2023年元日旅行(京都舞鶴~天の橋立~京丹後)。元日にチョイと贅沢一人旅。京丹後の丹後温泉はしうど荘で間人蟹(タイザガニ,ズワイガニ,松葉ガニ)何故“たいざ”,幻の理由,浅茂川漁港,大善ガニ,へしこ工房HISAMI,西国巡礼特任先達,舞鶴引揚記念館,天橋立,成相寺,松尾寺,

【この記事は食彩品館.jpがアドバイザーとして契約している「田中流通総合企画 代表」が投稿した記事です】

食彩品館.jpと田中流通総合企画との委託業務契約

目次

2023年元日旅行(京都舞鶴~天の橋立~京丹後)

これも一つの系統。「総本家広瀬家特製ラーメン」による“第一旭”。第一旭西舞鶴店(京都府舞鶴市)スペシャルラーメン並690円,引揚桟橋,舞鶴引揚記念館,平桟橋,平湾,舞鶴クレインブリッジ,松尾寺,西国巡礼11巡拝,

 2022年はいろいろとありました。
40年以上に及ぶサラリーマン生活を卒業、新たに事業を起こし、なんとか起動に乗りつつある近況。
プライベートでは100歳目前の母を急性膵炎で亡くすという不幸がありました。
それでも、5月以降の知床・釧路湿原(北海道)から始まり、12月の湯布院(大分県)・黒川温泉(熊本県)まで、全国各地をほぼ毎月訪れて温泉や美味しいものをいただく機会が増えたことで、事業を通じて日々の生活を充実させることができたのはまさしく僥倖。

 今回はコロナ禍の中、中断していた西国巡礼第11巡目の完拝。残すところ、二寺で、松尾寺(京都府舞鶴市)と成相寺(京都府宮津市)。
京都府でも日本海に面す二寺参拝時は滋賀県の琵琶湖に浮かぶ竹生島と合わせてとなることが多く、宮津市に到着時は参拝時間ギリギリになることもあって、結構、慌ただしい。
最後ぐらいはゆっくりしたいということもあり、2022年末の兵庫~京都~滋賀の巡礼時に琵琶湖の竹生島に初日と最終日の二回渡航して竹生島宝厳寺の11巡目を参拝完了している。

 午前中に二寺の参拝をすませ、11巡拝を完了。成相寺で大先達御朱印軸の三十三所5巡拝完了を確認依頼し、大先達の次の「特任先達申請書」の寺院確認書に印鑑をいただいた。

↓ 第一順目 朱印帳

↓ 先達朱印軸(二巡拝~六巡拝)

↑ 先達朱印軸と大先達朱印軸(七巡拝~十一巡拝)2007年から2023年

↓ 西国三十三所巡礼寺院と番外寺院

↓ 朱印軸・散華・朱印掛軸・白衣(判衣と笈摺)

↓ 特任先達昇任で特任先達の帯巻、新たな朱印軸↓ 頭陀袋も更新(黄から赤へ)

京都府舞鶴市

青葉山 松尾寺

  • 所在地  京都府舞鶴市松尾532
  • 宗派 真言宗醍醐派
  • 開基 和銅元年(708年)、唐より渡来した威光上人による創建と伝えられている。霊峰・青葉山の中腹に位置。
  • 西国三十三所 第29番札所
  • 本尊 馬頭観世音菩薩(秘仏)
    • 西国三十三所観音霊場の中で、唯一「馬頭観音」を本尊とする寺院です。
    • 観音の威徳により農耕・畜産、水産・漁労、交通安全の守り本尊として広く信仰。また、馬に縁があることから競馬関係者や車馬交通の安全を願う参拝客も多く訪れる。

文化財
 国宝 絹本著色普賢延命像
 平安時代(12世紀)に制作された仏画で、美福門院の持念仏と伝わります。舞鶴市内で唯一の国宝指定文化財。

 重要文化財 木造阿弥陀如来坐像
 鎌倉時代の名工・快慶(かいけい)の初期の作であることが判明している貴重な像。

 重要無形民俗文化財 松尾寺の仏舞
 毎年5月8日(旧暦4月8日)に奉納される伝統行事で、越天楽などの雅楽に合わせ、大日如来・釈迦如来・阿弥陀如来の面をつけた舞人が舞う。

