名古屋駅から函館北斗駅まで新幹線移動、登別駅まで在来線。飛行機ではなく鉄道で移動する理由。朝食は「ぴよりんおにぎり」で昼食は「東京名物深川めし」,「炭火焼風牛タン弁当(塩竈の藻塩付)」,「30品目のバランス弁当」実食記。懐かしいモー太郎弁当を思い出す加熱式容器。グランクラスは眺めるだけ。

★食べログ記事をアップしました↓

デリカ ステーション 名古屋コンコース店でぴよりんおむすび

駅弁屋 東京3号売店で駅弁3種購入実食記

 半年以上前の話。
北海道エスコンフィールドへドラゴンズ対日ハムの交流戦観戦と、登別温泉で6源泉堪能するという家族旅行。
今回は名古屋駅から函館北斗までの新幹線移動中の実食記。

目次

☆名古屋6:28発のぞみ498号→東京8:03着(1時間35分乗車)

早朝出発なので朝食は駅で実食したいところだが、新幹線駅ホームの住よし(きしめん)は早い店でも6時30分開業。
食べていたら予定した新幹線に乗車できない。乗れないと東京駅での乗り継ぎに間に合わない。東北新幹線の函館北斗行は少ないのです。
新幹線の車内販売では弁当が購入できないので、あらかじめ名古屋駅で購入。

☆朝食 一覧

デリカステーション名古屋コンコースで購入。

売場

ぴよりんチャレンジ

高齢者の仲間入りをしている私としてはちょっと恥ずかしいが、「ぴよりん」に惹かれて今回はおにぎりバージョンを購入。
ピヨリンの形をしたパッケージにご飯が詰め込んであるという・・・。
これだったらぴよりんチャレンジには失敗しないでしょう。

↓ ぴよりんチャレンジ前の見本原体

↓ ぴよりんチャレンジ後(右下画像の奥左側崩壊、右側倒壊、手前沈下)

 ☆ぴよりんおむすび 680円

おむすびの中身は鶏だし炊き込みご飯に名古屋コーチン鶏そぼろに名古屋コーチンたまごそばろ。さらに中には梅干しと、愛知名物のうずら卵が入っている。名古屋の弁当界隈の重鎮である松浦弁当製造。現役時代の取引先です。懐かしい

~ぴよりんおむすび。前回のぴよりん弁当に続き、松浦商店製造のコラボシリーズ品を購入。 名古屋駅で新幹線乗車前に慌てて購入したので680円ということを支払い時に知る。 卵とそぼろがナゴヤコーチンというのが単価高めの理由。具材はうずらの卵と梅干し。型崩れ防止のパッケージカップをひっくり返してスプーンで食べる。 顔のパーツはどうやって作っているんだろうと興味津々で食べ進めるが、パッケージにシールを貼ってあるだけだった。 剥がして容器の上箱でぴよりんを作ってみた~2024/06/10TMGP-X投稿より

☆ぴよりん弁当1,350円(前回購入)

以前、購入したぴよりん弁当も松浦商店。
2023/10/22TMGP-X投稿より
今年,3回目の東北旅。新幹線車内昼食は、ぴよりんチャレンジ心配無しの「ぴよりん弁当」。名古屋駅の「グランドキヨスク名古屋」と「デリカステーション名古屋」のみで、1日約200食限定(お一人様2個まで)。お子様向け的駅弁 ながらも1350円という高単価。
↓ ぴよりん弁当

東京駅乗換時に駅弁購入

 東海道新幹線から在来線へ一度出ると、早朝5時30分から営業している駅弁屋 祭(JR東日本クロスステーション)など豊富な品揃えから選択できるが、乗継ぎ時間のこともあり、できれば東海道新幹線改札口から東北新幹線へ直接入りたい。ところが諸事情で在来線改札口経由となる。説明が面倒なので割愛。
それでも長時間乗車(237分)であるし、せっかくの東北通過なので弁当も東北ゆかりの商品をいただきたいところ。
本当は昼食を我慢して函館北斗駅周辺で食事したいと思いつつ、本日の宿泊地である登別温泉周辺の散策もしたいという理由もあり、食事休憩タイムを移動時間帯に摂るため昼食を駅弁とした次第。
東北系の商品を購入するために事前に売店の位置を確認すると、22番・23番ホームには「NewDays 東ホ6A店」、そして「駅弁屋 東京3号売店」がある。

