佐渡両津港のり場食堂しおさい両津店(新潟県佐渡市)両津港だけの提供メニュー「両津港よくばり船乗りそば」と一風堂コラボの「佐渡濃厚海老ラーメン」。ホッコクアカエビとホンホッコクアカエビ。雪室熟成南蛮海老。岩のり,ながも,朱鷺色油揚げ。

  • URLをコピーしました!

★食べログ記事をアップしました↓

両津港だけの提供メニュー「両津港よくばり船乗りそば」と一風堂コラボの「佐渡濃厚海老ラーメン」。ホッコクアカエビとホンホッコクアカエビ。雪室熟成南蛮海老。岩のり,ながも,朱鷺色油揚げ。

目次

佐渡両津港のり場食堂

↓ ジェットフォイル 

カーフェリー

 佐渡と新潟を結ぶカーフェリーとジェットフォイルの発着港である両津港には佐渡島最大(HP表記より)の土産物売店があり、そして乗船前後の食事を摂ることができる食堂が設置されている。

新潟からの往路はカーフェリーを利用したため、船内の飲食店を利用した。
復路は船内飲食店が無いジェットフォイルを選択したこともあり、当店(佐渡両津港のり場食堂しおさい両津店)を利用。
 少々ややこしいのは「のりば食堂しおさい」は新潟港にある店で、両津港にあるのは「のり場食堂しおさい両津店」。

 メニューは新潟港の「のり場食堂しおさい」とほぼ同メニューであるものの、ときおり差異化メニューもある様子。

↓ 左 両津店    右 新潟店 


今回は「佐渡濃厚海老ラーメン」と「両津港よくばり船乗りそば」を選択した。

★佐渡濃厚海老ラーメン1,250円

一風堂コラボ

 ブリッジにいがた(第四北越フィナンシャルグループ)が仲立ちとなって、佐渡汽船の佐渡両津港のり場食堂しおさい両津店で提供するメニューを一風堂(力の源ホールディングス)とコラポして開発。
提供は2025年4月25日から。その後、6月に新潟港のしおさい食堂でも提供予定だったらしいが、しおさい食堂(新潟店)にはメニューを確認できなかった(2025年9月時点)。

 佐渡汽船 × 力の源ホールディングス × ブリッジにいがた共同開発 「佐渡濃厚海老ラーメン」2025/02/27佐渡汽船ニュースリリース

 ちょっと気になるのは見本画像と実際の提供外見が少々異なるという“飲食店あるある”。

ニュースリリース資料より メニュー見本

↓ 実食メニュー

▢調理手順

・南蛮エビの下処理(殻付きのまま茹でる)
・特製太ちぢれ麺を4分30秒茹でる
・鶏白湯ベースに南蛮エビの殻と頭から抽出した濃縮エビエキスと佐渡味噌を加えたスープ。
・佐渡産しいたけ、きくらげ、青菜を使う。
・あんかけスープで全体を覆う。
★調理ポイント
・あんかけの粘度調整と熱々の提供。

南蛮えび、ホッコクアカエビ、ホンホッコクアカエビ、ボタンエビ、アルゼンチンアカエビとの違い。

 それはさておき、なかなかこだわり感のある逸品で、佐渡産のナンバンエビ(南蛮海老)佐渡味噌、シイタケなど地場産にこだわった食材を使用している。
一風堂監修の自家製多加水麺(特製太ちぢれ麺)も特徴となっていて、コラボ効果でラーメン大手のノウハウをしっかり取り入れている。
ナンバンエビ(南蛮えび)の品種名は「ホッコクアカエビ(北国赤蝦)」で通称「甘えび」。赤色と海老の形が赤唐辛子(南蛮)に似ることから命名されたとか。


回転寿司の人気メニューの甘えびは北大西洋アイスランドからの輸入冷凍品で、近種の「ホンホッコクアカエビ(本北国赤蝦)」であることが多い。


 ちなみに回転寿司だけでなく、本格寿司店でも使われることがある「赤エビ」は「アルゼンチンアカエビ(アルゼンチンレッド)で、導入当初は“ぼたんえび”という名称をつけていた店舗があった。
 もちろん、ボタンエビは一般的には日本海産トヤマエビの別称。品種としてのボタンエビは太平洋産という違いがある。
いずれも剥いたら区別がつかなくなるのは同様。