建造物・天然記念物

 江戸時代の享保15年(1730年)に修築された本堂や仁王門、経蔵が京都府指定有形文化財となっています。境内には、元永2年(1119年)に鳥羽天皇が植樹したと伝わる大銀杏(舞鶴市指定天然記念物)があります。

    舞鶴引揚記念館周辺

     引揚記念公園内に位置する歴史博物館。

    • 京都府舞鶴市字平1584番地(引揚記念公園内)
    • 運営主体 舞鶴市
    • 開館 1988年4月(2018年4月に全面改装)

     1945年(昭和20年)の第二次世界大戦終戦に伴い、旧満州や朝鮮半島、南太平洋などの外地に残された約660万人の日本人の本国送還(引き揚げ)が開始された。
    舞鶴港は日本海側の主たる引揚港として指定され、1945年から1958年(昭和33年)に最終の引揚船が入港するまでの13年間にわたり、約66万人もの引揚者および戦後強制抑留(シベリア抑留)からの帰還者を受け入れた。

    同館は、シベリア抑留の過酷な体験や引揚者の労苦、そしてそれらを温かく迎えた舞鶴市民の史実を継承し、平和の重要性を次世代に伝える目的で、1988年(昭和63年)4月に開館。
    訪れた2023年1月1日の前月12月9日公開された「ラーゲリより愛を込めて」(二宮和也主演)のことだけでなく、40年以上前に大学の卒論に強制収容所について言及したこともあったので、是非とも訪れたいと思っていた。
    残念ながら正月休みということで、周辺を散策して、帰国側・待機側の心情に思いをはせる。

    展示と所蔵資料の特色

    収蔵資料は約16,000点に及び、そのうち約1,000点が常設展示。

    • ユネスコ「世界の記憶」(世界記憶遺産)登録資料
      2015年(平成27年)10月、同館が所蔵するシベリア抑留および引き揚げに関する資料のうち570点がユネスコ「世界の記憶」に登録された。代表的な資料は以下の通りです。
      白樺日誌」、「手作りのメモ帳」、「俘虜用郵便葉書」、岸壁の母」関連資料。
    • 抑留生活の再現展示と収容所資料
      収容所(バラック)の模型や、抑留者が実際に着用していた外套・ブーツ・食器類などの生活用具が展示されている。

    第一旭西舞鶴店

    ・JP記事 2023/01/03これも一つの系統。「総本家広瀬家特製ラーメン」による“第一旭”。第一旭西舞鶴店(京都府舞鶴市)スペシャルラーメン並690円,引揚桟橋,舞鶴引揚記念館,平桟橋,平湾,舞鶴クレインブリッジ,松尾寺,西国巡礼11巡拝,

    京都府宮津市

     天橋立の展望所は3ケ所あり、有名なのは天橋立ビューランドから眺める「飛龍観」。
    北側の成相山中腹の傘松公園から眺める「昇龍観」。そして、天橋立雪舟観展望所からの横一文字に見える景色が有名。

    ↓ 飛龍観(左)と昇龍観(右)

    ↓ 雪舟図(左)と雪舟天橋立横一文字(右)

     今回の旅は時間に余裕があるので天橋立に寄り道

    天橋立ビューランド「飛龍観」

     天橋立駅(文珠側)から徒歩圏内に位置する「天橋立ビューランド」は、文珠山の山頂に整備された展望施設。山頂へはモノレールまたはリフトを利用して移動。

     ここからの眺望は「飛龍観(ひりゅうかん)」と呼ばれている。
    南側から天橋立を望むこの角度では、砂州がまるで天に舞い上がる龍のように見えることからその名が付けられた。
    園内には観覧車などの遊具施設や「飛龍観回廊」が整備されており、高所からの立体的な展望が可能です。

    成相山パノラマ展望所からの眺望

     成相山の中腹にある傘松公園(「昇龍観」の展望地)からさらに山道を上がり、西国三十三所第28番札所である成相寺の本堂を経て最高所付近に至ると、「成相山パノラマ展望所」(標高約470m)に到達します。また、自動車の場合は麓の丹後国分寺跡からのルートが本筋ルートで、成相寺の入場料(駐車料)で展望所まで自動車で行くことができます。