 まずは品川方にあるNewDays 東ホ6A店をチェック。

NewDays 東ホ6A店

続いて、神田方の「駅弁屋 東京3号売店」に向かう

駅弁屋 東京3号売店

 ※以下、価格は購入時(2024年6月)価格です

 定期的に開催される「駅弁まつり」的な商品を期待したが、品揃えはこのような感じでJR東日本クロスステーション製造のオーソドックスな定番商品が並ぶ。

☆東京名物 深川めし 980円

「期間限定」とか「東北復興」ではなく、オーソドックスに「東京名物」。
深川めし”は農林水産省郷土料理100選ということだが、原材料の「あさり」は産地不詳。
かっての深川めし(駅弁ではなく)は東京湾(江戸前)で獲れたものを使っていた。
江戸前のあさりはほぼ絶滅に近いと思われていたものの、昨今、復活の兆しがあるという報道を聞いたことがある。漁協によるアサリの稚貝保護などの漁場管理の成果が出てきたということです。
この産地不詳の「あさり」がどこのものであろうという詮索はヤボですね。
「あさりの旨みを炊き込んだ茶飯に、江戸甘味噌と生姜であっさり仕上げ」。
良いと思います。
製造はJR東日本クロスステーション。構内では「駅弁屋祭」で販売されている商品。

☆炭火焼風牛タン弁当(塩竈の藻塩付)1,300円

 結局、東北ゆかりの駅弁購入の目的は子供が選択したこの商品のみ(*^-^*)。
 「加熱機能付き」というのが嬉しい。
酸化カルシウム(生石灰,CaO)」と水(H2O)を混ぜると消石灰,Ca(OH)2となり発熱する。発熱ユニットが弁当の底についている。
弁当箱横についた 紐を引っ張る→容器の中の水袋が破れる→酸化カルシウムと水が化学反応を起こして発熱するという仕組み。


↓ 20年近く前に購入した「あら竹(三重県松阪市)の“モー太郎弁当”」

 「塩竈の藻塩」。塩竈は製塩用の竈(かまど)のことで、各地の塩作り伝承で知られる塩土老翁神(しおつちおじのかみ)が最後に訪れた地ということもあり、塩釜は古来より製塩業が盛んだったこともあり、塩釜という地名が付く。
宮城県塩釜沖の海水を海藻の神馬藻(ホンダワラ)で濾し、竈でじっくり、アクをとりながら10時間以上炊き、一晩寝かせると「鹹水(かんすい)」となる。
この鹹水にはサクサクした食感の「竈炊き結晶」が生じ、それをさらに1日追い炊きして口どけの良い「竈炊き藻塩」が出来上がる。
この塩を牛タンに振りかけて食べると産地不詳の牛タンも東北感が少々、アップする。
「日本ばし大増」で販売されているが、他の商品同様に製造はJR東日本クロスステーション。

☆30品目のバランス弁当 1,000円

 半日分の野菜が摂れるというのがウリ。厚生労働省「健康日本21(第2次)で1日に必要な野菜量は350gと推奨されているというから、この弁当には約175g程度の野菜が入っているということか。
製造はJR東日本クロスステーション。構内では深川めし同様に「駅弁屋祭」で販売されている商品。

E55系新幹線 東北新幹線「はやぶさ」

“あの”ブルートレインの名称が2011年に復活。そして、何よりも「グランクラス」が導入されたということで話題になったことを思い出す。

今回の移動も長時間なので「グランクラス」に乗車したかったが、家族会議で案は却下。
函館北斗駅で乗車客が降車した後を見計らっての記念撮影のみとなりました。
↓ グランクラス

 新幹線を見るとついつい撮影したくなる。
私たち夫婦は何回も新完成利用の東北旅行をしているので珍しくもないが、10歳の頃の乗鉄以来、約20年ぶりの東北新幹線に、同行の息子はちょっと嬉しそう。
昔のように満面の笑みを浮かべながら飛び上がって喜ぶことは無いが、幾つになっても親としては子の喜ぶ顔を見るのは嬉しい。

↓ E3-2000つばさ新塗装+E5やまびこの連結
 (鉄系専門家ではないので適当な同定です。念のため)

