★食べログ記事をアップしました↓
・専門店製造品とスーパー販売商品で実食比較。ポーたまのオリジナルポークランチョンミート変更も確認。ポーたま那覇空港国内線到着ロビー店
・ポーたま食べながらドラゴンズキャンプ訪問。専門店製造品とスーパー販売商品(イオン北谷店)で実食比較した件。
専門店製造品とスーパー販売商品で実食比較
インストアで注文を受けてから製造する専門店の「ポー玉」に対して、イオンなどのチェーン展開するスーパーマーケットではインストア製造だけでなく、アウトパッケージの取売り商品も販売する。
当然、作り立てが美味しいに決まっているものの、そこは大手のノウハウによって“冷めても美味しい”“大量生産・大量発注による低価格販売”など、いろいろと工夫されている。
今回は専門店代表としてポーたま那覇空港国内線到着ロビー店とイオン北谷店で実食。私なりの感想を入れて紹介したい。
そもそもポー玉とは「ポークたまごおにぎり」
具体的にはポークランチョンミートと薄焼き卵を具材にしたおにぎり。元はハワイの「スパムむすび」であるとされる(諸説あり)が、沖縄のポーたまは名前の通り、玉子焼きが使われていて、ハワイの原型とは差異があるものの、スパムのおにぎりという点で共通する。

ハワイのスパムおにぎりはカリフォルニアロール同様にアメリカの寿司店で定番化、ポー玉は沖縄で人気の郷土食となっている。
ちなみにポークランチョンミートは豚肉を加工した缶詰で軍用食として米軍が第二次世界大戦時に沖縄に持ち込まれた。その後、沖縄の豚が戦闘のためほぼ壊滅したこともあり、軍民だけでなく沖縄の人々に「ポーク」として、おにぎりやチャンプルーなどの具材として使われてきた。
ポークランチョンミートの原材料について
沖縄で販売されている主なランチョンミートはアメリカのSPAM、デンマークのTULIP、そして沖ハム(読谷村)。
「SPAM(スパム)」はホーメル・フーズ・コーポレーションの商品名で、その他チューリップ・フード・カンパニーの「TULIP(チューリップ)」も見かける。
「SPAM(アメリカ製造)」の原材料は豚肉・食塩・砂糖/加工デンプン・発色剤(亜硝酸ナトリウム)が使われている。
↓ スパムの沖縄限定パッケージ

「TULIP(チューリップ,デンマーク製造)」の原材料は豚肉、でん粉、食塩、ガゼインNa(乳由来)、リン酸Na、香辛料抽出物(コリアンダー・メース・胡椒)、酸化防止剤(アスコルビン酸Na)、発色剤(亜硝酸Na)

今回はお土産として沖ハム読谷工場製造のポークランチョンミートである「沖縄県産豚肉100%ポーク」をイオン北谷店で購入した。


缶詰ではなくレトルトパウチで原材料は豚肉(沖縄県産)、豚脂肪(沖縄県産)、馬鈴薯でん粉、食塩、香辛料、たん白加水分解物、砂糖、ポークエキスパウダー、酵母エキス、カゼインNa、リン酸塩(Na、K)、酸化防止剤(ビタミンC)、調味料(アミノ酸等)、発色剤(亜硝酸Na)、(一部に乳成分・鶏肉・豚肉を含む)。
ポーたまのランチョンミートが変更された
ポーたまのランチョンミートは2025年4月1日よりそれまでの既製品(SPAM等)使用から同社オリジナル製品に変更し、沖縄県産豚肉100%使用で保存料と発色剤を使用していない。このあたりが他のポークおにぎりとの差異点(×差別化)。

まずは店舗について。
ポーたま株式会社 Potama Co., Ltd.の創業は2000年で、当初はカフェ事業からスタートし、2014年に最初のポーたま店舗である牧志店、2017年に那覇空港国内線到着ロビー店、北谷アメリカンビレッジ店を開業。
2026年2月現在の店舗は沖縄県内(5店)、九州(4店)、東京(1店)、大阪(1店)の11店となっている。唯一の海外店舗だったハワイのホノルル ロイヤルハワイアンセンター店は2025/04/30に閉店。
↓ ロイヤルハワイアンセンター(2019年撮影)





●ポーたま那覇空港国内線到着ロビー店【実食記】
沖縄県那覇市鏡水150
那覇空港国内線ターミナルビル1F国内線到着口B横
営業時間 7:00 – 21:00(年中無休)
℡098-996-3588





場所はわかりやすい
那覇空港に到着し、出るとすぐの場所にあり、全国から航空機が到着する毎に若者を中心に行列が伸びる。朝7時から営業しているので早朝到着客にとってはありがたい施設。また、夜の閉店時間が少々早めな空港内飲食店が多い中、21時まで営業していることも心強い。
当日は早朝便(セントレア6:05発→那覇空港8:30着)。キャンプイン初日で早く出発したい妻をなだめて行列に並ぶ。
いつもなら「行列に並んでまで食べたい料理なぞ無い」が持論ながら、今回は待ち時間(注文までと注文後提供まで)の計測という目的もあるため、あえて行列に並ぶ(決してムダではないと自分に納得させながら・・・)。
注文から提供までの待ち時間
当店は注文後の呼び出し番号を画面に表示してくれる(52番が私の呼び出し番号)ので、注文&精算後は店前で待たなくても良いのが嬉しい。呼び出されてもどっかに行ってしまってポーたまを受け取りに来ていない人が私(52番)の前に4組いた。


