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・虎玄山之手店(愛知県豊田市)パワー減衰印象は気の所為だろうかを考えた食訪記。スペシャル担々麺1,280円。
14年ぶりの虎玄担々麺


前回の山之手虎玄喫食から13年、担々麺を最後に実食したのはその前年2011年なので14年ぶり。
普通は“虎玄”と書いて「こげん」と読ませる。当店は“とらげん”。訓音読みに初訪時は少々戸惑ったのを記憶している。
↓ 2011年実食 旧 山之手虎玄



2008年に開店した当店は初実食の2011年には結構な繁盛店となっていて、以降、ランチタイムは行列の絶えないという状況もあり、「並んでまで食べたい料理は無い」が信条の当方からは縁遠い店となりました。
現役時代は仕事で豊田市・岡崎市・安城市・みよし市・日進市・東郷町を訪れる機会が多かったものの、ここ数年は豊田市はすっかりご無沙汰。2023年に移転したのも気づかず・・・・。
普段は行った先の場所で昼食時間帯になったら近辺にある飲食店で喫食するというのが当方のスタイル。食事が主目的になることはまず、無い。嗜好するのは麺食だが、さっさと食事を済ませたいという理由もあり、食事カテゴリーにさほどのこだわりは無い。
それでもできれば志向する「当地まで来ないと食せない食材」「郷土色豊かな郷土食」との出会いがあればラッキ~♪といった軽い気持ちでお店選びをさせていただいてます。
ところが、今回は珍しく、飲食店を目的地とした実食行、すなわち、自宅を出る時から山之手虎玄で実食することを目的とし、もし混雑していても我慢して行列の艱難辛苦※にも耐える覚悟。
※人生も残り少なくなってきたので、できるだけ有意義に過ごしたいと思っている。「“待ち”は人生最大の無駄」としています。
11:30開店時間に到着。店前駐車場はすでに満車。隣地の駐車場に1台空きがあり、待たずに駐車できたのはまさしく僥倖。


さっそく、受付機で順番を取る作業。陽光に反射して画面が非常に見にくいため、前客が戸惑っている。これは要カイゼンでしょう。
私は外待ちの寒さ対策で持参したダウンをすっぽりと受付機にかぶせて反射防止しながら入力。12組目の札を受け取る。店前待機は20人程。


入場は1組毎なので入店まで約9分程、外で待機。


座席数23席。どうやら私が一巡目の最後客のようでホッと一息。ちなみに私の後の次客入場は25分後でした。
それでも事前予約すべきだったと反省(待ちムダの自己排除未実施を反省)。
テーブル着席と同時に注文を取るということで、ちょっと慌てて注文品を決める。

メインは担々麺(“ 坦(たいらか)“ ではなく“ 担(かつぐ)“) 。
ここで迷うのは麻婆豆腐も頼むかどうかだが、小盛りサイズがあるといえ少食の私にはちょっと無理っぽい。同様に平日ランチライス100円も餃子も不要。
久々の虎元なので「スペシャル担々麺1,280円」を選択。辛さはレギュラー。
メニューを見なおすと塩らー麺や担担つけ麺、汁無し担々麺もある。
面白いのは米粉麺(グルテンフリー細麺)に+200円で変更できるようで、こういった配慮をされているというのは好印象。
落ち着いたところで店内を見渡す。入店した後の提供までの待ちタイムは行列待ちのような自己嫌悪的苦痛は無い。何故なら、店内の設備や内装、表示、作業場の4Sと従業員の動きなどをじっくりと観察できるから。ロスタイムではなく、アディショナルタイムのような(同じ意味か)。
まずは調理場の壁に整然と調理器具が並べてあるのは感心。位置を示すラインまでは引かれてなかったが、さすが世界的な大企業のお膝元の店だけあって、4S(整理・整頓・清掃・清潔)がきっちりしている(ちなみに某世界的な大企業では“躾:しつけ”を併せて5Sとしている)。
客層は男性客が9割で、皆さんグループ毎にお揃いの安全靴を履いている。おそらく他地域にある取引先や関連企業からの出張者と思われる人々。世界的大企業の構内施設に入場する際は帽子と安全靴着用が義務付けられている。
ああ、豊田市に来たんだなあという感慨に耽る。
統括マネージャ兼店長シェフの動きは配置の関係で振り向き作業や位置移動などのムダ動作があるものの、テキパキと調理作業をしている。従業員の接客もキビキビしていて気持ち良い。しっかりと教育されているようだ。山びこコールで大声を出すのが活気だと思っている飲食店は見習って欲しい。接客優良店。
そうこうしているうちに、到着してから30分、入店から20分過ぎた12時に注文品が提供された。(当方は“着丼”と表現しないなど、ラーメンオタク界隈とは一線を画す)。




★スペシャル担々麺1,280円



「ああ懐かしい」と思えるほど実食していないし、14年前の味なんて覚えていないが、14年前当時は、担々麺についてさほどの食体験もなかったこともあり、猛烈に感動した記憶が微かに残っている。“中華料理ではない新担々麺”という印象で、スープも活性力に溢れた嗜好する状態で提供された・・・と微かに記憶。
今回、実食した久々の担々麺は美味しいし、良く出来ていると思う。
チャーシュー(煮豚)はセントラルキッチンで作り込まれていて(推定)、昨今の(私にとっては)毒々しいミオグロビンカラーが残るタイプではないことは好印象。
青菜のシャキシャキ感も良い。
肉そぼろは味がちょっと弱いかなあ。これも推定セントラルキッチン製だろうか。
スープについては次の🔳結論に記録。
🔳結論
美味しいんだけど感動してそこら中、走り回りながら、高校生時代のS投手による「オレは今モーレツに感動しているッ」と瞳に炎を浮かべながらとまでは・・・。
担々麺に限らず、ラーメンにはスープの活性力を重視していて、それには鮮度感のあるスープ作りが必須。しばらく寝かせてエージングされたスープを評価する人もいるかも知れないが、私は温泉趣味同様に活性力のある高鮮度感をラーメンスープでも味わいたい。
旨味成分が複雑に調合された奥深い味だけではなく、「活きの良さ」をスープで感じたいと思ってます。
美味しい料理であることは間違いないと思います。
ただ、私にはスープについて、当店に期待した活性力をさほど感じなかったというだけの話でして・・・。
🔳運営会社
株式会社 セブンズハート
愛知県豊田市秋葉町一丁目1番3
・担担麵と麻婆豆腐の店 山之手虎玄
愛知県豊田市山之手5-91
℡0565-41-5669




神田町 虎玄
愛知県豊田市神田町1丁目6番地6
TEL 0565-34-0747
定休日: 毎週水曜日
↓ 当初はつけ麺メインで「二代目虎玄」として出店

その後、担々麺の店としてリニューアル↓


柳橋 虎玄
愛知県名古屋市中村区名駅南1-5-22
金森ビル1F
TEL 052-485-4555
定休日: 毎週日曜日
鶏白湯SOBA 虎舎
愛知県豊田市秋葉町1-1-3
TEL 0565-41-8238
定休日: 毎週土・日・月
銀鯱食堂
愛知県豊田市秋葉町1-1-3
TEL 0565-47-9889
定休日 毎週日曜日
・セブンズフーズ
(セントラルキッチン)
愛知県豊田市秋葉町1-1-3
TEL 0565-85-7555
(閉店)虎舎
・2018/07/14虎舎(豊田市)鶏白湯





豊田市ラーメン実食記
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