↓ 乗車予定の 東京駅23番線8:18時発はやぶさ7号

名古屋駅発で登別温泉到着まで合計9時間6分

 名古屋駅発6時28分で登別温泉到着が15時34分。
乗り継ぎ含めて9時間6分だが、乗車時間は鉄道が7時間46分で、内訳は名古屋→東京が1時間35分、東京→函館北斗が3時間57分。
在来線の特急北斗11号で函館北斗→登別まで2時間14分。さらに登別駅からは路線バスで20分乗車。
新幹線乗車が計5時間32分ながらも、在来線が2時間14分。
車窓を眺めながらの家族旅行であり、安達太良山などの景色を撮影したりして、意外と退屈なことは無かった。
難といえば交通費。合計35,650円/人。
飛行機ならば早期割引で低価格航空会社便を使えば、平日は10,000円~12,000円前後で1時間40分も飛べば新千歳到着し、新千歳駅から登別駅までは快速エアポートと特急北斗を乗り継ぎ(約1時間)で料金は3,380円(特急券指定席込)。そしてバスが20分350円。
合計3時間+乗継時間ということで、鉄道利用との時間差はマイナス6時間弱、金額差はマイナス20,000円となるものの、高齢者となった自分が家族で旅行する機会はそう残っていない。
妻の喜ぶ姿と子供が静かに喜んでいる雰囲気を見れて幸せだ。

 翌日は北海道エスコンフィールドで一日過ごして、最終日は札幌周辺をぶらぶらする予定。

(作成中)北海道登別とエスコンフィールドと札幌2024年6月

名古屋駅から函館北斗駅まで新幹線移動、登別駅まで在来線。飛行機ではなく鉄道で移動する理由。朝食は「ぴよりんおにぎり」で昼食は「東京名物深川めし」,「炭火焼風牛タン弁当(塩竈の藻塩付)」,「30品目のバランス弁当」実食記。懐かしいモー太郎弁当を思い出す加熱式容器。グランクラスは眺めるだけ。

2024/12/29温泉市場(登別温泉)実食記

2024/09/30北海道エスコンフィールド施設内グルメ。TOWER 11 1Fにある「Meatful」と「HOTDOG FUN」実食記,「umai」のスィーツも。大麦牛ANGUS,

2024/10/06「中村商店」と「麺 鍾馗七つ星横丁裏路地ラーメンテラス。「自動車営業」出店6店から選択実食,北海道エスコンフィールド施設内グルメ,Fビレッジ,

2024/11/03そらとしばby よなよなエール。北海道エスコンフィールド,世界初のフィールドが一望できるクラフトビール醸造レストラン実飲記

2024/09/30北海道エスコンフィールド施設内温泉に入浴。

2025/01/19アパホテル,TKP札幌駅北口EXCELLENT宿泊記

白い恋人パークで製造工場とチヨコレートの美味しさや石屋製菓の歴史を巡る。そして「Route148(ルートイシヤ)」で「窯出しアイガトー」をイートイン。(北海道札幌市)記事

2024/06/15Japanese Ramen Noodle Lab Q(札幌市)

◇駅弁に関する記事

・2008/08/02あら竹ドライブイン

2019/01/23トーマス弁当大井川鐵道の旅

駅弁画像

◇新幹線に移動に関する記事と駅弁記事(X投稿含む)

・2023/10/22TMGP-X投稿より
今年,3回目の東北旅。新幹線車内昼食は、ぴよりんチャレンジ心配無しの「ぴよりん弁当」。名古屋駅の「グランドキヨスク名古屋」と「デリカステーション名古屋」のみで、1日約200食限定(お一人様2個まで)。お子様向け的駅弁 ながらも1350円という高単価。現役時代にお取引のあった懐かしい松浦商店製造。

・2023/10/24TMGP-X投稿
福島駅。楽しみにしていた「福豆屋の海苔弁」。改札外 のエキナカスタンド福豆屋も新幹線ホームの売店も売り切れ。海苔弁以外も全て売り切れ。

・2024/0316TMGP-X投稿
北陸新幹線が金沢から敦賀まで延伸したことで名古屋から金沢まで直行する特急しらさぎ(乗車時間は約3時間)が無くなり敦賀止まりとなった。 本日、名古屋から金沢の乗換え検索すると、新幹線で米原まで行って特急しらさぎに乗り換えて、さらに敦賀で北陸新幹線に乗り換えるパターン(乗換時間含む合計約2時間30分)と特急しらさぎで敦賀まで行って新幹線に乗り換える(同約2時間50分)2つのパターンが案内された。 延伸によって名古屋から10分(1回乗換)から30分(2回乗換)短縮となるが、不便を感じる。 添付の北陸新幹線動画は2023年7月黒部宇奈月駅にて撮影。特急しらさぎ名古屋行画像は金沢駅にて撮影。

