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有馬温泉を訪れたのは1980年代に1回、そして2022年(古泉閣宿泊)、そして今回(2025年4月)の3回。
初回は仕事(研修)で2回目は単独行。今回は妻のリクエストで訪れた。
宿は有馬温泉の天神源泉直結の宿を予約し、それまでの時間を泉源巡りをして過ごす予定。
昼食は当店と決めていた。
創業者が思い立って「江戸東京そばの会」の独立開業養成講座(プロコース第8期)で学んだ後、「土山人」を芦屋で創業。店舗数を拡大し、2016年から2018年にはミシュランガイドやビブグルマン、ミシュランプレートに5店舗が掲載されていた。
ところが、2019年には「まいどおおきに食堂」や「神楽食堂串家物語」を運営するフジオフードシステムの子会社となり、現在に至る。
訪れる前は「まいどおおきに食堂」のイメージを予想していたが、訪れると落ち着いた雰囲気で、創業当時のイメージを残した内装。








自店製粉のこだわりも前創業者時代の名残。
つゆは本枯節と一等利尻昆布。
器も常滑焼を中心とした選定。
雰囲気も良く、期待マシマシ。
メニューを眺めて注文したのは「すだち蕎麦」と「粗挽き田舎蕎麦」
すだち蕎麦




香酸柑橘類のすだちはよく似るカボスより小ぶりで、果皮の香りが高く、酸味も強い。スダチは松茸やサンマなどの「香るタイプの食材」に使い、カボスは白身の焼き魚やフグ料理などに用いられる。
さすがだなと感心したのは丁寧なすだちの並べ方。

すだちの香りが蕎麦の味を消しているかというと、さにあらず。
上品な香りが本枯節と利尻昆布と相乗効果。良い仕事してます。
妻が選択注文したが、いつものように互いにシェアしながら食す。
粗挽き田舎蕎麦


まずは蕎麦を数本、何もつけずにそのままいただく。
食感は良いが香りはそこそこ。
続いて塩を少しつけて。
ふむふむ。
そしてつゆにつけて。
ほぉほぉ。
ワサビは練りっぽかったので用いず。
蕎麦のザル(器)に感心。

蕎麦湯は濃いめ。
昔は「蕎麦湯の濁りは蕎麦屋の恥」だったが、昨今の蕎麦湯は別仕立てが多い。薄いと客からクレームがあるというからちょっと驚く。
いつものように蕎麦湯を全部飲み干す。


良い蕎麦だった。
産地で食す新そばの香りとまではいかないが、充分に土山人を堪能することができた。
・蕎麦 土山人 有馬店
兵庫県神戸市北区有馬町1056
定休日水曜日
営業時間《昼》11:00~15:00(14:30L.O.)
《夜》17:00~20:00(19:30L.O.)













有馬温泉の景色





















炭酸源泉・泉源公園から炭酸地獄














有馬温泉外湯 太閤の湯,金泉,銀泉



上大坊(かみおおぼう) 天神源泉直結




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