佐渡汽船フェリーの濃厚海老そば実食記。麺処おけさ(佐渡汽船,新潟市~佐渡市)カーフェリーおけさ丸。佐渡濃厚海老ラーメン(佐渡両津港)との違い。南蛮えび,ホッコクアカエビ,新潟フードブランド

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佐渡汽船フェリーの濃厚海老そば実食記。麺処おけさ(佐渡汽船,新潟市~佐渡市)。佐渡濃厚海老ラーメン(佐渡両津港)との違い。南蛮えび,ホッコクアカエビ,新潟フードブランド

 新潟から佐渡へ渡るには、新潟-両津航路と直江津-小木航路があり、カーフェリーやジェットフォイルが運航している。乗船予約は2ケ月前からインターネットで座席まで指定できるので便利。

↓ おけさ丸

↓ ジエットフォイル


 今回、佐渡への往路はカーフェリー(2時間30分)で、新潟への帰路はジェットフォイル(67分)を利用した。
カーフェリーは2時間30分かかるので、早いもの勝ちの2等(2890円)ではなく、座席指定の1等(4950円)を選択したが、当日は客数が少なく、2等席でも良かったかなとちょっと後悔。

↓ 1等船室


 その他、スィートルーム(16,440円)、特等(7,230円)もあり、自動車を含む運賃(運転者の2等運賃含む)はサイズによって12,010円から45,540円まである。
今回は佐渡でレンタカーを利用する予定なのでヒトだけで乗船。

 佐渡両津港と新潟港間を運行するカーフェリーには「カーフェリー船内スナック」と称する軽食コーナーがある。
ときわ丸には麺処ときわ、おけさ丸には麵処おけさが営業していて、どちらも同じメニューを提供。
軽食とはいえ、ラーメンやカレーなども提供しているので移動時間に昼食を済ませておきたい観光客にはありがたいが、便によっては営業していないこともあるので事前にホームページで営業を確認しておいた方が良い。

 往路にジェットフォイルではなく、カーフェリーを選択したのは、船外から海上景色を撮影したかったのと、軽食コーナーでラーメンを食したかったのも理由。

 とはいえ、フェリー内での提供なのでセントラルキッチンで集中調理したスープや具材をサテライトで盛り付けて提供していると思われるので、味への期待はさほどしていなかった。

目次

濃厚海老ラーメン

 メインのエビはありがちなアルゼンチンレッドではなく、地域食材である「佐渡の南蛮海老」を使用しているのが最大の特徴。ただし、生ではなく、素干しの海老を使用。

 スープは濃厚海老白湯スープに四川辣油でピリ辛と風味付け
南蛮エビについては後述するが、色鮮やかな鮮紅色が良く目立つ。
使われている南蛮エビ(アマエビ、ホッコクアカエビ)は菊地商店製造の「甘えび素干し」を使用しているとかで(佐渡汽船商事部X POSTより)、コリコリ感が良い。

岩のりもたっぷと盛られていて、南蛮エビとの色合いも上々。

 さて、肝心のスープ。海老香が漂よい、見た目の鮮やかさで従来のサテライト食堂的な簡易ラーメンとは一線を画す仕上げ。
ただし、活力が希薄なのが残念。
センター厨房(推測ですが)で製造されてからの時間経過なのかどうかはわからないが、一口目に好印象だったスープは飲み始めると次第に少々物足りなくなる
味の物足りなさではなく、次々と食べさせるパワーが持続せず、徐々に活力が失するように感じる。

 普段だったら、スープを半分ほど残して・・・ということになるが、このラーメンには強力な援軍がある。「岩のり」です。
佐渡の援軍を受けて、さらに食べ進める。
援軍のパワーが弱まってきて、とうとう箸を置く。

