★食べログ記事をアップしました↓
・何故、同じレシピなのにどのホームが美味しいとかの駅伝説があるのかについて。「みそきしめん+かき揚げ」と「春きしめん(姫竹・タラの芽)」を開店直後に食す。営業者と運営者のこと。
営業管理会社と運営委託会社について

JR名古屋駅にはJR東海関連の飲食関連会社が出店していて、例えばジェイアール東海フードサービス(ぴよりん,驛釜きしめん,他)やJR東海リティリングプラス(東海キヨスクとジェイアール東海パッセンジャーズが合併。PLUSTA,Kiosk、スタバ等)など。
きしめん住吉を運営する会社は「ジャパン・トラベル・サーヴィス」。
名古屋駅の「住よし」「憩い」などの他、関東では「駅そば爽亭」を池袋駅、上野駅、荻窪駅、国分寺駅に出店。また、静岡県の熱海駅や三島駅にも出店している。
え? あの店がそうなの?ということで、JR京都駅とJR名古屋駅の新幹線ホームに出店している「PERK COFEE」やJR高槻駅・JR市川駅にも駅カフェを出店。西はJR明石駅(立ち飲み 楽)まで出店拡大。
↓ 駅そば爽亭JR熱海駅伊東線ホーム(1949年出店。2024年撮影)

元々、旧国鉄の鉄道弘済会(1932年設立)の委託で静岡の3駅(熱海・小田原・沼津)に出店したのが1959年で、その後、1961年(昭和36年)から名古屋駅で住よし(当初は3・4番ホームと5・6番ホーム)を運営している。

元々が国鉄系鉄道弘済会からの運営委託形式だったので、鉄道弘済会から独立した東海キヨスクのマークが店舗についていたり、ジェイアール東海パッセンジャーズの帳合だったりしたが、前述の通り、両社は合併し「JR東海リティリングプラス」となっている。
ただし、当店にはまだ「KIOSK」の表示がある。

この表示を見てKIOSKの直営店舗と思ったりする人もいるらしい。
古くは鉄道弘済会やKIOSKから運営を委託されていた名残で、当店は東海キヨスク(現在はJR東海リティリングプラス)が営業者。
店頭の「鉄道資産使用承認票」の営業者名は㈱JR東海リティリングプラスになっています。
運営はJR東海リティリングプラスから運営委託された「ジャパン・トラベル・サーヴィス」。

名古屋駅におけるジャパン・トラベル・サーヴィスの麺類系飲食運営店舗(2026年3月現在)
・住よしJR名古屋駅 新幹線上り
・住よしJR名古屋駅 新幹線上り2号店
・住よしJR名古屋駅 新幹線下り
・住よしJR名古屋駅 新幹線下り2号店
・住よしJR名古屋駅 1・2番線
・住よしJR名古屋駅 3・4番線
・住よしJR名古屋駅 5・6番線
・憩(いこい)JR名古屋駅 5・6番線
・住よしJR名古屋駅 7・8番線
・住よしJR名古屋駅 10・11番線
(愛知県内に千種駅にも1店)



閉店した「かきつばた(1・2番線)」と「グル麺(新幹線16・17番線)」は旧 東海パッセンジャーズ(現在の社名は東海キヨスクと合併してJR東海リティリングプラス)の店でした。
現在の「住よし」運営店舗はすべてジャパン・トラベル・サーヴィスが運営委託されていW味と作業の標準化が全店で深耕中。
↓ かきつばた(閉店)

きしめんルーツ
諸説あるが、やはり刈谷市芋川の「いも川うどん」を押したい。現在も刈谷市の一部店舗で食すことができる。
・2025/01/04いもかわうどん(芋川),ひもかわうどん,