     標高約470m地点に設置された「日本一 成相山パノラマ展望所」の石碑からは、眼下に阿蘇海(天橋立の与謝野町側の海跡湖)と宮津湾を分ける天橋立の全景、さらに条件が良い日には若狭湾や遠方の山々まで見渡せる壮大な大パノラマが広がる。
    傘松公園(標高約130m)よりも格段に高い視点から見下ろすことができ、天橋立の砂州が静寂な海の上に長く伸びる造形を全貌として捉えることができます。
     展望所には「かわらけ投げ」の処が設けられていて、素焼きの小皿(かわらけ)を購入し、崖下に設置された輪を通るように投げ下ろすことで、願掛けや厄除けを行う伝統的な風習を体験できます。今まで、何回もチャレンジしているが、成功したことがない。

    成相山 成相寺

     成相山 成相寺(なりあいじ)は、京都府宮津市にある橋立真言宗の古刹で、西国三十三所観音霊場の第28番札所。元々は日本古来の山岳信仰・修験道の道場であり、霊場として信仰を集めていました。
    日本三景の一つである天橋立を見下ろす鼓ヶ岳(標高569m)の山腹(標高約330m付近)に位置します。
     今回で11回目の参拝。冬の日本海方面は雪で難所となる。特に成相寺直下の急登箇所は雪がなくとも緊張する。
     寺伝によると、慶雲元年(704年)、文武天皇の勅願により真応上人によって開かれたとされている。平安時代末期の歌謡集「梁塵秘抄」に霊験所としてその名が挙げられており、古くから格式高い霊場として知られていました。
    「今昔物語集」にも記述される有名な説話が寺名の由来となっている。
    昔、山深い草庵で修行中の僧が雪に閉じ込められ、餓死寸前に陥りました。僧が本尊に祈りを捧げると、お堂の外に倒れている傷ついた獣(鹿または猪)を見つけた。
    木喰の戒律と飢餓の間で葛藤した末、生きて修行を続けるためにその腿の肉を削いで鍋で煮て食した。
    春になり、訪れた里人が本尊(聖観世音菩薩)を見ると、観音像の腿が削り取られており、鍋の中には木屑が残っていた。観音様が僧の命を救うために自ら身代わりとなったことを悟った僧が、木屑を観音像の腿に戻すと元の姿に「成り相った(元通りになった)」ことから、「成相寺」と名付けられたと伝えられています。このことから、本尊は「身代わり観音」として信仰されています。
    山崩れによる移転と現在の本堂 創建当時の境内は、現在の位置よりもさらに高い山上に存在していました。しかし、応永7年(1400年)に発生した大規模な山崩れによって堂宇が倒壊したため、現在の場所へ移転した経緯を持ちます。(旧境内地は国の史跡に指定されています) 現存する本堂は、安永3年(1774年)に再建されたもので、京都府指定有形文化財となっています。

    主な所蔵品・文化財

    撞かずの鐘(宮津市指定文化財)
    慶長13年(1608年)に鋳造された梵鐘で、悲話が伝わることから「鳴らさない鐘」として保存されています。

    真向の龍(一般名まむきのりゅう、寺の説明はまむかいのりゅう):
     本堂内陣に掲げられている木彫りの彫刻で、江戸時代の名工・左甚五郎の作と伝えられています。正面を睨みつける立体的な構図が特徴。

    鉄湯船(重要文化財): 正応3年(1290年)の銘が刻まれた鎌倉時代の鋳物製品で、現在は手水鉢として利用されています。

    京都府京丹後市

    道の駅てんきてんき丹後

     所在地  京都府京丹後市丹後町竹野313-1
        主要アクセス  国道178号沿い
        周辺地理環境: 山陰海岸ユネスコ世界ジオパークのエリア内に位置し、近くには立岩や竹野海岸などの景勝地がある。

        地域特産品直売・物販: 地元の農産物、海産加工品、丹後地域の特産品等の販売。
        飲食施設: 地元食材を活用したメニューを提供するレストラン・フードコーナー。
        情報提供施設: ジオパークに関する解説展示および地域の観光・道路情報案内。
        宿泊・キャンプ施設: 隣接・併設エリアにオートキャンプ場(オートキャンプ場てんきてんき丹後)を保有。

