「野迫川村(のせ川)」の雲海が人気という報道があった。
奈良県吉野郡にある人口300人程の小さな村。
「荒神社」「野川弁財天(妙音院)」「平維盛歴史の里」といった歴史ロマンを感じる名所はあるが、どうしても隣の高野山町(和歌山県)や隣接の日本で5番目に大きい村(施政権の及ぶ範囲内では最も広い面積の村)である十津川村や国内でも傑出した温泉地や熊野本宮大社を有する本宮町(田辺市)よりも観光知名度は物足りない印象。
その野迫川が「雲海」で人気だという。
微かに記憶に残る地名。
確か雲海の写真を撮影したと記憶している。
パソコンに保管しているメモ書き程度に撮影した画像を検索するといくつかヒットした。
2008年の5月に母を高野山へ連れて行っている。
連休前に熊野市に住む母から電話があり、「高野山へ行きたい」という。
当時はまだ84歳ながらも足腰を含めて健康だったので、求めに応じてあちこち観光に帯同していた。
自宅のある愛知県から母の住む熊野市まで当時は高速道路も整備途中で3~4時間かかり、さらに熊野から高野山までは3時間程度かかる上、あちこち寄り道(私の都合で)するためさらに時間がかかる。
その「あちこち寄り道」のおかげで16年後に新発見というか再確認をすることができたのはまさしく僥倖。
新宮ルートではなく、紀和町(三重県)から十津川街道へ合流するルートを採用。
以下、今後【追記】予定だが、各地の撮影画像を記録しておく。
熊野市から熊野川沿いの景色。
十津川周辺
野迫川周辺
早朝に熊野を出発したものの、熊野川では雲海を見ることができたが、残念ながら野迫川では見られず。