても流通する。北海道では、漁獲後すぐに水氷で締めて鮮度を保ち、刺身用として出荷することもある。
生食では鮮度保持だけでなくアニサキス対策も必要。魚介類は漁獲後に時間が経つとアニサキス幼虫が内臓から筋肉へ移動することがあるため、速やかな内臓除去、目視による除去、冷凍処理が対策となる。厚生労働省は事業者向けの予防方法として-20℃で24時間以上の冷凍を示している。酢、塩、醤油、わさびではアニサキスは死滅しない。

イワシ
ちょっと鮮度が気になるがセットなのでしかたない。できればニシンがセットに入っていて欲しかった。

タコ

生だこ。水だこ。
ミズダコ(Enteroctopus dofleini)。北海道全域の大陸棚に広く分布し、全長3mほどまで成長する大型のタコ。北海道では周年漁獲され、刺身、寿司、煮ダコ、酢ダコ、タコしゃぶなどに利用される。マダコと比べて表皮が柔らかくたるみ、肉質も柔らかめなのが特徴。生のミズダコを薄く切った寿司ネタでは、加熱したタコとは違う柔らかな身質と弾力を味わえる。
活つぶ貝
「つぶ貝」は単一の魚種名ではなく、北海道ではヒメエゾボラをはじめとするエゾバイ科など複数の巻貝を「ツブ」と呼ぶ。種類によって大きさや食感は異なるが、活ものはコリコリとした歯触りが持ち味。エゾボラ属など一部のツブ類は唾液腺にテトラミンを含むため、調理時には唾液腺を除去して利用される。加熱してもテトラミンは分解されにくい。
いくら
普段、イクラを注文することは、まず無い。セットについていたので食すが、特に感動は無い。
ほたて松前軍艦
これもセットなのでしかたないが、できれば肉厚のホタテが食べたかった。

函館ぶり

昨年の岡崎店実食時(10/31)は季節が同じだったものの、ブリは「羅臼産」だった。根室海峡と道南ではかなり産地が離れている。
北海道全体のブリ漁獲量のうち半分以上(年度によっては7〜8割近く)を函館市を中心とする道南の「渡島(おしま)管内」が占めていてるものの、道東エリアでも近年、天然ぶりの水揚げが増えている。
実食商品は「函館真昆布ブリ」なのかは未確認。
さっぱとした身質で赤酢シャリにはこってりタイプの羅臼ぶりが合うそうだが、この函館ぶりは鮮度も良く、食感も上々。
いきいき寿司は銀座おのでらよりも赤酢が弱めなので函館ぶりのあっさり感を邪魔しない。
単品オーダー品
★あら汁 360円
キンキのあら汁が売切れ表示だったのでレギュラーあら汁を注文。あらは少な目。

セットに入っていないネタを単品で注文しようとメニューを眺める。
山わさび鉄火巻きと山わさびかっぱ巻きが気になるが、ホースラディッシュは苦手なので断念。
ウニが2貫で1850円。産地表示もなく、注文は躊躇う。このあたりは産地・水揚げ漁港名の表示が欲しい。せっかくの北海道メニューなのにと思うが、もしかすると名古屋調達なのかも知れない。

★メヌケ 680円×2皿=1360円

2皿到着。自分では1皿しか注文していないのに?。履歴を見たらしっかり2皿入力されていた。
「メヌケ」は単一の魚種名ではなく、深い海に生息するメバル属(Sebastes)の魚を指して使われる総称。水産研究・教育機構でもバラメヌケ(Sebastes baramenuke)の別名として「メヌケ(総称)」を掲載しているほか、流通上はアラスカメヌケ(Sebastes alutus)などにも「メヌケ」の名称が使われる。深海から引き上げた際に水圧の変化で目が飛び出す姿が名称の由来とされる魚。今回のメニュー表示は「メヌケ」なので、握りに使われた種まではこの名称だけでは区別できない。
★本まぐろ三点盛1180円

当日品は「大西洋クロマグロ」と教えてもらった。
タイセイヨウクロマグロ(大西洋クロマグロ、Thunnus thynnus)と太平洋クロマグロ(標準和名クロマグロ、Thunnus orientalis)は、以前は同種の亜種として扱われたこともある近縁種だが、現在は別種として分類されている。タイセイヨウクロマグロは大西洋と地中海、太平洋クロマグロは北太平洋を主な分布域とする。
どちらも大型になるクロマグロ類で、赤身から脂の強いトロ部分まで寿司ネタとして利用される。外観や切り身だけで両者を区別するのは難しいが、そもそも別種なので、岡崎店で食した「大間産天然生本マグロ」の太平洋クロマグロと、今回のタイセイヨウクロマグロは魚種そのものが違う。タイセイヨウクロマグロは大西洋を広く回遊し、太平洋クロマグロも北太平洋を長距離回遊する。
赤酢シャリ
「銀座おのでら」ほどの飯色ではなく、ほんのり赤い。北海道ネタの味を損ねないような配慮がある。

↓ 銀座おのでら名古屋店の赤酢シャリ(天然クエと本まぐろ赤身)


赤酢は酒粕由来の旨味とコクが加わるため、マグロなど味の強いネタとの組み合わせにも使われる。一方で、赤酢の種類や配合量、米酢との合わせ方、砂糖と塩の配合によって、色、酸味、香り、甘味は大きく変わる。当店のシャリは色も酸味も比較的穏やか。
当店(札幌魚河岸57番)と新千歳空港の「札幌魚河岸五十七番」との違い
まずは前述の通り、ネタの飾り包丁などの技の違い。
味は良い。でもネタは回転寿司のようなシンプルスタイル。
新千歳空港の札幌魚河岸五十七番はもう少し飾り包丁の“ワザ”が入ったネタだったので、このあたりも相違点か。
↓新千歳空港の札幌魚河岸五十七番

シャリの使い分けについては、白身は白酢で赤身は赤酢などシャリの使い分けをするのが「札幌魚河岸五十七番」ながらも、白シャリについては未確認というか、本マグロの赤酢のみ確認して、後のネタは見るのを忘れていた。
細かいところでは、当店は卓上に醤油が置かれていること。


「札幌魚河岸五十七番」では醤油を客に使わせなくてもすむようにあらかじめ刷毛で適量の醤油が塗られた寿司を提供していたと記憶している。
いろいろな違いはあるので、当店で実食することが「札幌魚河岸五十七番(新千歳空港と東京黒壁横丁)」と同じなのかの判断は食す側の食体験に依ると思われる。
当店はあくまでも少々支払い価格が多めの回らない廻転鮨といった位置付けでしょうか。
いきいき寿司ららぽーと東郷店とアウトレットパーク岡崎店との比較
2025年実食のアウトレットパーク岡崎店はプレオープン初日ということもあって、ネタの新鮮さが際立った。
特に今回は「ほっけ」「ハッカク」の鮮度感と味は岡崎店実食時に軍配を上げる。
本まぐろ(クロマグロ)については、岡崎店が開店記念として「大間産天然生本マグロ」だったが、今回実食したららぽーと東郷店は「大西洋本まぐろ」でそもそも種が違う。蓄養なので見た目は同じようだが、実食すると違いが良くわかる。



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・2025/11/04札幌魚河岸57番 いきいき寿司アウトレットパーク岡崎

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・2026/10/18新千歳空港札幌魚河岸57番 いきいき寿司ららぽーと愛知東郷店
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