療養泉基準値超えの二酸化炭素含有量。“本当の”炭酸泉 奥田屋(岐阜県下呂市)下呂を越えて飛騨小坂へ行く理由。泉岳館,ニコニコ荘,飲泉場,富士神社,薬師堂,雪景色。

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美味しい料理と感じた理由。療養泉基準値超えの二酸化炭素含有量。“本当の”炭酸泉 奥田屋(岐阜県下呂市)下呂を越えて飛騨小坂へ行く理由。

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下呂を越えて飛騨小坂まで行く理由

 この2年程、ほぼ毎月、全国の温泉地へ出かけている。飛行機だったり、電車だったり、バスだったり。同行者は妻と二人だったり、子供(と、言っても成人)と3人旅、あるいは一人旅。
「近くでどこか良いところへ行きたい。(子供の趣味の乗り鉄を兼ねて)できれば在来線鉄道利用」といういつもの妻の曖昧な要望に対して、ずっと温めていた温泉地をすぐに提案した。
下呂温泉から高山方面へ在来線で30分ほどの場所にある飛騨小坂駅至近の「湯屋温泉」。

以前、飛騨小坂からさらに奥の御岳山の中腹、標高1800mの地にある濁河温泉を訪れた際の帰りに巌立峡の滝巡りをしたことがあり、飛騨小坂温泉郷のひめしゃがの湯(下島温泉)で当地の湯屋温泉の二酸化炭素泉のことを知る。
以来、当地の再訪を密かに狙っていました。

・ひめしゃがの湯2018/08/26撮影


がんだて公園(岐阜県下呂市小坂町)と巌立

がんだて公園と小坂の滝巡り2018/08/26撮影

 下呂温泉は「日本三名泉」と自称し世間からもそう呼ばれているが、温泉好きからは「日本三古湯」と、歴史的に価値のある温泉地という位置付けで呼称されることがある。“名泉”ではなく“古湯”。
下呂の温泉観光地としての価値は絶大であるが、特徴的な湯質を求める温泉好きにとっては物足りない温泉という印象。(個人の価値観です)

二酸化炭素成分の魅力と表示違反事例

二酸化炭素泉(旧泉名:炭酸泉)とは

 今回、宿泊する「湯屋温泉」は日本でも有数の「(旧泉名)炭酸泉(含二酸化炭素泉)」の温泉地です。
ヨーロッパでは主力となる炭酸泉の温泉地は日本では少ない。
日本の炭酸泉温泉地でも、訪れて温泉分析書のデータを確認すると療養泉基準値に届かない成分数値だったりする“なんちゃって炭酸泉もどき”が結構、あったりしてガッカリという経験が何回かある。
温泉案内書や旅行サイトでも温泉分析書まではチェックしていないとみえて、療養泉ではない温泉に療養泉名称をつけて表示したりすることもあるため、訪れる前の温泉分析書の確認は必須作業となってしまっている。
「温泉分析書を公開していない」「温泉法の表示義務を公開していない」施設は何か隠し事をしているのかと疑ってしまう。
また、環境省が推奨している「努力表示項目」まで表示している施設は信頼できるという経験則があります。例えば「日本温泉協会」や「純温泉協会」に加盟している施設は信頼できます。特に純温泉協会の浴槽についての表示公開の姿勢は立派だと思います。

参考】「温泉」と「療養泉」の違いや「温泉分析書」って何?という方のための記事↓
老舗旅館の「本物の温泉」説明(食彩品館がゆく記事)

 【参考】地中から沸いた地下水が「温泉」、さらには「療養泉」と表示可能な基準値
 ↓ 温泉基準数値以上が「温泉」。簡単に表現すると、温泉は冷たい温泉(成分量で温泉となる)も、温かい温泉(25℃以上)もあるということになる。