     宿へのチェックインまで時間があるので、2010年に訪れている「道の駅てんきてんき丹後」へ向かい、記念品を購入。
    2010/04/18丹後半島ドライブⅠ(天の橋立~舟屋~蒲入)
    2010/04/24京都丹後半島そのⅡ(間人丹後久美浜城崎)
    (買物記事は別途アップ予定)。

     道の駅のすぐ近くにある「立岩」と「間人(はしうど)皇后・聖徳太子母子像」を間近で眺めるため、国道178号線から竹野川沿いの細い道に入り海岸方面に向かう。
    駐車場沿いの「てんきてんき橋」から立岩へ向かうと小雨が降り出したのでそそくさと撮影を済ませる。

    ↓ 立岩

    立岩の中のお地蔵様を探して撮影↓

    間人皇后・聖徳太子母子像 ↓

     聖徳太子の母である穴穂部間人皇后の“問人”は「はしうどと読む。
    蘇我氏と物部氏間の政争時に当地へ避難し、その後、都への帰還の折、世話になった村に「問人」の名前を贈る。
    村人は配慮して“はしうど”のまま使わず、皇后の御退座にちなみ問人」を『たいざ』としたと伝えられている。(京丹後観光協会より)

     その、あえて村人が配慮した“はしうど”名を冠するお宿が2023年元日の宿。

    丹後温泉はしうど荘
    京都府京丹後市丹後町間人632-1
    ℡0772-75-2212

     日帰り温泉施設を併設している民宿風の宿泊場所。

    選んだ理由はズバリ“間人蟹”(たいざがに)
    正月を実家で過ごすという家人に許可をとって単独行で当地旅行を選んだのは“幻の間人蟹”をいただくため。

    間人蟹については後でじっくりと記録するということで、まずは温泉の話から。

    ★以下温泉記録について注意事項
    ・食べ物の原材料や添加物を気にすることと同様に、自分が入浴している暖かいお湯がはたしてどのような温泉なのかが気になる方にとってはある程度参考になるかもしれません。
    ・お風呂は「入って汚れを落とすだけ」の入浴スタイルの方や温泉なんて暖かけりゃそれで良いと思っている人は一気に料理の話に飛んでくださいませ。
    <(_”_)>ペコッ
    ・また、温泉に関する意見・問い合わせ等は私ではなく公的機関の所轄部署にお問い合わせくださいませ。

     丹後半島の温泉ではちょっとひどい目(宣伝と実態が違うという温泉体験)にあったので、当温泉もあまり期待しておらず、間違いなく正月に“タグ付き”間人蟹をいただける宿というだけの理由で選定。
    ところが、その温泉が素晴らしかったことを先に記しておきたい。
    高張性の成分濃いめ温泉でもなく秘湯でも足元湧出でもないが、それを圧倒する鮮度の良いお湯(早朝1番入浴時)と景色(夜明け後)が当温泉にはある。
    日帰り温泉の営業時間中のお湯には鮮度感を感じなかったが、翌日の朝6時からの温泉利用開始時宿泊者のみの専用となり、夜間にお湯がすべて入れ替わり、誰も入浴していない鮮度の良い療養泉(ガスを除く溶存物質1,000mg/kg以上)に浸かることができた。

    ↑(撮影は入浴時間外に許可を受けて浴槽撮影)

    何よりも驚いたのは露天風呂からの眺め。曇天とはいえ、波がくだけると青い色が波間に現れ、美しい冬の景色を堪能。

    施設表示の温泉分析書

    食彩品館.jp温泉成分分析書メモ

    温泉基準超え及び療養泉基準値超え数値源泉温度(34.5℃)と溶存物質1,640mgだけだが、硫酸イオンが970mgと群を抜き、加水無しの湯を豊富に注ぎ入れている。

    尚、温泉や療養泉の成分基準値については★食彩品館.jp温泉成分分析書メモ図参照

    この“加水無し”は重要点で、日本の多くの温泉は(利用者側視点で言うと)残念ながら加水・加温・循環されて源泉の成分とはかなり異なる状態で運用されている。
    しかもどれだけ加水されているかわからない
    源泉の温度や成分は温泉基準値以上だけど加水されていたらどうなんだろうか?と疑問を持ちながらの入浴となってしまう。

