★食べログ記事をアップしました↓
バスセンターカレーだけど運営元はホテルのカレー。黄色のゴツゴツ系旨ピリ辛ゴツゴツカレー。レシピの秘密ポイントを探る。レトルトも購入。特に昔懐かしくもない理由。
せっかく、久々に(20年ぶり)新潟まで来たのだから海鮮をいただきたいという私の希望も妻からの提案には負けてしまう。何しろ普段から旅行食に関する自分の希望はほぼ言わないという妻が珍しく意見を言ったのだから優先したい。
新潟空港から新潟駅行のバスに乗り、新潟駅手前で万代シティで下車。
バスセンターにある「万代そば」に向かう。






日曜日で且つ、時刻は11時45分。きっとスゴイ行列だろうなあと予測していたが20人待ち程度でホッとする。
「早い・安い・うまい」というキャッチフレーズ通りなので10分少々で券売機にたどりつく。
食券を渡してから数分で提供された。




万代そばのカレー。ミニサイズ。480円

新潟万代シティバスセンターにある立ち食い蕎麦が提供するカレー。
特別なものは入っていないし、作り方もシンプル。
玉葱と人参を豚骨スープで煮込んで、その煮汁とカレールーを合わせる。
ポイントはカレーの定番野菜であるジャガイモが入っていないことと、小麦粉とラードの量が半々にしてあること。
これで“あの”バスセンターカレーになる。
“あの”黄色のカレーを作り出すために着色料の量ではなく“小麦粉とラードの量が半々”というところが肝ということがわかり、㈱北都(札幌市)でのレトルトカレーPB商品化が実現した(製造所固有記号HK-1)。
販売者は新潟交通商事で、店の運営は新潟交通のグループ会社である万代シルバーホテル。
元々はホテルカレーなんですね。
ちなみに隣の「ラーチャン家バスセンター店」は豚屋のグループ店。ちょっとかわいそうな客数で、並んでいる間も実食中もピークタイムの12時に前後に注文された方を見かけませんでした。それでも退店しないのはラーチャン家もラーメン店としての評価が高く、きっと固定客がいて、その方たちは観光客が来ない曜日や時間帯に訪れているのではと推測。

万代そばはバスセンターの改装に合わせ、パーテーション付カウンターが設置されて2020年にリニューアル。休業期間中はホテルで運営されていた時期がある。
「平日で1,000食、休日で1,200食」という表記や「平均800食」「平日でも1000食」というデータも紹介されているが、要するに「よく売れている」。
サイズは、ミニ、普通、大盛りの3種類あるが、多くの観光客はミニカレーを選択する。
中にはバスセンター2階の「みかづき」と、梯子をする方もいるとか。
帰りにチョコ亭で様子見してきました。
↓ みかづき



思わず、名物のナポリタンを1皿だけ注文して実食してしまった。妻とシェアしたがミニカレーでほぼ満腹状態だったのでキツかった。
なるほどね~という味でした(*^-^*)。
「みかづき」に関する詳細記事は後日アップ予定。
★ミニカレー実食感想
こういうソウルフード的食べ物は批評の対象外。ナゴヤの寿ガキヤ同様に「子供の頃から食べている味」にかなうものはない。
ただし、県外者にとっては懐かしくもなく、ただの黄色強めのカレー。
本格的なスパイスカレーではなく、野菜ゴロゴロタイプ。
皆さん「昔のカレー」と言うが、昭和のホテルカレーも食堂カレーも、そして我が家のカレーもこんなに黄色ではなかった。醤油ダレの中華そばを見て「昔のラーメン」と例えるのと同様の“あるある”表現。
違和感アリアリのルックスだけど、老若男女、全国津々浦々からの来客者が次々と訪れる人気店。
小食な私にとってはミニサイズでも少々、キツい。それでも福神漬けの力を借りてなんとか完食。
妻は「美味しかった」と満足しているので良しとする。
昔は「名物に美味いものなし」ということわざがあったが、これは実食者がその名物となった背景などの勉強不足もあるかもしれないし、他人と同じ評価を受け付けない“天邪鬼タイプ”のことを言っているのかも知れない。期待度が高いとどうしても厳しめの評価になってしまう。
美味しいかどうかは本人が決めることなので異存は無い。
ただ、他人が美味しいと言っている料理をその人の目の前で無下に否定するのもどうかなあと思うし・・・。
やっぱり私の実食感想は控えさせていただくことに。
壁にはオリジナルグッズも見本として陳列。

●万代そば(カレー)
新潟県新潟市中央区万代1-6-1
バスセンタービル 1F
営業時間は8:00~19:00
定休日 : 無休


新潟人気のレトルトカレー2種比較
★新潟バスセンターのカレー(レトルト)