 ↓ 温泉の中でも療養効果が期待できる(効能ではない)成分と基準値以上で「療養泉

※療養泉のひとつである「単純温泉」も立派な療養泉の一つであり、25℃以上の泉温があれば成分に関係なく療養泉となるが、溶存成分(ガス性除く)が1000mg未満の温泉が「単純温泉」。該当しないものは「温泉法上の温泉(療養泉ではない温泉で泉質表示及び適応症表示ができない)」となる。その「温泉法上の温泉(療養泉ではない温泉)」単純温泉と表示している事例があるので要注意。

含二酸化炭素泉(旧泉名:炭酸泉)と“自称”炭酸泉の違い

 飛騨小坂駅からは宿の送迎があるので、実質的な交通費は電車賃のみ。往復約5,000円少々の旅。
名古屋駅からJR高山線下呂経由で飛騨小坂駅まで約3時間12分乗車。岐阜駅での乗換時間を含めると約3時間30分程度。名古屋から特急利用ならば1時間短縮できるが、料金は倍になる。

 湯屋温泉を含む「飛騨小坂温泉郷(湯屋・下島)」の平均遊離炭酸濃度は1,237ppm(平成24年時温泉分析表下呂小坂の天然炭酸泉.comより )で、どの宿も含二酸化炭素泉と表示できる療養泉基準値の1,000mgを超えていることが期待できるというのも特徴。
以前、「ラムネ泉」「炭酸泉」と自称しながら、行ってみたら療養泉基準値以下ということもあったので、基準値超えは大変、貴重だし、嬉しい。
「(温泉基準値の)250mgを超えたら炭酸泉と温泉法で定義されている」や「400mgを超えたら炭酸泉」と生成AIの引用ミスや過去の文献参照だったり、他のサイトからの転記だったり、「温泉法(温泉の保護や適正な利用と表示規定)」と「鉱泉分析指針(温泉と療養泉の泉質・成分の基準値を規定する行政指針)」の混同、宿の思い違い等々が理由でもある。
源泉で二酸化炭素が1,000mgを超えないと法的には療養泉とはならないので要注意。

「“炭酸泉”表示と宣伝で消費者庁の措置命令」の事例


 以前、療養泉基準値1,000mg以下の温泉を「炭酸泉」と表示して宣伝したところ、消費者庁から措置命令を出された旅館がありました。

・株式会社▢▢▢に対する消費者庁による措置命令事例(平成25 .6.4)
(平成25年度措置命令№6より抜粋)

具体的に、どのような表示や表現をすると措置命令を受けるのかは消費者庁にて公開されているが、ここでは旅館名や温泉名は伏字とさせていただきます。(あくまでも事例なので、「炭酸泉」表示だけの場合がただちに措置命令となるわけでもなさそうだが、とりあえず、近隣の行政機関に相談するという方法もあります)
消費者庁の措置命令内容と命令を受けた施設の対応について、他山の石としていただくために記録しておく。

浴槽の二酸化炭素残存成分量が気になる


  二酸化炭素成分が濃い源泉といえば、現在は廃業されているが、今回宿泊した奥田屋から飛騨小坂駅に向かう途中にあった「湯屋温泉 合掌苑」の二酸化炭素成分数値は推定日本最大クラスの驚異の7,909mgあったという記述が残っていたりする。(学会論文等では未確認)


 ただ、二酸化炭素はガス成分なので、地中から湧き出た時点で多くは空気中に拡散する。特に高温の状態では顕著で、有名な玉川温泉でも源泉において含まれる二酸化炭素1,441mgは浴槽までの500mの湯桶の途中で硫化水素ともども消失し、浴槽では検出されないということが「湯治の手引き(改訂版)」で日本温泉科学会前田眞治会長が紹介されている。
いくら源泉湧出地の温泉を分析したデータに高濃度と表示されていても、浴槽で少なくなっていれば、せっかくの療養泉として価値が無いとまでは言えないが、残念な温泉入浴体験となってしまう。