また、きしめんルーツの別説の“碁石麺”を意識したと思われる店でも実食している。
・2024/11/09棊子麺茶寮 いしこん(名古屋市)親子月見きしめん実食記


それぞれの説を上記記事にて簡単に説明しているが、さらに簡単に記すと三重県・岐阜県・愛知県西三河で食されていた“平たい麺“が尾張で発展し、「きしめん」となって名物料理となっている。
どのホームの住よしを選択するか
どこのホームで実食するかはあまり意味を持たないが、それを言うとこだわり派に嫌な顔をされるかバカにされることになる。
ちなみに運営会社では「同じ原材料で、同じレシピで作っているので味が違うことはあり得ない(名古屋営業責任者談)」と言い切っている。
それでも味が違うというのが都市伝説よりは通説に聞こえるのは、ズバリ「食べている人が異なるから」。
理由は以下の当方の持説記事を一読されたし。
・「味は舌で味わい脳が判断する」という持論展開(料理の評価と他者との味感覚共有は難)。
また、当たり前のことだが、一日数回店内で出汁をとるので、その直後と数時間経過した後では水分の蒸発に伴う塩分濃度の変化などによる差異は当然ある。
結論づけると「ホーム店間の味は標準化され、製造されているものの、時間によって味の差異は発生する場合はある。ただし、それを判断するのは個々人の脳(舌の味蕾からの情報、過去の体験、他人の情報、天候・気温・湿度・体調の条件等々の情報により)であるため、思い込みを含めて日々の印象は変わる。その印象を語り合ううちに都市伝説のような店別の味評価説が生まれ、それが他者の判断に影響を与えているといったところか。(自論ですよ。念のため)
もっとも例外があり、専門職として日々うま味成分の味利きしている方々は驚くような味覚感覚を持っている人も実際にいて、現役時代に仕事で何人か遭遇したことがある。
見事に使用原材料や調味料などを言い当てるが、名人ほど美味しさの評価はしない。評価判断するのはお客様ということなんでしょうね。
よって、どのホームの店で食すべきかと問われれば、「降りたホームか電車に乗るホームで食すべし」と勧める。
↓ 1番・2番ホーム店,11番ホーム店,新幹線ホーム店




では何故、3番・4番ホームを選んだのか
当日の乗場ホームは12番・13番線の関西本線ホームを予定したが、ほぼ全ホームにある「住よし」ながらも、関西本線ホームには列車本数と乗降客の関係からか「住よし」が無い。
それじゃあということで、“食べたことがない店”、そして“(新幹線ホームにも運搬供給とかの)揚げたてのかき揚げが食べられる”という理由で当店を選択した。
もし、次に住よしで食すことがあるならば“食べたことが無い”7・8番か10・11番ホームの店ということになる。
もっとも、揚げたてとはいえ、事前調理品なので実際には温め揚げ品という表現の方が・・・。
使いにくい券売機
メニューを選択してお金またはタッチ決裁するだけなんだけど、3回やって失敗。こんなことは初めて。後ろに並んでいる人たちにまずは一度譲って、再度トライ。それでも失敗するというなんとも・・・な体験をさせていただいたことに感謝したいっ。”(-“”-)”




★みそ(玉子入)きしめん770円+かき揚げ250円



当店のウリメニューは「ワンコインきしめん500円」で、最低価格は「きしめん450円」。
今回はメニュー単価の高い「みそ」を選択した上、店内製造のかき揚げをトッピングに選択したので合計1020円という駅そばとしては高価格となってしまった。しかも朝食(午前7時22分注文実食)。
結論から言うとみそ選択はちょっと残念感。
ナゴヤを中心とする尾張人だけでなく、西三河・東三河人も濃い味の味噌スープを好む。私もそうだが当品はあっさりタイプの味噌味。せっかくの出汁も味噌のスープへの追加投入時の高温度の影響か出汁感が希薄になってしまっている。
妻の注文品のスープを分けてもらって飲んだが、あきらかに出汁感があり、以前食した1番・2番実食時よりも好印象だったことを付け加えておく。
麺は冷凍麺独特の食感だが、よくできていて、ササっと食べるには喉越しも良く、且つ、モチモチ感演出的製造方法も採用されているため好印象。
昨今は大量調理の社食でもこういったタイプの冷凍麺が採用されていて、かっての茹で麺時代よりは大量調理麺食の印象が好転している。
今回は一度食してみたいといった程度のみそ選択なので食体験としては成果ありといったところか。
店内製造で「揚げたて」とかのかき揚げは残念品。
2度揚げのような揚げ色と食感。映画「スーパーの女(伊丹十三監督,1996年)」以前のスーパーマーケットの総菜売場を思い出した。
カリっと揚がることで二度揚げは喜ばれることもあるが、事前調理品の再加熱という側面もあり、評価は分かれると思う。当方としては昔を思い出して、ちょっと苦手な印象。
それにしてもワンオペで次から次に来客する客をさばく従業員の作業はほれぼれします。接客に気をまわす余裕はない様子だが、客は接客よりもスピードを要求する人が多いので、丁寧な接客は不要ということなんでしょうね。
★春きしめん(姫竹、たらの芽)600円


