【温泉宿泊記食事編】指宿白水館(鹿児島県指宿市)薩摩伝承館でイタリアン,森伊蔵,極上の一滴(緑ラベル),竜王戦七番勝負,寶CRAFT桜島小みかん,薩摩GOLD,桷志田ビール,からの続き
🔳温泉
※画像は白水館ホームページより
浴槽内は撮影禁止というだけでなく、撮影機材(スマートフォン等)の脱衣所及び浴室への持込だけでも盗撮が疑われるリスクがあります。
特に女性による女風呂内の盗撮事件以降、男女を問わず持込と撮影が難しい状況となっていて、特別な許可を受けた場合を除き、浴槽の撮影及びSNSアップを自粛しております。
↓ 某温泉施設での警告掲示

◇温泉成分と温泉運用状況について
源泉はいくつかあるが、基本は4源泉を混合して使用と、うたせの湯のみ単独源泉を使用。そして謎の「風穴の湯源泉」。推測として、源泉温度が25℃なので温度調整用の源泉ではないかと推測。
●4源泉の混合泉
(湯の里1号・2号・3号・4号混合泉)
□泉質名
ナトリウム-塩化物温泉
(低張性・中性・高温泉)
温泉水1kg中に、溶存物質量(ガス性のものを除く)が1,000mg以上あり、陽イオンの主成分がナトリウムで、陰イオンの主成分が塩化物イオンの温泉。

□温泉基準値超成分
・源泉温度 基準値25℃に対して62.7℃
・リチウムイオン 基準値1mgに対して1.6mg
・臭素イオン 基準値5mgに対して7mg
・メタケイ酸 基準値50mgに対して211.6mg
・メタホウ酸 基準値5mgに対して22.4mg
□療養泉基準値超成分
・源泉温度 基準値25℃に対して62.7℃
(温泉基準値と療養泉基準値は同じ数値)
・溶存物質(ガス成分除く)
療養泉基準値1,000mgに対して4,345mgと、低張性ながらも基準値の4倍。
□美肌の湯の理由
ありがちなナトリウム-塩化物温泉で成分的には塩分以外、これといった特徴はないが、塩分パックで浴後に大量の汗が出る。通称「熱の湯」。
温泉成分のコーティングと保湿によって美肌効果にも期待。
また、保湿効果に期待できるメタケイ酸が基準値4倍超で美肌効果も期待できる。
また、保湿効果と肌の新陳代謝に効果が期待される「メタホウ酸」とのダブル効果にも期待したい。
でも循環湯なので、源泉の成分が浴槽内では減衰していると推測。また、肌の再生を促す活性力についても循環湯では期待値が減少すると言われています。
それど、豊富な新湯投入量については好感が持てます。
◇大浴場松雲風呂【宿泊者専用】
営業時間
17:30~25:00(最終入場24:30)
5:00~15:00(最終入場14:30)



◇元禄風呂【宿泊者無料・日帰り利用可



















元禄風呂のみ利用の場合
15:00~18:00
大人3,400円
小人1,100円
砂むし温泉も利用の場合
15:30~18:00
大人4,940円
小人2,200円


・浮世風呂
江戸の入浴風景が装飾。循環湯がふんだんに注がれている・・。

・腰湯
浅い浴槽なので寝風呂や腰湯の入浴ができる。


・江戸柘榴(ザクロ)風呂
江戸時代の蒸し風呂をイメージ。入口が低く、くぐって入ったので「屈み入る」と、石榴(ざくろ)の実が鏡を磨くのに必要なため「鏡要る」のことばを「屈み入る」かけてザクロ風呂とか。

・泡泉
風呂中央の蓮の花から泡が出る。

・樽風呂
黒鉛軽石の床石。遠赤外線の効果で新陳代謝を促進(らしい)。

□露天風呂
・岩風呂
温度の異なる二つの浴槽。


・うたせ湯
やぐら風の建物の四方から湯が落ちている。
このうたせ湯だけ、他と源泉が異なるのが面白い。

泉質 ナトリウム-塩化物泉
温泉基準値超成分
源泉温度 基準値25℃に対して40.9℃
・リチウムイオン 基準値1mgに対して1.6mg
・臭素イオン 基準値5mgに対して15.8mg
・メタケイ酸 基準値50mgに対して130mg
・メタホウ酸 基準値5mgに対して10.2mg
療養泉基準値超成分
・源泉温度 基準値25℃に対して40.9℃
(温泉基準値と療養泉基準値は同じ数値)
・溶存物質(ガス成分除く)
療養泉基準値1,000mgに対して13,320mgと、高張性で基準値の13倍と“濃い温泉”。
源泉温度も適温で温度調整しなくとも良いのも好印象
・釜風呂
屋根は粘土で、炭焼釜風の釜風呂。これはなかなか良い。
□岩盤浴 【別料金】
北海道檜山郡上ノ国山中で産出される黒い天然鉱石「神黒石」を使用。
“痛み取り石“と古来より重宝されてきた神黒石。
「遠赤外線とマイナスイオン」で身体の内側から温まる。
「40℃前後の低温サウナ」だから、無理なく発汗する。
「ヒーリング音楽」で心もリフレッシュ。
営業時間
6:30~10:00(最終入場9:00)
15:00~24:00(最終入場23:00)
※完全予約制(内線812)
入浴料:大人1,100円・子供770円

◇砂むし温泉
営業時間(宿泊者)
6:00~8:30(最終入場8:00)
15:30~22:00(最終入場21:30)
別料金
大人1回 1,540円
小人1回 1,100円
15:00~18:00 (元禄風呂+砂むし風呂)
大人4,940円
小人2,200円
※砂むし風呂のみ利用不可
大分の別府温泉にもあるが、やはり指宿温泉に来たら「砂蒸し風呂」体験は必須。
当日、すでに「砂蒸し会館」で体験しているものの、ホテルでも体験して比較してみたい。
温泉好きの方から「ホテルの砂蒸しは風情が無い」「衛生管理に気になることがある」という話を伺っていたこともあり、今回の計画では山川砂むし温泉を予定していたが災害復旧中ということであきらめて、先に砂むし会館を訪れた経緯がある。
白水館の砂むし風呂は別料金なので追加支払い 1,540円。それでも外来入浴よりは割安。外来入浴の場合、砂むし風呂のみの入浴はダメということで、元禄風呂入浴と併せて大人4,940円,小人2,200円となる。
まず、気になるのは衛生面。
尋ねると丁寧に教えていただいた。客が使用した砂場はその都度、高温の源泉を入れて砂場ごと熱湯消毒するらしい。これは良いことを聞いた。さすが白水館ですね。
次に入り心地というか、砂蒸しの入浴感はベリーグッド。室内なので温度の具合も良く、砂への温泉湿具合も好感触。
砂蒸し会館よりも客扱いが丁寧なのも良い。
これは良いですね。
部屋に戻って妻に「砂むし会館より良かったぞ(個人の印象です)」と伝えたが、「もう砂むし会館で体験しているので、同じ屋内砂むしで1540円払ってまで・・・」と言われて撃沈。彼女は白水館の砂むし風呂の価値を理解していない。残念。
館内風景









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