 また、二酸化炭素泉の評価は源泉の成分データだけでなく、含まれる二酸化炭素の“質”も大事になってくる。
温泉地全体の二酸化炭素含有量が平均1,000mgを切る777ppm(天然炭酸泉.comより)の長湯温泉(大分県)が「炭酸泉日本一」と古くから呼称されるのは、療養泉として質の高い二酸化炭素である「飽和量以上の二酸化炭素」を多く含むからと言われている。
例えば、32度~35度程度の低めの源泉を加熱せずに足元湧出した二酸化炭素泉は、気の抜けた成分数値高めの炭酸泉よりも「濃い」と感じることがある(らしい)。

↓ 【参考】シードル様資料より


 体温より高い36℃から40℃が二酸化炭素泉の「最適泉温」で、療養泉基準値の1000mgを超えた温泉が「高濃度・最適温泉」とされています(同社計測実数値と温泉分析書数値による)
これによると“炭酸体感日本一の炭酸泉”と称される「七里田温泉下ん湯(大分県竹田市)」や、「山香温泉風の郷(大分県杵築市)」などが高濃度・最適温泉と評価されているようです。

 源泉温度の低い二酸化炭素泉を成分を保ったまま加温する、炭酸泉専用の加温システムであるカーボンウォーマーは湯屋温泉のとなりの下島温泉の「ひめしゃがの湯」に導入設置され、加温源泉1,500mg、浴槽温泉1200mgを実現と紹介されています)
また、湯屋温泉の泉岳館はゆっくり加温することで炭酸ガスのロスを抑制している(らしい)。

↓ ひめしゃがの湯2018/08/26撮影

「泡立ちの誤解」

 ところで、炭酸泉の泡感について。
私も誤解していたが、先日、ある温泉勉強会で大学の研究者から「炭酸泉でも他の成分との関係や処々の影響で泡が出ないことがあったり、逆に、成分が少なくとも泡立つことがある」ということを教えていただいた。
さらに「泡立ちが好きなら人工炭酸泉で良い」ということでorz。
前述の「カーボンウォーマー」で泡立ち化した温泉もあるのでこの辺りは肌体感派の方々にお任せと言ったところでしょうか。

「宿選びと支払い金額」

 湯屋温泉には3軒の宿が固まって営業されていて、その中から温泉分析書や施設データを確認し、その他温泉書籍を読み漁って選択したのが「奥田屋」さん(あえて“さん”付けです。マナー違反ではなく)。
温泉分析書の源泉成分データではニコニコ荘に優位性があり、宿の装飾・雰囲気では泉岳館、浴槽の印象では奥田屋といった私的想像からの選択なので、他人様にはあまり参考にならないことを念のため記しておく。
そして、いつものように妻が最終決定。「安いトコで良いよ」。
先日、娘が有馬温泉で10万円近くの宿に泊まったと言っていたことを引き合いに出して交渉したが、たまにしか自己主張しない妻の意見には従った方が良いという40年来の教訓もあるため、今回は3人宿泊で2食付きで33,000円(税抜)。一人当たり11,000円(税抜)の当宿に決定。
支払い価格は36,750円 (消費税・入湯税込)。12,250円/人(税込)。

食事が期待以上

 宿には申し訳ないが、滞在施設としては快適とは言えず、特に廊下が寒い。男性浴槽まで遠い。寒いが文句は全くないどころか、結果として謝礼を包みたいくらいに、私にとっては価値があった。

 まずは食事のことから。
最近、温泉宿の食事を美味しく食べられないことが多々あり、周辺に料理店がない場合は食事なしで宿泊を選択することがある。特に一人旅では宿以外の食事を楽しむことが多い。
理由は団体食的料理(調理から時間経過したり材料の価値や手間が乏しい)が苦手な上、歳をとるにつれ小食になってきていることもある。
とはいえ、量を食べることができないのでバイキングではなんとなく損した気分になったりするという我儘な事情も。
それなら支払い金額を多くして高級宿に宿泊して高品質・高付加価値の懐石料理や三ツ星レストランを選択すれば良いだけだが、料理の素材への投資には惜しみないものの、施設や料理の高級感には支出金額程の満足を得られない悲しい性分。