    源泉は温泉だけど浴槽の湯は温泉なんだろうか?」

    また、当館はオネスティな表示をしているが、他旅館の中には「源泉掛け流し」と謳っていても「はたしてそうなの?」という事例も散見するし衛生管理についても疑問視する事例がある。
    当温泉は加温され、循環ろ過されているものの、加水無しということがせめてもの慰め(私にとって)であり、療養泉基準値である源泉の溶存物質1,000mg/kgを超えた立派な泉質名付の源泉
    ただし、源泉地から数Km引湯し、加温・循環しているので浴槽内の湯水が温泉基準や療養泉基準を満たしていることを高度に担保できる浴槽の温泉分析書は不明不知。

     当源泉の泉質名であるナトリウム・カルシウム-硫酸塩温泉は切り傷、高血圧症や動脈硬化症、脳卒中、慢性関節性リウマチ、外傷や皮膚病に効果があるとされる。
    当温泉は低張性であるため、成分濃いめの高張性泉と違い、湯あたりしにくい特徴を持つ。と、いうこことで到着時、夕食後、就寝前、翌朝と4回入浴。
    風景と鮮度の良い温泉ながら源泉住所は少し離れた丹後古代の里資料館付近からパイプ引湯とのこと。
    ↓源泉地付近の住所を翌日(1月2日)訪れた

    温泉は源泉の成分分析書だけでなく、「足元湧出」「自噴」「動力揚湯」「大深度掘削泉」「引湯」「運び湯」などしっかりと表示以外の内容を確認しないと自分がどのような温泉に浸かっているのかわからない。

    【参考資料】
    環境省ホームページ「温泉の保護と利用」

    ↓ 「温泉法改正のあらまし」より(2007年)
    加温・加水・循環ろ過・消毒実施については表示義務だが、加水量は自主的掲示にもなく不明のまま。浴槽の成分分析は気温環境変化に合わせて温度調整されていたり、人の入浴等により成分の変動の把握が難しいのがその理由の一つ。
    例えばお湯の入替時に入替前と入替後の分析表示を第三者機関が調べる等の対応も必要かと思っています。経費をどこが持つかが課題だけど。


    【ご参考資料(2004年の古い資料で、事例が2007年の温泉法改正につながる)】環境省「温泉表示問題に対する公正取引委員会の取組

    療養泉としての適応症表示を行う場合、適応症が源泉を基準に判断したものである場合はその旨を明瞭に表示し、浴槽内の湯を基準に判断したものであるとの誤認を消費者に抱かせないようにする必要がある。
    ・浴槽内の湯について適応症表示を行う場合には,消費者が実際に利用する浴槽内の湯が療養泉としての基準値を維持していることを確認する必要がある

    資料の別紙2には過去の指摘事例が掲載されていて参考になるので温泉好きは一読願いたい。

    当温泉はきちんとした表示をされていが“療養泉”という表現には注意と配慮が必要。

    *****************

     さて、夕食の前に翌日の朝食の話から。

    小食の当方にとっては十分すぎる量の朝食が提供された。おまけに正月なので雑煮もつく。
    その中で“オッ”と思ったのが「へしこ」。

    普通の濃いめのへしこと違い、あっさり系で食べやすい。
    ↓ へしこ工房HISAMI

     さあ、ようやく本題の「間人蟹」。
    幻の理由は間人港の蟹漁は小型船5隻で漁獲量が少ないから。大型船に比して小型船は荒天の多い(イメージですが)冬の日本海での操業に影響を受けやすい。
    そして、他の松葉ガニ水揚げ港と違って、午後4時からのセリまでに水揚げされる日帰り漁活蟹が新鮮であることや好条件の漁場が比較的近くにあることなどがあげられる。

    ↓間人魚港にて。2023年1月2日撮影(セリ以外)

    (左から)愛新丸,海運丸,蓬莱丸,大有丸,協進丸,

    さらに希少価値のある浅茂川漁港(京丹後市網野町)の「大善ガニ(だいぜんがに)」の漁船である「大善丸」も探索しています。
    ↓ 浅茂川漁港の市場 2023年1月2日

    ↓ これが大善丸。(#^.^#)

