生パンダを見るために久々の白浜行。以前は熊野の実家から中辺路コースで白浜へ行っていたが、今回は新幹線と在来特急で大阪経由の電車旅。
白浜バスセンター界隈
白浜は何回か訪れているのでどこもリピート観光。とはいえ、同行の妻は初の白浜なのでベタな観光地を案内。
パンダのいるアドベンチャーワールドの混雑に比して、白浜温泉中心街の白浜バスセンター付近の閑散に少々驚く。パンダがいても海水浴シーズン以外は集客力に課題があるようです。パンダがいなくなったらどうなるんだろうかと心配。
↓ 白浜バスセンター付近のメインストリート(日曜日)

















▢円月島(2007年、2017年、20225年撮影)








▢泥岩岩脈(2025年撮影)









・地下深くの泥が液状化し、地層を壊しながら上昇してきた泥水が固まったもの

▢白良浜の景色(2025年撮影)




▢白浜の共同湯と足湯巡り(2007年、2017年、2025年撮影)
白浜には運用源泉が15ケ所ある。

・南紀白浜観光協会公式HPによると、生絹湯(すずしゆ,ナトリウム塩化物泉)、砿湯(まぶゆ,含硫黄ナトリウム塩化物泉)、行幸源泉(ナトリウム塩化物泉)、垣谷第二・三号(ナトリウム塩化物炭酸水素塩泉)、長生温泉(ナトリウム塩化物炭酸水素塩泉)、小谷湯(ナトリウム塩化物泉)、燈明台(ナトリウム塩化物泉)、甘露の湯(ナトリウム塩化物炭酸水素塩泉)、藤乃湯(ナトリウム塩化物炭酸水素塩泉)、かごめ(ナトリウム塩化物炭酸水素塩泉)、若葉の湯(ナトリウム塩化物炭酸水素塩泉)、蓬莱湯(単純硫黄泉)、渚の湯(単純温泉)、えびね温泉(単純温泉)、第三天山(ナトリウム塩化物炭酸水素塩泉)。
泉質はナトリウム塩化物炭酸水素塩泉がメインで、硫黄泉が2ケ所。
特に「牟婁の湯」は礦湯2号(含硫黄ナトリウム塩化物泉)と行幸源泉(ナトリウム塩化物泉)という白浜温泉を代表する泉質の湯を2つの浴槽に注いで、そして放流している。「源泉かけ流し」運用(加水有だが)。
かって「白浜七湯」と称された源泉は今は無いものの、浴場としては「崎の湯」が残されている。
白浜七湯は江戸時代末期から明治時代にかけて、和歌山県白浜温泉の湯崎半島にあった7つの共同浴場の総称で崎の湯、屋形湯、阿波湯、疝気湯、元の湯、浜の湯、礦湯(砿湯)が石碑や温泉タオルで紹介されている。

当時は浴場といっても自然湧出場所に自前の浴槽(簡易的なもの)を造り、外湯として利用していたという(大変羨ましい。当時はすべて足元湧出泉だったということか)。
白浜温泉自体の歴史は古いが、現在の温泉地に日本最古と道後・有馬・湯の峰と並んで称されるような源泉は残っていない。
名称が残る「崎の湯」は行幸源泉からの引湯で運営され、牟婁の湯は行幸源泉と砿湯2号源泉で運用されている。
時折、“1300年の歴史”として崎の湯や牟婁の湯を紹介されることがあるが、かなり違和感がある。
今回は2007年から通りがかりに立ち寄った白浜温泉と直近の2025年5月の白浜温泉宿泊旅行で訪れたものを中心に「令和、白浜15湯」を記録する。
南紀白浜 源泉巡りと共同湯(一部日帰・足湯含)地図
↓ 地図クリックで一覧表示


□崎の湯温泉【壺湯浴槽の歴史は古いが源泉は引湯に。高張性】
源泉は「行幸元湯」「行幸1号」「行幸2号」の混合泉。元は浴槽内底の壺部分から足元湧出泉だったが、源泉枯渇のため、現在は140m離れた行幸3源泉の混合泉を引湯使用。




泉質 ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉
(高張性弱アルカリ性高温泉)
・源泉(分析日付 2024年3月26日)
泉質 ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉
湧出量 測定不能。
p.H.7.7
溶存物質(ガス成分除く)11,120mg/kg
(成分総計 11,130mg)
温泉基準値超成分
フッ素イオン基準値 2mgに対して4.3mg
メタケイ酸基準値50mgに対して89.4mg
メタホウ酸基準値5mgに対して51.2mg
療養泉基準値超項目
源泉温度 基準値25℃に対して75.5℃
溶存物質 基準値1000mgに対して11,120mg
◆特徴
ナトリウムイオン3,178mg(ミリバル83.29%)
塩素イオン4,515mg(72.67%)
炭酸水素イオン2,313mg(21.63%)
メタケイ酸基準値50mgに対して89.4mg
メタホウ酸基準値5mgに対して51.2mg
メタケイ酸100mgに届かないとはいえ、メタケイ酸の温泉基準値10倍強の成分との合わせ技で「美肌の湯」。
何にしても高張性(1,000mgオーバー)であることが嬉しい。