前述の通り、バスセンターにある「万代そば」の運営は万代シルバーホテル。レトルト商品の販売者は新潟交通商事で、いずれも新潟交通のグループ会社。
バスセンターカレーをレトルトカレーとして商品開発する際の苦労話が有名だが、製造は“あの”㈱北都(札幌市)ということで、カレーのレトルト商品化はお手の物。
それでも2006年の着手から3年かかったというから黄色カレーの再現は大変だっただろうと推測。
前述の通り、バスセンターのカレーの特徴はジャガイモが入っていないことと、小麦粉とラードの量が半々で黄色化していること。
そして1.5人前という量目表示。
おそらく実店で提供している普通盛を想定していると思われる。
原材料
野菜(たまねぎ、にんじん)、小麦粉、豚肉、豚脂、濃縮ガラスープ(ポークエキス、ポークオイル、酵母エキス)、砂糖、カレー粉、食塩、おろしにんにく、調味料(アミノ酸)、カラメル色素、酸化防止剤(ビタミンE)、酸味料
内容量220g
販売者 新潟交通商事(株)
製造者 製造記号番号「HK1」
株式会社北都
北海道札幌市西区発寒十四条5丁目3-11
新潟交通商事株式会社
新潟県新潟市中央区幸西3-5-3
電話:025-241-7201
★ごっつぁんカレー(能水商店)


2019年度海洋高校相撲部3年生3人が企業実習で商品開発。2020年6月20日から販売。
具だくさんのシーフードカレーで、「甘えび醤油(甘えび発酵魚醤)」を使っているというのが特徴。
バスセンターカレー同様に具沢山のゴツゴツカレーだが、色はオーソドックス。魚介類(ホタテ、エビ、イカ)を使用しているといのも、バスセンターカレーとの違い。
この商品の売上の一部は、海洋高校相撲部後援会に寄付されていて、部活動に活用されている
内容量:180g
殺菌方法:気密性容器に密封し加圧加熱殺菌
原材料:野菜(玉ねぎ(国産)、じゃがいも、にんじん、にんにく)、いか、カレー粉(小麦粉、豚脂、カレーパウダー、その他)、ホタテ、えび、清酒、乳等を主要原料とする食品、砂糖、魚醤、小麦粉、食塩/調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、ポリリン酸Na、pH調整剤、酸味料、乳化剤、香辛料抽出物、メタリン酸Na、増粘多糖類、香料(一部に乳・小麦・えび・大豆・ごま・いか・鶏肉・りんご・牛肉・豚肉を含む)
◇ご参考「ごっちゃんカレー」CM動画
◇新潟県に関する記事一覧
・2008/08/17越後湯沢,雪の宿,高半(新潟県南魚沼郡湯沢町)。温泉に入り地元の神社の夏祭り,川端康成と小説雪国,
・2008/08/19越後湯沢駅ぽんしゅ館(新潟県南魚沼郡湯沢町)雪太鼓,大太鼓,うおぬま食堂雪ん洞,バクダンオニギリ,酒風呂,コシヒカリ越後ビール,八海山,(2008年8月の旅)
・新潟物産館2023/04/23表参道新潟館ネオパス




↓ 新潟駅 2025/09/21撮影





・新潟五大ラーメン山旺食品2022/03/16JA豊田Aコープ若林店


・昔の新潟物産展や出張画像






◇(作成中)新潟県佐渡と五頭温泉郷村杉温泉長生閣2025年9月
◇新潟県新潟市
・万代シティから新潟駅の景色(新潟市)宿泊記
◇新潟県阿賀野市
・瓢湖のオオハクチョウと水鳥(阿賀野市)
・五頭温泉郷村杉温泉長生閣(放射能泉)
◇新潟市から佐渡市へ
・新潟港からフェリーで両津港へ(佐渡市)
・麺処おけさ(佐渡汽船フェリー)海老そば実食記
◇新潟県佐渡市
・トキの森(佐渡市)
・佐渡金山周辺,道遊の割戸,北沢浮遊選鉱場,他
・佐渡八幡温泉八幡館(ナトリウム塩化物泉)宿泊記
・すしや まるいし(佐渡回転寿司)実食記
・ひらせいホームセンター佐渡店訪問記
・矢島観光たらい舟(佐渡市)体験記
・背合バス停と人面岩(佐渡市)
・尖閣湾観光(佐渡市)
・佐渡汽船両津港(佐渡市)土産とジェットフォイル
・のり場食堂しおさい(佐渡市)。うどんと海老蕎麦。一風堂