クマノザクラとは
クマノザクラとは、紀伊半島南部、熊野川流域を中心におよそ南北90km、東西60kmの限られた範囲に自生。実家に帰省する度にヤマザクラが咲いていることは意識していたが、まさかそれが後に100年ぶりの新品種と認定されたクマノザクラとは思いもよらず。
・2009/02/21撮影 三重県熊野市紀和町




◇インスタグラム
◇フェイスブック
100年ぶりの新種発見。クマノザクラ(紀州南部自生種)。食彩品館.jp撮影過去画像より紹介。ヤマザクラ,カスミザクラ等紀州南部の自生種との違い。 https://t.co/PDPlL1uKC3 pic.twitter.com/Ln1U3gdGoI
— 食彩品館がゆく (@shokusaijp_TMGP) April 16, 2018
クマノザクラの苗(公式認定苗)を購入
父と母を亡くしてからは熊野へ帰省することもなくなり、ならば熊野を忘れずにいるために我が家でクマノザクラを育ててみようと思い立ち、さんざ探して赤塚植物園芸専門直売店 アカツカFFCパビリオンで予約購入して庭の端に植えたのが2021年。





植生5年(合計7年)でようやく開花
すくすくと育つものの、なかなか開花しない。購入時の案内では「3年後に開花」となっていたが、5年後の今年、2026年3月24日に開花(標本木だったらまだ開花とは宣言できないが)。
嬉しいったらありゃしない。
↓ 自宅開花したクマノザクラ(2026/03/241輪のみ半開き開花)



↓ クマノザクラ(2026/03/26 3輪開花)




つぼみ (2026/03/26撮影)




2027/03/27追記 開花8輪、つぼみ数個








◇販売者
◇苗木生産管理
◇購入した苗木
長尾美春桜(ブランド名称)
クマノザクラ(品種名)
↓ 販売元の画像より長尾美春桜(ブランド名称)


クマノザクラとは
何気なく見ていたヤマザクラが「クマノザクラ」という新種だったとは驚いた。
確かに、紀州南部のヤマザクラ(クマノサクラ含む)は春先から4月下旬まで長く咲く。
1本の木が長く咲くということではなく、緑色の山の中にあちこちで順番に咲く。花期が長いため、ヤマザクラは2度咲くと思っている人も多いようです。
ソメイヨシノやシダレザクラの花は見事だが、新緑と常緑樹の山々の中にポツンポツンと咲いている風景も気に入っていて、時々、撮影していました。もちろん新種のクマノザクラとは気付かずに。
桜の品種は600種類以上あると言われるが、大きくわけると、自然種の「ヤマザクラ」と改良品種の「里桜」にわかれます。
ヤマザクラは100種以上あるものの、基本種は9種。
3月下旬から4月上・下旬に咲くヤマザクラの花びらのサイズは8~12cm。対して、3月上旬から3月下旬に咲くクマノザクラの花びらは4~8cmと小振りであることと、花の色も白っぽいヤマザクラに対して少しピンクっぽい色がつくため、「あれがそうかな?」という程度の見分けは付きますね。
紀伊半島南部での調査により発見した野生のクマノザクラを入れて、日本国内に自生する野生の桜は9種から10種になります。
クマノザクラが新種となって、オオシマザクラ(1910年代頃)の発表以来、約100年ぶりとなり、野生基本種としては10種目となります。
分布範囲は、熊野川流域を中心に和歌山、奈良、三重の3県にまたがる南北90km、東西60km付近。その付近には自生種として「ヤマザクラ(4月中旬開花)」と「カスミザクラ(4月下旬開花)」があり、葉が広く、クマノザクラは前述の花びらの色の違いの他、葉の根元側が膨らみ細長い形状であることも見分けるポイントのようです。花の根元にある「花序柄(かじょへい)」は、ヤマザクラとカスミザクラは長く、クマノザクラは短い。
なんにしても普通に見ていた桜が新品種だったという驚きですが、1点危惧されているのは、里桜(ソメイヨシノ等)との自然交配による雑種増加ということなのですが、こればかりは自然摂理。長く「クマノザクラ」が自生することを分布地域出身者として願っています。
↓ 私が撮影した熊野の山桜。(クマノザクラとは限らない)
・2009年2月21日 三重県熊野市紀和町


・2009年3月22日撮影 三重県曽根の釣場のヤマザクラ

・2010年3月13日撮影 那智山青岸渡寺から撮影

・2014年3月29日撮影 熊野市神川付近



↓ 2026年3月15日撮影 那智勝浦町のヤマザクラ(ホテル従業員はクマノザクラと言っていたが)



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