岐阜タンメン岡崎店(愛知県岡崎市)味玉トッピング。元祖タンメン屋板谷実食から15年、最後の岐阜タンメン実食からは9年ぶり。三栄たまごグループの濃厚卵まんげつ。茹でギョーザ,こんにゃく麺。「子供食堂」は「同伴お子様サービス価格で提供」の意味。

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岐阜タンメン岡崎店(愛知県)実食記

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2008年の記憶と記録。豚骨ラーメン。大量調理機である回転釜を使用して作成するスープの濃度(当時)
岐阜タンメンBBCの店舗について記事を書くために過去実食店を調べていたら、当店の記事が抜けていることに気づく。
と、いうことで今更ながらの備忘録的覚書。当時(2008年実食時)のメモ書きより抜粋転記。

目次

元祖タンメン屋板谷(総本店)

 岐阜タンメンが「元祖タンメン屋」という屋号で展開していた頃に「板谷(総本店)」で初実食したのが2009年。


その後、元祖タンメン屋と岐阜タンメンの両方併記時代の2013年に今伊勢店(愛知県一宮市)で、2015年に大垣店で実食したのが最後。
↓ 今伊勢店(2013年)

↓ 大垣店(2015年)


よって9年ぶりの岐阜タンメンです。

 平日、午前11:20着。さすがにこの時間帯は駐車場に余裕がある。
それでも店外待ち3組。その後も客は増え続け11:30で10組程度が店外待機。
店内に入ると店外待機が多い理由が判明。席数が少ない。まるで都会の駅前店のよう。
隣地の同業店が某人気YouTuberのおかげで行列で有名な店(最近は以前ほどでもないが)なので,それに対抗?と勘ぐりたくなるような状況。

 3番目だったのですぐに呼ばれたが、食券を買ってもう一度並びなおすシステムらしい。
前客が時間をかけて券売機を操作しているので待っている間に店内の掲示を眺めていたら、「三越伊勢丹でも展開中(新宿店)」という表示を発見。一瞬、伊勢丹新宿店のテナントになった?と思ったら、扱っている卵のことでした。
三栄たまごグループの「濃厚卵まんげつ」。


 当店がある井田南町にほど近い日名西町に三栄たまごグループの三栄鶏卵岡崎GPセンターがあるため、洗卵したての物流も容易。
と、いうことで「味玉」をトッピング。

 当店を訪れた目的の一つに「子供食堂100円」の確認があったが、残念ながらまだ開始前の様子。ホームページのメニューには掲載されていたが・・・。
↓ 岡崎店実食時のメニュー

↓ ホームページ掲載の岡崎店メニュー


取り組みは開店後、順次開始らしい

気になるのは「大人同伴」が条件のようなので、食事に困っているお腹を空かせた子供に提供する本来の「子供食堂」とはちょっと違う印象。子供食堂というよりは「同伴の子供サービス」と表示した方がわかりやすいように思う。今後の展開に期待。

★タンメン味玉トッピング

 タンメンは炒めた野菜や肉をトッピングにした麺料理。
岐阜タンメンは久々に食べたが、やはりニンニクが気になって。どうもニンニクは自身の食後の呼気と臭気が気になるので苦手。
それを除くと他店との「味の差異化(×差別化)」ができていて好印象。
トッピングが多種であることも人気の理由かもしれない。さらに「当店オリジナルメニュー」があるのも同チェーンのウリで、岡崎店は「茹でギョーザ」。
注文していないが、画像からすると水餃子の味付きといったところか。
こんにゃく麺」も気になる。
それと、カウンターに置かれているサービス品の「酢もやし」には内堀醸造の酢を使っているという表示。内堀醸造ファンとしては嬉しい情報ですね。グッジョプです。

 ネックはやはり席数不足か。岐阜タンメン共通の仕様とはいえ、行列前提というのは私の性分に合わない。
残された人生が短い前期高齢者にとって「待ち」は最大のムダ。

いつも言うように「待ってまで食べたい料理は皆無」。

でも今回くらいの待ちだったら良いかも(^ー^)。

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タンメンについて

“タンメン”は中華料理「湯麺」を日本食にアレンジした麺料理。
一般的にはニンニクと野菜類を炒めたものをラーメンの上にトッピングした形状のものが多い。味は基本、鶏ガラに塩味スープ。
発祥本地としては横浜中華街説があるが、全国に“我が町のタンメン”が存在する。
岐阜タンメンはそういった“我が町タンメン”系ではなかったが(創業者が岐阜に恩義に感謝する意味を込めて命名)、利用者が勝手に“岐阜の味”として認知した経緯がある(私的印象)。

ばりばり軒の従業員のまかないで、豚骨に飽きたことで作ったスープが意外に美味しかったというのが元々のスタート。
博多らーめんばりばり軒(一宮店,津島店現在も営業中)+タンメン専門店 板谷(稲沢市)だったが、タンメンをメインにする店を岐阜に出店して「岐阜タンメン」になった。
よく似た料理にチャンポンがあるが、麺とスープ味が異なる。
また、たま~にタンタンメンと間違える人がいるが、タンタンメンは昔、中国で天秤棒に担いで売り歩いたことを由来としているため「担担麺」あるいは「担々麺」と表記する、日本風にアレンジした四川中華料理。
普通に「たんたんめん」を入力して変換すると「々麺」と変換されるため、誤字注意。
誤字ではなく「出店地に平らか(坦は“平坦”“たいらか”“安らか”等の意味がある)に浸透する」という理由で“坦々”とした」と言う店もあるので一概には誤字とは言い切れないが、単独店や全国チェーン店で「々麺」と表記したメニューを発見した時は思わずニッコリ。
店名に“”はつけてもメニューは“”としておいた方が無難。

~「々麺」は丼の表面が平ら、すなわち平坦なので「」なんだろうか。
いやいや、天秤棒を担いで売り歩いたから「担々」となったことをもしかして知らない?
いやいや、実は中国四川省で天秤棒で担いで売り歩いたのは「擔擔麺」であって、日本式のタンタンメンとは別物だ。よって、四川省から来日された方が誤解しないようにわざわざ「」と命名したのではないか(過去記事より抜粋)~

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岐阜タンメン岡崎店(愛知県岡崎市)
愛知県岡崎市井田南町2-1
℡0564-79-2040
 営業時間
10時30分~翌3時 (ラストオーダー2:30)
 駐車場 あり
 備考 2024/8/26オープン

◆関連記事

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2009/11/29タンメン専門店 板谷(稲沢市)

2013/12/22元祖タンメン屋今伊勢店

2014/07/09博多らーめんばりばり軒津島

2015/08/23元祖タンメン屋大垣店(岐阜県)

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この記事を書いた人

食彩品館がゆく」は食彩品館とTMGP合同記事。
商業施設と観光。時々神社仏閣。日本温泉科学会員、日本温泉地域学会員、温泉観光士,温泉名人検定合格,温泉ソムリエ,温泉分析書マスター。研究テーマは「全国各地の温泉分析書を現地現物確認し、源泉データを温泉地別に比較。温泉地環境と温泉資源の運用方法」
ラーメンソムリエ。

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