来店前に「ワンコインきしめんの味を確認したいので注文してね」と妻にお願いしていたが、券売機の前で急に心変わりしたのか「春きしめん」を選択。
当方としてはレギュラースープ味の確認をしたかっただけなので特に問題はない。
出汁はサバ、ムロアジ、ソウダガツオの3種類の厚さ1mmスライス節を混在させて1袋につめた出汁セットを用いて店舗で日々、出汁を取るだけでなく、需要に応じて1日に数回、出汁を追加製造する。
ほのかな甘み(ムロアジ)、すっきりとした味わい(ソウダガツオ)、抜群のコク(サバ)という組み合わせの出汁が当店というか住よしの最大の特徴。
ファストフードながらも人気がある理由もこの出汁とりにある。
もちろん、返しの醤油も重要だけど、当店の場合は出汁とりに尽きるという印象。
こちらの姫竹とたらの芽の天ぷらは油色も良く、揚げたて感もあり好印象。

ただし、姫竹とタラの芽は水煮原料。そりゃそうだ。生から調理だったら駅そばの使命であるスピード提供は困難になる。
ちょうど目の前に姫竹の原材料が置いてあったので、提供を待つ間に“昔、打った篠塚(巨人選手)”ならぬ“昔取った杵柄”で、バイヤー時代の商品チェック能力発揮。

「姫竹」と表示されている。国産の場合はチシマザザの若竹で別称“根曲がり竹”なので希少で珍重されるが、中国産の場合は小竹筍(しょうちくすん)と称する細長いタケノコで細竹水煮とも表示されることがある別種。
パッケージを見ると、源清田商事の「中国産姫竹 80g」姫竹水煮(中国産)、pH調整剤(クエン酸)、酸化防止剤(V.C)、漂白剤(次亜硫酸Na)となっている。
姫竹に限らず、タケノコ水煮製品は産地で収穫された後、産地工場で皮付きのまま加熱調理され、手作業で竹の子の皮を剥く。
私が最初に訪れた1989年当時は若い女性がせっせとタケノコ(孟宗竹)の成形作業に勤しんでいた。






成形された水煮タケノコは輸出用の水煮缶に入れられて、水でpH(当時はペーハーで今はピーエッチと読む)を調整する。この時、時間を短縮するためや輸送後のタケノコの品質を維持するためにpH調整剤(クエン酸)を使うことがある。また、その後の酸化を防止するため酸化防止剤V.C(L-アスコルビン酸)を使うこともある。
これは国産の水煮タケノコ(孟宗竹)もほぼ同様で、今もあまり変わっていないと思われる。
今回の姫竹の原材料を見ると、漂白剤の「次亜硫酸Na」も使用されている。
一般家庭で使われる強アルカリ性の漂白剤である「次亜塩酸Na(NaClO)」とは違う添加物で、タケノコの水煮において、変色を防ぎ、見た目を白くきれいに保つ目的で使用されている。
真空パックにして加圧加熱殺菌して長期保存を可能にすることもあるが、姫竹の場合は材料が小さいこともあり、孟宗竹のような真空パックではなく水煮パッケージでの流通も多い。
外食産業では食材管理に気を使っていて、特に在庫保管中の品質劣化は是非とも防ぎたい。相応に品質劣化を防止する添加物を多く使用した製品も多くなる。
私は「何が入っているか」がわかれば食品添加物の使用については頓着しない。こだわるのは「口に入れるモノは何が使われているか知りたい」だけ。
でも、できれば原材料表示はシンプルな方が嬉しい。
●きしめん 住よしJR名古屋駅 3・4番ホーム店
愛知県名古屋市中村区名駅1-1-4 JR名古屋駅 3・4番ホーム
営業時間 07:00 – 20:30
(立ち食いカウンター(スタンド席)のみ
カード不可
電子マネー可
(交通系電子マネー(Suicaなど))
QRコード決済不可
◆きしめん実食記
★・2026/03/21きしめん住よしJR名古屋駅 3・4番ホーム店
・2024/11/09棊子麺茶寮 いしこん(名古屋市)親子月見きしめん実食記
・2016/09/17きしめん住よし名古屋駅1・2番線
・2016/10/16三峰(岡崎市)ざるきしめん定食
飲食記事
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