佐渡濃厚海老ラーメン

 ところで、2025年4月のりば食堂汐彩(しおさい,両津港)で提供されている「佐渡濃厚海老ラーメン」も、翌日に実食しています。


「佐渡汽船×力の源ホールディングス×ブリッジにいがた」共同開発のラーメン。
力の源HDは「一風堂」の運営会社。
ブリッジにいがたは地域貢献を目的として設立した第四北越フィナンシャルグループの地域商社で、販路開拓や観光振興事業を担う。
麺処おけさで食した海老そばとの比較は後日アップ予定の「食堂汐彩(しおさい,佐渡両津港)実食記」で紹介予定。

南蛮海老について

↓ <参考>画像は全国のプライドフィッシュより

 ホッコクアカエビが「南蛮唐辛子」に似ていることから命名された。


古代中国の中華思想において、周辺異民族を四夷あるいは夷狄(東夷・西戎・北狄・南蛮)と蔑称していた。
南蛮」は長江以南の南方異民族を指す「南の蛮夷」と称したことに由来し、日本においてもヨーロッパや華南アジアからの渡来物や文化を「南蛮」と呼んでいた。
ポルトガル由来の文化や物品も「南蛮」として流通したことから、彼らがもたらした物品の一つである唐辛子は「南蛮唐辛子・南蛮からし」として日本に定着した。

 南蛮海老の品種名は「ホッコクアカエビ」。通称“アマエビ(甘海老)”。
お馴染みの寿司ネタで、国産は価格が高く、安い輸入甘エビは北欧等から輸入されたホンホッコクアカエビだったりする。
ホッコクアカエビとホンホッコクアカエビはほとんど同じ外見で見分けがつかない。以前は近縁種扱いだったが、現在は別種とされていることが多いものの、前述のように見分けがつかない。
当然、ホッコクアカエビの味が良く、グリシン、アラニンの旨味成分により甘味を感じ、“甘エビ”と通称されることも頷ける。
同じく日本海産のトヤマエビ(ボタンエビ)ともども人気だが味と食感が異なる。
ホッコクアカエビ(甘エビ、南蛮エビ)は“甘味が強くねっとりとしている”。
トヤマエビ(ボタンエビ)は“濃厚な味でプリプリの食感”が好評。

 ホッコクアカエビは「新潟フードブランド」にも登録されている。鮮やかで透き通るような赤い殻と、季節によっては翡翠色の卵がついていることもあり、目に鮮やか。
赤い殻に含まれる「アスタキサンチン」の抗酸化力はコエンザイムQ10の約800倍、ビタミンEの約1,000倍。
~現在日本人に急増している糖尿病への対策だけではなく、動脈硬化やガン予防、美肌効果などさまざまな効果があります。身は低カロリー高タンパクの健康食品。血中コレステロールの抑制、脳卒中・高血圧・心臓病などの成人病予防、疲労・視力回復などに効果がある「タウリン」が多く含まれています。さらに、低脂肪で、カルシウムやビタミンA、B12、D、E、亜鉛、銅が豊富。殻に多く含まれる「キチン」は便秘の改善や消化管内の有害物の排出を促します。(全国のプライドフィッシュデータより)~

 鮮度の目利きとしては、「全体の鮮赤色」「頭の透明感」で、「頭の黒ずみ」は劣化している証拠。ただし、ホッコクアカエビは獲れたてよりも少し熟成させた方が旨味成分が増えるという特徴もあるため、見極めが難しい。
扱いの慣れている寿司店で食すと美味しいが、消費地での販売品を購入してもさほどではないこともあるのが残念。
金沢の近江市場では売場のアマエビをその場で食すことができる店舗がある。衛生的かどうかは提供側と実食者の判断次第。

 

麺処おけさ(佐渡汽船)
カーフェリー「おけさ丸」船内3階
営業時間9:00~18:00

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この記事を書いた人

食彩品館がゆく」は食彩品館とTMGP合同記事。
商業施設と観光。時々神社仏閣。日本温泉科学会員、日本温泉地域学会員、温泉観光士,温泉名人検定合格,温泉ソムリエ,温泉分析書マスター。研究テーマは「全国各地の温泉分析書を現地現物確認し、源泉データを温泉地別に比較。温泉地環境と温泉資源の運用方法」
ラーメンソムリエ。

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