     間人ガニだけでなく、大善ガニも探したが見つからない。

    ↓ 平七水産

    ↓ まるなか水産

    魚政


     どこも活の間人蟹はなく、唯一発見した大善ガニは鮮度落ちで息絶え絶えの状態で販売不可とお店から断られてしまった。

     間人ガニの話に戻る。
    丹後半島の経ヶ岬沖20㎞~60㎞、水深240m~350mの海底は砂泥状でプランクトンの豊富な漁場。溶存酸素量が多く1年を通して水温0℃〜1℃の穏やかな「日本海固有水」と呼ばれる水塊。解禁日の11月6日~翌年の3月20日までの約5か月間が漁期。

     沖合底曳網(100トンクラス)が主体の他県蟹漁船に対して、京都府の底曳網漁船は15トン未満(14トン)の「小型底曳網」が6隻、20トン未満の「沖合底曳網」が5隻の合計11隻が操業しているだけ。
    前述の通り、間人漁港は5隻1団の小型船団のため、冬の日本海では出航できる日が他の漁港と比べて少なく、“味が激変する”と言われる1kg以上の足の全て揃ったカニの漁獲は希少量。
    そういうこともあって、はしうど荘の「元日1kg超の問人ガニ1杯付1泊7万円」は蟹好きにとってお値打ち価格なのです。
    それでも、さすがに一人旅で7万円というのはいくらなんでも庶民にとっては贅沢品。
    それならばということで、「間人ガニ半身と産地不詳ズワイガニ半身1泊3万円」を選択。
    味の比較対象は以前、福井県で実食した越前ガニ1.2kg(足折れだれけど)。↓
    2020/01/01越前ガニ1.2kg蟹かに亭(福井県)

    ↓ まずは刺身

     元日ということもあり、年末の漁からしばらく日数が経過しているため、日帰り漁といえども水槽滞在日数経過により、活力が低下したのか刺身の味はイマイチ
    もっとも、当方、蟹の刺身で美味しいと思ったことがないため比較が難しい。

    ↓ かにみそ焼き

    カニ味噌を焼くのは宿の方。各テーブルに来て焼いてくれる。ありがたい。
    最初の上澄みを掬っておちょこでいただく。
    これが貴重逸品で「ここならではの味」。
    わざわざ京丹後の産地まで来た甲斐があった」を実感できます。
    そして、かにみその甲羅焼き
    美味い。
    こんなに美味しいズワイガニのかにみそ料理を食べたことがない。
    感動だぁ~。
    そして今回は肩肉が意外と
    美味だったことが新体験。

    続いて間人ダグ付 焼きガニ↓

    さすがに1kg未満の間人ガニなので飛び上がって喜ぶほどではなく、以前、宮津市で食したタグ無し焼きガニ程ではない。
    2017/02/09ニューきらく家(京都与謝野)松葉ガニ

    ↓ 鍋投入蟹は間人ガニではない産地不詳のズワイガニ

    ↑ 揚げ物と〆の雑炊

    これ(産地不詳のズワイガニ)は普通です。消費地でいただく蟹の味よりかは格段にマシだが。
    半身とはいえ間人ガニにして良かった。産地まで来て普通のズワイガニを食べるのは食彩品館.jpの嗜好・志向・思考に合わない。
    とはいえ、あえて周囲の客がどういう蟹を食べているのかのチェックはしていない。皆さん“間人の宿で美味しい蟹を食べた”ということで満足されているので、あれこれこだわる自分がなんとなく哀れに思えてしまう(T△T)。

     元日に一人で温泉宿に宿泊して蟹を食べたことで、一人旅の自信ができた。当月末に予定している東北温泉秘湯旅の一人参加の不安がなくなった。今回の元日一人泊で周りを気にしないようにするコツを会得。

     記念に、食した間人ガニ緑タグをいただく。

    タグを見ると今回、刺身・焼きガニ・カニミソ料理として食したのは大有丸協進丸で漁獲された間人ガニということです。

    ↓2023年1月2日、間人漁港に停泊する大有丸と協進丸

     良い元日を過ごすことができました。
    次回は是非ともさらに希少な1kg超えの大善ガニを現地で食したい。
    ※ちなみに間人沖の漁場には他県の漁船も漁獲しているため(京都府資料より)、他産地でも間人蟹と同じようなズワイガニを味わえます。漁場に関係なく水揚げされた漁港でブランド名がつけられているため、あえてブランド名を表示せずに店舗名をブランドガニとして販売している専門店もありました。もちろん都道府県名または水域、水揚港のいずれかの産地表示は必要ですが。