・2024/06/10TMGP-X投稿より
ぴよりんおむすび。前回のぴよりん弁当に続き、松浦商店製造のコラボシリーズ品を購入。 名古屋駅で新幹線乗車前に慌てて購入したので680円ということを支払い時に知る。 卵とそぼろがナゴヤコーチンというのが単価高めの理由。具材はうずらの卵と梅干し。型崩れ防止のパッケージカップをひっくり返してスプーンで食べる。 顔のパーツはどうやって作っているんだろうと興味津々で食べ進めるが、パッケージにシールを貼ってあるだけだった。 剥がして容器の上箱でぴよりんを作ってみた。 画像はおむすびと本物のぴよりん。

・204/06/10TMGP-X投稿より
名古屋から北海道まで新幹線で行ってみたい」という妻の意見で名古屋から函館北斗駅までの鉄旅。 とはいえ,初乗車区間は盛岡から函館北斗までだけだが青函トンネルで津軽海峡を渡るというか潜って通過するのが目的らしい。 名古屋から東京まで1時間35分で、東京から函館北斗まで3時間57分。目的地まではさらに在来特急で1時間14分。合計5時間46分。さらにバスに乗り換えて20分。朝,家を出てから9時間30分かかる。料金はネット割引やら早期割引併せて計35,300円/人。 帰りは新千歳空港から早期予約の格安航空券で10,210円ながら1時間45分でセントレアに戻れる。

・2024/06/10TMGP-X投稿より
函館北斗駅までの新幹線鉄旅。 東京駅で東海道新幹線から東北新幹線に乗り換えようとしたらスマホタッチでは乗り換え改札口からは入れないとかで、一旦、在来線側に出てから東北新幹線に入場。 改札口でもちょっと戸惑う。東海道新幹線では「EXご利用票(座席のご案内)」が改札を通ると発行されるが、東北新幹線では発行されないことをすっかり忘れていた。乗り換えタイムも迫っていたので慌てて予約メールで座席番号を確認。この辺りは統一して欲しい。
・函館北斗駅から登別駅まで1時間14分じゃなくて2時間14分だった( ; ; )。合計乗車時間時間。計6時間46分

・2024/06/15食彩品館.jp記事より
名古屋コーチン(名古屋種)使用の「ぴよりんおむすび」。「ぴよりん弁当」に続き、松浦商店製造のコラボ駅弁購入。デリカステーション名古屋コンコース,グランドキヨスクとベルマートキヨスクの違いや海外のKIOSKとの比較

観光記事目次ページリンク集,国内,国外,温泉,記念館,美術展,博物館,西国巡礼,国宝,御朱印,

商業施設・飲食店訪問17,000店強

全国のラーメンに関する記事一覧(食彩品館グループ記事)

https://wp.me/pg1kmQ-fk

うどん、そば、冷麺、焼きそば、パスタ(食彩品館グループ記事)

https://wp.me/Pg1kmQ-ms

鮮魚と寿司(食彩品館グループ記事)

https://wp.me/P66ssl-5NK

和食(ランチ含む)に関する食彩品館.jp記事

https://wp.me/P66ssl-9hQ

肉系(食彩品館グループ記事)

https://wp.me/P66ssl-6Dg

和食(魚・肉記事除く)記事一覧

https://wp.me/P66ssl-5NK

食べログ記事一覧

https://tabelog.com/rvwr/shokusaihinkan/visited_restaurants/list

食彩品館.jp直近記事一覧34,000超記事

https://wp.me/P66ssl-2O9

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この記事を書いた人

食彩品館がゆく」は食彩品館とTMGP合同記事。
商業施設と観光。時々神社仏閣。日本温泉科学会員、日本温泉地域学会員、温泉観光士,温泉名人検定合格,温泉ソムリエ,温泉分析書マスター。研究テーマは「全国各地の温泉分析書を現地現物確認し、源泉データを温泉地別に比較。温泉地環境と温泉資源の運用方法」
ラーメンソムリエ。

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