ちなみに画面右側上部に表示されている「現在3組約15分待ち」を見て、てっきり15分で受け取れると思ったが、なんと注文後の受取時間予定の様子。
10組少々の待ち時間ながら、注文が3組ほど溜まったら受注をストップさせるという仕組みのようで、なかなか自分の番が来ない。結局、行列に並んでから25分ほど経過してからようやく注文品を受け取ることができた。
テイクアウトかイートインか
店内でも食せるが、テイクアウト客がほとんどで、消費税は8%。イートインだと10%という理由もあるが、わずか数円の違いでも高い消費税率を支払うのは避けたいと思うのが庶民の指向。私も8%選択。経済的な事情よりも移動中に食したいというのが理由のテイクアウトです。
生産管理システムを観る
並んでいる間に作業を眺める。どうしてもサラリーマン時代のクセで“3M(ムリ・ムダ・ムラ)”や生産管理・業務フローなどが気になってしまう。
現役時代は正しいと信じ込んでいた生産管理システムなどの“経営者の手先犬のような仕事”を定年で卒業してからは行列に並ぶこと以外のムダは許容している。もちろん体力も無くなってきているのでムリも自制。
作業をよく見ると各作業員の分担が明確になっているようで、それぞれが手際よく・・とまでいかない人も混じっているのと、空港店とはいえメニューも豊富で、限定メニューの「Limited Potama」こそ、那覇空港国際線フードコート店とは違い提供していないものの、采配担当が大変そう。
よって、注文間違いなどを防ぐため、前述の通り、少し調理が滞ったら受注をストップさせて混乱を防いでいる。
注文
当店は「Standardポーたま」「Specialポーたま」があり、さらに「LIMITED店舗限定ポーたま」も提供する店舗のハズ。でもメニュー表に「LIMITED」が見つからないし、品目も10種ほどしかない。
また、全店共通メニューのミニ沖縄そばも見当たらない。


↓ 店舗掲示メニュー(2026/02/01確認)

↓ ホームページ掲載メニュー(2025/01/31訪問前確認)

後でHPを確認すると、那覇空港国際線フードコートには「LIMITED」が3品あるが、那覇空港国内線到着ロビー店にはメニューが掲示されていなかった。
しかたないので「ポーたま」を2個注文。1個390円。2個で780円。よくよく考えると結構な単価だが、平均的な価格設定。
これは妻の「(他店と)比較するなら定番品(を注文すべき)」という意見を採用した。
「注文を受けてから製造」ということだが、薄焼きたまごは注文前にどんどん焼いている。

その薄焼きたまごとランチョンミートを海苔とごはんの上に乗せて折りたたむと出来上がり。






作るのを見ていると材料が多いほど手間がかかる上、折りたたむのが難しそう。さすがに折り畳み工程は慣れた作業者が担当している。
食感想


紙袋を持つと温かい。レンタカー営業所まで移動すること15分、その後受付に15分、合計30分経過していたがまだ温かい。
作り立てだったらもっと温かいんだろうなと思うが、冷却を義務付けられる取売り商品(アウトパッケージ)との圧倒的な差異化。
さらに見た目の違いもある。ポーたまのランチョンミートは発色剤を使用していない分、SPAM製品に比べて薄い色。
ポーたまだけでなく、ポークおにぎりのランチョンミートは原料の缶詰のサイズであることが多いが、オリジナルに変更したことで、サイズも変更している。「食べやすいサイズに変更」という表現が気になるものの、沖縄産豚肉に特化したことで、より郷土食として他社製品と差異化できる。
食感は特に変わらない。というよりは、おにぎりとしてご飯と一緒に食すし、保存料や発色剤不使用は味には関係ないので以前と同様の食感想。
ただし、ポーたまの進化を確認できたことが今回の実食の成果です。
ポーたま美味しかったぞ。
イオン北谷店のポーたまおにぎり

妻にお願いして北谷スタジアムから買い出し依頼。
購入してくれたのは3品。
取売り(アウトパッケージ)ではなく、いずれも店内製造品なので、当初目的の「専門店と取売り店比較」という目的は未達ながらも、スーパーマーケットのポーたまと実食比較できたのが嬉しい。
・おにサンド(ポーたま)302.4円。店内製造

・おにサンド(ポーたま高菜)354.24円。店内製造。


・ポーク玉子おにぎりツナマヨ386.64円


いずれもカゼインNa、リン酸塩、酸化防止剤、発色剤(亜硝酸Na)、調味料(アミノ酸等)、酸味料、保存料(ソルビン酸カリウム)、着色料(黄4、ウコン)などを使用。
価格はレギュラーの「ポーたま」が302.4円(税込)。
イオンよりもサイズの大きい「出来立て」を提供する専門店の390円と比較すると、専門店に軍配を上げたい。
それでもドラゴンズの練習を観ながら食べるイオンの「おにサンド(ポーたま)」は意外とイケる。
沖縄の空気と空の下で食すポーたまは美味しいを再確認。

イオン北谷店のポーたま売場。お昼過ぎには品切れしてしまうが追加補充される気配はない
↓ 2026/02/03 14時57分撮影

福助の玉子焼き
実はもう一軒、実食体験予定の店舗があった。
この後、寿司を食す予定だったので実食は次回のお楽しみとすることに。
↓ 福助の玉子焼き(2026/02/03撮影)国際通り牧志にて撮影

名古屋から那覇空港の風景







↓2026年2月撮影 飛行機ブロッケン現象もどき

↓ 2025年2月撮影した飛行機ブロッケン現象
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