 新潟県内では佐渡市、新潟市、糸魚川市などに500トンほどの水揚げがあり、佐渡市はエビ籠漁業で、新潟や糸魚川は底曳網漁業で漁獲された南蛮えびが水揚げされる。
見た目の違いがほとんどない両種だが、国産の場合、佐渡産南蛮えび(甘えび,ホッコクアカエビ)は北海道やロシアで漁獲されるものよりも赤色が強く、より色鮮やか
新鮮なうちは身がプリプリで、且つ味は良いが、南蛮えびは元の海老の鮮度が良いことを条件として、熟成によりさらに旨味が増す
有名なところでは「雪室熟成南蛮海老」のように3日間程熟成させると旨味成分が増して、やわらかくなった食感ともども絶妙な味を出す
水揚げされたばかりのプリプリの活南蛮えびを食したい場合は訪れる時期に注意が必要で、7月から8月は禁漁期。
もっとも、7月から8月でも佐渡の海洋深層水で蓄養の南蛮えびを食すことができる。

↓ 旬の時期の南蛮えび(プライドフィッシュより)

「麺処おけさ濃厚海老そば」との違い

 往路に食した佐渡汽船カーフェリー内「麺処おけさ」の「濃厚海老そば」と違いとして、使われているエビが素干し(麺処おけさ)に対して素揚げ(しおさい両津店)を使っていることで差異化。
その他、佐渡濃厚海老ラーメン(しおさい両津店)はあんかけタイプであることも特徴。

麺処おけさ(佐渡汽船,新潟市~佐渡市)カーフェリーおけさ丸。

実食感想

 発売開始前の試作発表会の料理画像とかなり違っているのはともかく、佐渡島観光の最後を飾る記念メニューとしては上々の部類。
スープ味については活力をさほど感じない。これは長時間営業店の宿命。
肝心の南蛮えびは大型タイプで好印象。ただし1尾のみ。推定、解凍品を調理したもので、やはり活海老を調理したものに比べると劣る。もちろん比較実食しないと違いはわからないと思う。
繰り返すが「佐渡島訪問記念メニュー」としては上々。
観光入門編といった位置付けでしょうか。

★両津港よくばり船乗りそば1080円

 妻はそばメニューを選択。珍しく“全部乗せ”メニュー。
海藻系のメニューは「海藻そば(品種不明)」「ながも(アカモク)そば」「岩のり(ウップルイノリ)そば」があり、地元系メニューとしては「朱鷺色油揚げそば」。店舗のタブレットメニュー画面には「栃尾油揚げ」と表示されているが、朱鷺色油揚げは佐渡産で新潟店(栃尾油揚げ使用)との差異化メニューになっている。
仕事で長岡市へお邪魔した時に栃尾を訪れて製造現場を確認させていただいたことがある。その栃尾揚げ風を着色料(天然系)で「朱鷺色(薄ピンク)」に染めているのがポイント。
観光客にとっては嬉しい“岩のり(ウップルイノリ)”も入っている。
天婦羅は新潟店がかき揚げであることに対して両津店は海老天
“南蛮えび”という表示は見当たらなかったので、普通のバナメイエビもしくはブラックタイガーと思われる。
生たまごのトッピングはちょっと食品衛生的にはあまり好ましくない(私的印象)と思っているが、まあ観光客メニューなので良しとする。
蕎麦麺は特にこだわりを感じない。
こちらも「佐渡島訪問記念メニュー」。観光入門編といった位置付け。
御馳走様でした。

のり場食堂しおさい両津店
ターミナル2階改札横
営業時間
 2026/1/4 ~2026/2/8
 6:45 ~ 16:00 (ラストオーダー 15:45)
 2026/2/9 ~2026/2/27
 6:45 ~ 16:30 (ラストオーダー 16:00)

・のりば食堂しおさい(新潟店)
新潟港ターミナル3階改札口横
営業時間 7:00~19:30(ラストオーダー19:15)

新潟県五頭流温泉村杉温泉長生館と佐渡2025年9月

2025年9月新潟県杉村温泉長生館と佐渡観光記事一覧

万代そばでカレー(新潟万代シティ)実食記

麺処おけさ(佐渡汽船,新潟市~佐渡市)

すしやまるいし本店(新潟県佐渡市)

佐渡両津港のり場食堂しおさい両津店(新潟県)

食事記事一覧

↓ ラーメン実食記事一覧(画像クリック)

↓うどん・そば・パスタ・麺類に関する食彩品館記事(画像クリック)

↓食事 鮮魚と寿司に関する食彩品館.jp記事(画像クリック)

↓ 肉に関する記事一覧(画像クリック)

↓ 和食に関する記事一覧

↓ 飲食店及び食事に関する記事(画像クリック)

 

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

食彩品館がゆく」は食彩品館とTMGP合同記事。
商業施設と観光。時々神社仏閣。日本温泉科学会員、日本温泉地域学会員、温泉観光士,温泉名人検定合格,温泉ソムリエ,温泉分析書マスター。研究テーマは「全国各地の温泉分析書を現地現物確認し、源泉データを温泉地別に比較。温泉地環境と温泉資源の運用方法」
ラーメンソムリエ。

目次