    ↓ はしうど荘横の行者が岩と水無月神社と立岩・後ヶ浜海水浴場の景色


    間人の景色

    ・にしがき間人店 “いつもの”田村みかん購入

    ・間人の街並み

    ◆京都府舞鶴・宮津・京丹後の旅

    GO記事 2023年舞鶴、宮津、京丹後の旅まとめ

    ・2023/01/01元日にチョイと贅沢一人旅。京丹後の丹後温泉はしうど荘で間人蟹(タイザガニ,ズワイガニ,松葉ガニ)何故“たいざ”,幻の理由,浅茂川漁港,大善ガニ,へしこ工房HISAMI,間人皇后・聖徳太子母子像,西国巡礼特任先達,https://wp.me/Pg1kmQ-1c2A

    ・JP記事 2023/01/03これも一つの系統。「総本家広瀬家特製ラーメン」による“第一旭”。第一旭西舞鶴店(京都府舞鶴市)スペシャルラーメン並690円,引揚桟橋,舞鶴引揚記念館,平桟橋,平湾,舞鶴クレインブリッジ,松尾寺,西国巡礼11巡拝,

    ◇2019年 京丹後~福井~竹生島方面遠征記事

    2019/05/29奥伊根温泉油屋本館(自家源泉)

    2019/05/31奥伊根温泉油屋の夕食と朝食

    2019/06/06道の駅舟屋の里伊根再訪問記

    2019/06/10伊根舟屋群伊根浦公園訪問記

    2019/06/12竹生島宝厳寺西国通算9巡

    2019/06/14にしがき養老店(宮津市)買物記

    2019/06/17さとう舞鶴京田店(京都府)

    2019/06/19豊国神社(滋賀県長浜市)

    2019/06/21西国成相寺⑨⑩

    2019/06/29レストランおこじょ(福井県高浜町)刺身

    2019/07/09サニーマート南店(福井県高浜町)

    2019/07/11西国松尾寺⑨⑩

    ◇2017年1月の琵琶湖~舞鶴~宮津周遊記

    2017/02/09ニューきらく家(京都府)香住松葉蟹と日本海の味覚

    2017/02/10【西国】成相寺と天橋立(宮津市)通算8順京都府拝

    丹後国分寺、丹後郷土資料館、旧永島家住宅(京都府宮津市)

    2017/02/12長浜塩元帥(滋賀県長浜市)梅塩ラーメン

     ・2017/02/13【西国】松尾寺(京都府)通算8順拝。大先達2巡拝

    2017/02/14ニシガキ府中店(京都府宮津市)再訪問記

    2017/02/14籠神社(丹後国一ノ宮:京都府宮津市)参拝記

    2017/02/17【西国】竹生島宝厳寺と国宝都久夫須麻神社

    2017/02/19近江ちゃんぽん亭長浜バイパス店(滋賀県長浜市)

    2017/02/20フレンドマート長浜平方店(滋賀県長浜市)訪問記

    2017/02/21若狭彦神社・若狭姫神社(福井県小浜市)参拝記

    ◇2010年 京丹後方面遠征記事

    2010/04/22スーパーにしがき福来店と下福井店(京都府)

    2010/05/07スーパーにしがき14店訪問(京都府)

    2010/04/18丹後半島ドライブⅠ(天の橋立~舟屋~蒲入)

    2010/04/24京都丹後半島そのⅡ(問人丹後久美浜城崎)

    2010/04/25植村直己冒険記念館(兵庫県日高町)

    2010/04/27峰山で丹後の旬を堪能。新子イカ、氷魚

    2010/04/29京都宮津 富士酢の飯尾醸造表敬訪問

    2010/05/01道の駅舞鶴港とれとれセンター(京都府)

    2010/05/02西国巡礼成相寺と松尾寺。天田愚案のこと

    2010/05/03京都北部のスーパーフクヤ10店ほど訪問

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