 そんな事情で、「その土地の物を郷土料理的なメニューで少量いただければそれで良い」。 今回はそんな私の性分にピッタリな料理でした。

★夕食

 まずは椅子の毛布がお出迎え。寒い地方ならでは。窓の外は雪景色。
食堂には2組のみで離れて卓が用意されている。

右にイワナの刺身。左に飛騨牛のコンロ。

小鉢もなかなか良い。

イワナの刺身は今まで食したモノと比べて絶品。

妻は川魚が苦手で、いつもなら当方が2食分をいただくのが常ながら、今回は1人前のみとなった。
「美味しい」と言う。
初めて聞いたなぁ。川魚の刺身で妻の誉め言葉。
天然ものに存在する各種寄生虫のリスクも、養殖品では低減。そういうこともあって信州・飛騨方面の宿では養殖サーモンや養殖イワナの刺身が提供されることが多い。
当宿提供のイワナ。「鮮度が良いから」という理由だけでは無い、何かがあるのかも知れない。
思わず「旨いっ」と呟くと家族が相槌。
このイワナの刺身は見事でした。

 そして、イワナの塩焼きも旨いッ。

イワナの塩焼きは山間部の旅館の定番で何回も食してきたが、これは素晴らしい逸品。
至って普通のイワナなんだけど、何故、こんなに美味しいのか?。刺身同様に鮮度管理や下処理の技術力の差なんだろうか。
これは嬉しい誤算。
価格的にまったく料理には期待していなかっただけに感激。

 さらに驚く品が提供された。

蕎麦がき。蕎麦粉を熱湯で捏ねるだけだが、これに飛騨仕様でくるみ味のタレをつけている。
これも旨い。素晴らしい。

 牛肉の朴葉味噌焼は飛騨牛だし、コスパというあまり品の良くない表現を使いたくなるほど。


そして待望の蕎麦きり提供。

良いねぇ。
温泉旅館の料理を次々食べることに嫌気がさしていたのはつまるところ、料理が美味しくなかっただけの話なのかと、今更ながら納得。 

 温泉目的での当館選択なのに、料理が素晴らしかったのは望外の至福。

★朝食

妻が楽しみにしていた朝粥。
美味しいねぇ。
炭酸泉の宿らしい朝食に満足。

◆温泉

源泉名 あけぼの泉(温度)
泉質名称
含二酸化炭素-ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉
(低張性-中性(ph6)-冷鉱泉)
溶存物質(ガス以外)5,322mg
成分総量 7,651mg
(温泉の泉質や成分の紹介をする時に“溶存物質(ガス以外)”の記載は必須です。温泉マニアの方々にお願いします)
分析日 2019/03/08

☆温泉基準値超成分(基準値)→分析数値

溶存物質ガス以外(1000mg)→5,322mg
リチウムイオン(1mg)→5.9mg
フッ素イオン(2mg)→3.7mg
メタケイ酸(50mg)→52.9mg
メタホウ酸(5mg)→89.7mg
総硫黄(1mg)→1.3mg

★療養泉基準値超成分(基準値)

溶存物質ガス以外(1000mg)→5,322mg
遊離二酸化炭素(1000mg)→2,327.6mg

 療養泉として表示可能となった基準値超えの成分は「溶存物質(ガス性除く)」と「遊離二酸化炭素」のふたつの項目。
特に、遊離二酸化炭素が2,327.6mgというのは立派な数値です。療養泉基準値(1,000mg)超えで源泉が地中から沸きだした時には正真正銘の炭酸泉(旧泉名)
湧出後のガス成分が浴槽までに届くまでにどの程度残っているかは不明ながら、二酸化炭素が療養泉基準値の約2倍超ということと、源泉湧出地から当館までの引湯距離が30mで、加温は熱交換方式。ボイラーでの加熱もないため(宿での聴き取りによる)、二酸化炭素成分の何某かの残存分が浴槽まで運ばれている?ことに期待できる。
それでも、足元湧出や長湯温泉(大分)のような適温の飽和量以上の二酸化炭素泉のような評価まではなかなか難しい。