とりあえず崎の湯は必須入浴。高潮の場合、海と温泉の混合泉になることがある。撮影機器はロッカーに預け入れないといけない。と、いうことで浴場撮影者はヒトが入浴していなくとも盗撮疑者となってしまうので要注意。
↓ 観光協会HPより





塩化物泉【湯冷めしにくい】
・肌に塩分が付着し、保湿効果・循環効果あり
・切傷、末梢循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥に期待,
・飲用として萎縮性胃炎、便秘に期待
炭酸水素塩泉【美肌の湯】
・皮膚の角質を軟化。クレンジング効果に期待
・切傷、末梢循環障害、冷え性、皮膚乾燥に期待,
・飲用として胃十二指腸潰瘍、糖尿病、痛風
□牟婁の湯【白浜を代表する共同湯。必須入浴】






牟婁の湯内風呂は2つあり、それぞれに「行幸源泉(行幸元湯,行幸1号,行幸2号)混合泉」と「礦湯2号」が別々の浴槽に注がれている。行幸は崎の湯と同じ源泉。礦湯2号は牟婁湯から140m程離れた場所からの引湯で白浜温泉では含硫黄ということもあり、成分内容で評価が高い源泉。
それぞれ鮮度の良い源泉が投入され、そのまま放流しているが加水で温度調整。
・行幸源泉(分析日付 2024年3月16日)
「崎の湯」の項目を参照されたし
・砿湯源泉(礦湯、まぶゆ)
(分析日付2017年8月22日)
泉質 含硫黄-ナトリウム-塩化物強塩温泉
湧出量 190リットル/分。動力揚湯。
p.H.7.3
溶存物質(ガス成分除く)19,140mg/kg
(成分総計 20,240mg)
温泉基準値超成分
フッ素イオン基準値2mgに対して2.7mg
メタケイ酸基準値50mgに対して79.5mg
メタホウ酸基準値5mgに対して58.7mg
療養泉基準値超成分
源泉温度 基準値25℃に対して74℃
溶存物質 基準値1,000mgに対して19,140mg
特徴(砿湯源泉)
ナトリウムイオン6,294mg(ミリバル78.6%)
塩素イオン10,050mg(ミリバル87.84%)
なんといっても溶存物質19,140mg。療養泉及び温泉基準値の19倍の濃い源泉。
加水はされているが、純粋に温度調整だけの使用と推測。成分に対する影響は少ないと思われる(悪質な施設の事例として、源泉に数倍の加水をして水増して掛け流し運用する施設があるとかないとか)。
白浜15湯で2つしかない「含硫黄泉」の砿湯2号源泉の総硫黄成分は3.4mg。
1mgで温泉、2mgで療養泉が基準値なので含硫黄と称することができるものの、溶存成分(総成分ではない)が19,140mgもあるので成分構成は少ない。
※総硫黄=硫化水素イオン( HS⁻)×0.970+遊離硫化水素( H₂S)×0.941+チオ硫酸イオン(S₂O₃²⁻)×0.572。単純に3成分を足すだけではないことに注意。
“隠れ成分(ミリバル20%未満)としてはマグネシウムイオン661mg(ミリバル15.62%、正苦味、脳卒中の湯)、炭酸水素イオン1,868mg(ミリバル9.49%、皮膚の角質軟化)がある。
特に炭酸水素イオンは温泉・療養泉基準値の1,000mgの2倍近くあるものの、ナトリウムイオンが豊富なためミリバル20%以下というちょっとかわいそうな状況にある。こういう成分を“隠れ成分”と呼んでいる。
それよりも入浴客が多いので浴槽内の見えない汚れが気になる。温泉素人観光客も多く、必須マナーの「入浴前に身体を洗って汚れを落とす&浴槽に浸かる前に温泉に身体を慣らす目的でかぶり湯」をしない客もいる。入浴時に一人当たり0.5mgの汚れを浴槽に落とすと言われている。
その汚れを排出させるのが浴槽への源泉投入量。浴槽もさほど広くないのでターンオーバー(浴槽内の温泉が入れ替わる)時間も短いと推測。
なんにしても、湧出量が190ml(牟婁の湯だけでなく、その他の施設に配分されている総量)なので、温泉通が良く用いる「源泉かけ流し運用に必要な一人当たりの湧出量1リットル/分」からすると心もとない湧出量。大事に使って欲しいと思います。
マナー通り、浴槽へは湯尻からそっと入り、徐々に湯口(源泉投入口)に近づくと、肌が「ここは還元系の温泉だよ」と感知してくれて、それを脳に伝えてくれる。良い温泉です。客が少なければ。
↓ 観光協会HP画像より

