★食べログ記事をアップしました↓
・HAMBURG MEISTERオカモト(愛知県安城市)ポルチーニクリームのハンバーグスパゲッティ
パチンコ店の駐車場といえばラーメン店か軽食店といったところが定番だが、今回、実食したのはハンバーグ店。


大変、意欲的なハンバーグレストランといった印象。
メニューのこだわりもそうだが、それを伝えたいとする姿勢が良い。
メニュー表にことこまかに意気込みを記している。
良いですねぇ。
売り文句ではなく“伝え文句”が並ぶ。








特に感心したのは「スチームコンベクション」を使ったハンバーグ調理。
通称“スチコン”。コンベクションオーブンに蒸気発生装置を取り付けて、熱風や蒸気を利用する、さまざまな機能を備えた加熱調理機器。
フライパンよりもムラなく加熱できるというメリットはあるが、“スチコン”はどうしても大量調理施設で使うイメージが強い。
ハンバーグをスチコンで加熱調理するメリットは蒸気で蒸すことによってしっとりふっくらに仕上がること。
肉汁のジューシーさを閉じ込めることで、ハンバーグを切った時のジュワ感が素敵。

昨今はハンバーグを生焼け状態にして柔らかさを演出することが流行しているが、当方は肉のミオグロビンがオキシ化される前の血色が苦手というかhate,dislike。
低温調理でも肉色がしっかりとオキシ化されて褐色になった状態を好む。肉の赤色残は危険色のイメージ。
いくら低温調理で中心部75℃で1 分間加熱と同等を言われても血色肉は生理的に受け付けない。
以前、ミシュラン掲載店のシェフから「訴えてやろうか」と恫喝されたことがあるが、これはどうしても譲れない当方のこだわりです。
と、いうことで、スチコンでしっかり中心部まで加熱したハンバーグは安心して食すことができます。
★季節限定メニュー


ポルチーニクリームのハンバーグスパゲッティ1700円(税込)。


スープ,サラダ,パンorライスがセットになっている。
“ ポルチーニクリーム“ はポルチーニ茸の香り付したクリームソース(牛乳・バター)
自家製ドライトマトとドライハーブが添えられている。

自家製ドライトマトということに当店のこだわりを感じる。
“姿勢”が良いですね。
肝心の味。
和牛肉のハンバーグのような甘味・旨味は感じません。
このメニューはポルチーニクリーに合わせたハンバーグといった印象で、あえてハンバーグの味を前面に押し出し過ぎるのを抑えたような印象があります。
これは食す人によって評価が分かれるかも。
私は好印象です。
ところで、ボルチーニ茸。
ハラタケ目イグチ科ヤマドリタケ属で、人工栽培が困難で流通はすべて天然モノ。芳醇な香りが特徴で旨味も強いといった特徴がある。
当メニューを食していた時にキノコのスライスに気付いたが、これはどうやらマッシュルームということでした。
ボルチーニは“セープ”茸という別称がある。私が売場担当から青果バイヤーになった42年前に、市場で買い付けた生椎茸のことを「セープ」と伝票に書いた老齢の先輩がいた。「セープって何ですか?」と聞いたことがあるが明確な答えはなかった。玉ナ(キャベツ)や丸に十の字(薩摩藩の家紋,サツマイモ)
そんなことを思い出させてくれたランチでした。
・HAMBURG MEISTER
愛知県安城市百石町2-16-10
℡0566-50-2020


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