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上高地。
山登りしていた頃はただ通過する場所だった。
冬場はともかく、上高地開山後に山から降りてきて上高地に近づくと途端に世俗に戻った感覚だけでなく、木々の葉も高地のそれと比べるとくすんでいるのも目に付く。
最近はインバウンド客が多く詰めかけて、オーバーツーリズムによる世俗の埃がさらに目に付く。
山登りをしなくなって久しいが、時折、無性に山が恋しくなる。
若い頃のように屏風岩、前穂4峰正面壁、前穂北壁・Aフェース、そして冬の滝谷などヨーロッパアルプスの冬期登攀、さらにはヒマラヤ高峰の初登頂やバリエーションルートのアルパインスタイルでの初登攀を目論んでいた頃のような体力は無くなってしまったが、穂高の岩場のクラシックルートを眺めていると、今でも登れるんじゃないかという錯覚を・・・・。



そんな空想(回想ではなく、空想。上記の“若い頃“以下の数行部分のことです)をしながら久々の上高地散策を妻と一緒に楽しむ。
一番、最初に上高地を訪れてからすでに40年以上経過。若かった私たちもすでに60歳を超えて以前のようには、特に私は歩きに自信がなくなっている。週6日、ジムに通っている妻との体力差は圧倒的。
言い訳になるが、ミラーレスとはいえ、一眼レフ2台に広角ズーと望遠ズームレンズを装着した重さで肩と腰にズシっと・・・・。











そうなると散策よりも「早く休憩したい」欲求が・・・・。
ちょうどそんな時に妻が「アップルパイ食べたい」と言うのを幸い、当店へ入る。
在宅ワークを初めて5年、日々の運動どころか一日ずっとパソコンデスクに座ったままの作業なので体力は激減していることもあって1~2時間歩くと「もうダメ( ´艸`)」になってしまう。



さて、何にするか。
当店の人気商品は1ホールに林檎を6個使用するとかの「アップルパイ」。
一般的なレシピでは直径18cmで2個のリンゴを使うというから、当商品はリンゴの量が多いということは理解できた。





飲み物とアップルパイを購入して店前に設置された席につく。
時折、涼しい涼風が梓川方面から吹いてくる。
景色と空気感だけですでに満足している。
アップルバイは味感想の対象外となっている。
都会で食べたらどうなんだろうかなぁとか思いつつ、上高地で食すアドバンテージを感ずる。
ところでホームページには「注文があってから焼く」ということが表示されているが・・・。
これは優良誤認の対象となるのか関係省庁に問い合わせたくなる衝動に駆られるが、当然、そんなことはしない。
・トワサンク上高地
店舗HP
長野県松本市安曇上高地4468
営業時間 9時00分~16時00分









◇出店地付近の地図
□上高地の景色(大正、1983年~2024年)
大正時代(ビジターセンター、その他過去資料より)




1983年8月大正池~河童橋周辺 10代だった妻と25歳の私。









お盆前後のピークタイムを含む夏季以外は上高地の駐車場までマイカーで入ることができた時代。その後、ゴールデンウィークの時にもマイカーで入っている。
◇上高地マイカー規制の歴史
・1975年夏季30日間
(7/26~8/24)
・1977年秋季マイカー規制開始
・1979年夏季規制7日間延長・秋季土日祝規制
・1981年秋季、飛石連休の中日規制
・1982年春季マイカー規制
・1983年春季連休一週間規制開始
・1986年春季の土日祝全面規制
・1987年春季連休一週間規制復活
・1988年土日祝全面規制
・1989年秋季連続規制開始
・1993年春季規制期間延長
・1996年通年規制開始
(・1997年安房トンネル開通)
(・2002年2代目釜トンネル[釜上トンネル]開通)
・2004年観光バス規制(呼びかけ)
・(2005年2車線釜トンネル開通)
1988年5月晩春の上高地





1989年晩夏 河童橋から明神池周辺












1990年盛夏 奥穂高岳登山






























































・活動時間は午前中の4時間程度で、午後は宿泊地(横尾と奥穂高山荘)周辺でのんびり過ごすという軟弱登山(山歩き)で日本第三位奥穂高岳登頂(3,190m)。初の3,000m峰登山。(前年の八ヶ岳赤岳登山は2,899mだった。さらにその前年にヨーロッパで3,880m到達済なので最高到達更新にはならず)。
前穂高までの吊尾根縦走から岳沢へ下るルートや奥穂~涸沢岳~北穂高~中岳~槍ヶ岳縦走は妻の体力と技術に配慮して来たコースをそのまま戻る(1日で明神まで下る)コースを採用。
安全第一だったが、知識と技術力はともかく、体力は5歳年下の妻の方が、はるかにあることが判明。
1991年晩春 大正池から明神池














・最後の絵画は、自宅玄関に飾ってある大正池と穂高連峰の油絵。6月だったが雪の量が現在よりも多い。
1991年盛夏 槍ヶ岳登山































































乗鞍経由で白骨温泉泡の湯に入浴というのが当時の楽しみだった。移転前の中の湯温泉の露天風呂(梓川沿)へも入浴した。
~この後、10年のブランクがあった。理由は子育て~
2002年初夏 河童橋から明神池家族旅行



























・小学校4年(長女)と小学校1年(長男)もそろそろハイキングに連れ出しても良いかなと思ったが、上高地から明神館までの往復にしておいた。昼食は嘉門次小屋の岩魚。私以外に食べたのは食通の長女だった。本当は横尾まで行って「ここがお前の名前を決めた場所だ」と言いたかったけど、あきらめた。結局、その後は夫婦で訪れることになり、子供二人はアウトドア活動には無関心に育つ。
~この後、20年のブランクがあった。理由は「仕事で多忙~」
2022年盛夏 大正池から徳沢園周辺


















































































































































































































































花の名前や場所の説明は別記事で紹介。
2024年初春 小梨平周辺と清水川源頭散策











































































・飛騨の槍見館を訪れたついでに初夏の上高地へ。あいにくの天候だったが、ニリンソウを見るために小梨平周辺を散策。併せて、近くの清水川源頭も確認。2年前と違ってバイカモは咲いていなかったが、清水川の清流に感動。飲料水として上高地の一部のホテルに引水されているが、別途、清水川の水が出る水飲み場が観光客や登山客向けに設置されていることはあまり知られていない。
↓ 上高地インフォメーションセンターの南側にある水飲み場

花の名前や場所の説明は別記事で紹介。
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