 温泉分析書と別表は男性風呂へ向かう途中の廊下に掲示されていた。女性風呂側にあるかは未確認。妻に聞いたら「わからない」ということです。
気になるのは温泉分析書別表に温泉の利用・運営方法が表示されていないこと。
表示されていないということは「加水・加温・循環・入浴剤・消毒をしていない」ということになる。
当温泉の場合、熱交換による加温をしているため、その部分の表示は必要かと思われます。
どこかに別途、表示されているのかもしれませんね。聞けば良かった。

↓ 温泉法施行規則改正の概要(環境省資料)

※上記の内容が別表に表示されていれば、温泉分析表そのものの表示は義務ではありません。また、禁忌症表示は義務ですが、適応症(×効能)は表示義務がありません。このあたりも誤解が多いようですね。

↓ 環境省 温泉の入浴について(一般向け)

浴槽

 昨今は盗撮疑惑のため撮影機器の持ち込みは厳禁で、持ち込んだ時点で盗撮疑義ということが言われている。
↓ 某 有名旅館の警告文(奥田屋さんではありません)


昔のように風呂に入ってピ~ス撮影なんてできないご時世。
(している人を非難している訳ではありません)
それでもこの浴槽は撮影したい。と、いうことで宿にお伺いをしたところ、無事、撮影許可
ありがたいです。

当温泉の特色は炭酸泉の源泉をかけ流しで運用している浴槽があること。
源泉温度はなんと9℃。
↓ 手前は熱交換(宿談)で入浴に適した温度の浴槽。奥は源泉浴槽。色の違いがわかるでしょうか。手前は加温浴槽です。

 ボイラー炊きではない(宿談)ので二酸化炭素の減衰に期待できるが泡感は無い。
基本、二酸化炭素は地中から沸きだした時点で拡散してしまうという、はかない運命。
それでもお湯に残っている成分を味わうには少々、物足りないと思う人のために用意されたのが源泉風呂。
湯屋温泉では当館だけの贅沢浴槽です。
↓ 奥から撮影。今度は手前が源泉浴槽。源泉は右側よりボコボコ自噴。少しお湯色が濃いのは温泉基準値10mgにはわずかに届かないものの、鉄分9.6mgが酸化されているため。色の濃いのはエージング(酸化)が進行中ということで、エージングされたお湯を追い出すように新湯が投入されれば、鮮度良く、成分にも期待できる還元系温泉。
当湯は昨今、人気のドバドバ温泉ではありませんが、当日のように2家族(男性3名)のみの入浴客だけであれば、鮮度良好の湯につかることができます。
大事なことは「お湯が新鮮」で「入浴客が少ない」。循環と消毒は衛生事故防止にはなるが、成分には期待薄(私的印象です)。

 難は「冷たい」。
以前は源泉温度15℃程で、夏季ならばなんとか我慢して入浴できたらしいが、今は冬。しかも源泉温度が9℃
手を突っ込んでいるとだんだん感覚が無くなる。意を決して、片足を入れ、両足を入れ、さあ肩までつかるぞと思ったが途中で何回も断念。冷水風呂に慣れている人じゃないと時間温浴は難しい。

↓ オーバーフローの量が少ないように思うが、当日の男性風呂入浴客は計3名なので還元系の新鮮なお湯。源泉の自噴音が響き渡る

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この記事を書いた人

食彩品館がゆく」は食彩品館とTMGP合同記事。
商業施設と観光。時々神社仏閣。日本温泉科学会員、日本温泉地域学会員、温泉観光士,温泉名人検定合格,温泉ソムリエ,温泉分析書マスター。研究テーマは「全国各地の温泉分析書を現地現物確認し、源泉データを温泉地別に比較。温泉地環境と温泉資源の運用方法」
ラーメンソムリエ。

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