硫黄泉(硫黄型と硫化水素型がある)【生活習慣病、美肌の湯】
・殺菌力が強い。
・アトピー性皮膚炎、尋常性乾癬、慢性湿疹、表皮化膿症、
・硫化水素型は末梢循環障害も効果期待
・硫黄型は無色透明あるいはエメラルドグリーン色
・硫化水素型(遊離硫化水素が主体)は白濁
※硫黄は匂わない。匂うのは硫化水素臭。
塩化物泉【湯冷めしにくい】
・肌に塩分が付着し、保湿効果・循環効果あり
・切傷、末梢循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥に期待,
・飲用として萎縮性胃炎、便秘に期待
↓ 行幸源泉 温泉分析書


↓ 砿湯2号源泉 温泉分析書


□白良湯【海水浴場に近い。高張性】





・生絹湯(すずしゆ)源泉
(分析日付2023年11月10日)
泉質 ナトリウム-塩化物泉
湧出量 154リットル/分。掘削自噴。
p.H.6.9
溶存物質(ガス成分除く)19,300mg/kg
(成分総計19,580mg)
温泉基準値超成分
フッ素イオン基準値2mgに対して3.7mg
メタケイ酸基準値50mgに対して102.8mg
メタホウ酸基準値5mgに対して47.5mg
療養泉基準値超成分
源泉温度 基準値25℃に対して65.8℃
溶存物質 基準値1,000mgに対して19,300mg
特徴
・源泉は生絹湯(すずしゆ,ナトリウム塩化物泉)。
ナトリウムイオン5,936mg(ミリバル81.37%)。
塩化物イオン9,412mg(ミリバル83.88%)
その他“隠れ成分(ミリバル20%以下)“として、マグネシウムイオン509mg(ミリバル13.2%)、炭酸水素イオン(1,807mgミリバル9.36%、皮膚の角質軟化)や硫酸イオン1,017mg(ミリバル6.69%、肌の老廃物を取り除きしっとりさせる)も豊富に含む。
それらはミリバル20%未満のため適応症として表示はできないが、メタケイ酸が100mgオーバーで、且つメタホウ酸との合わせ技ということで美肌の湯が期待できる。
他の人気共同浴場同様に客数が少なければ、鮮度感のある還元系の温泉が期待できる。
塩化物泉【湯冷めしにくい】
・肌に塩分が付着し、保湿効果・循環効果あり
・切傷、末梢循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥に期待,
・飲用として萎縮性胃炎、便秘に期待


□露天風呂しらすな
【海水浴場の露天風呂。高張性】






源泉 砿湯2号泉(2017年8月22日)
泉質 含硫黄-ナトリウム-塩化物強塩温泉
湧出量 190リットル/分。動力揚湯。
p.H.7.3
溶存物質(ガス成分除く)19,140mg/kg
(成分総計 20,240mg)
温泉基準値超成分
フッ素イオン基準値2mgに対して2.7mg
メタケイ酸基準値50mgに対して79.5mg
メタホウ酸基準値5mgに対して58.7mg
療養泉基準値超成分
源泉温度 基準値25℃に対して74℃
溶存物質 基準値1,000mgに対して19,140mg
特徴
白良浜海水浴場にある露天風呂なのに、白浜温泉でも人気源泉である「砿湯2号泉」を引き湯。おそらく海水浴客はこの源泉の成分を知らずに入浴していると思う。
海水浴ついでにちょっと入るというのはもったいない高張性の源泉です。
ナトリウムイオン6,294mg(ミリバル78.6%)
塩素イオン10,050mg(ミリバル87.84%)
なんといっても溶存物質19,140mg。療養泉及び温泉基準値の19倍の濃い源泉。




□つくもと足湯【砿湯2号泉,高張性】



源泉 砿湯2号泉(2017年8月22日)
泉質 含硫黄-ナトリウム-塩化物強塩温泉
湧出量 190リットル/分。動力揚湯。
p.H.7.3
溶存物質(ガス成分除く)19,140mg/kg
(成分総計 20,240mg)
温泉基準値超成分
フッ素イオン基準値2mgに対して2.7mg
メタケイ酸基準値50mgに対して79.5mg
メタホウ酸基準値5mgに対して58.7mg
療養泉基準値超成分
源泉温度 基準値25℃に対して74℃
溶存物質 基準値1,000mgに対して19,140mg
ナトリウムイオン6294mg(ミリバル78.6%)
塩素イオン10,050mg(ミリバル87.84%)


□綱の湯【珍しい垣谷源泉。高張性】
・源泉は垣谷第二号湯、垣谷第三号湯混合泉
(分析日付 2015年11月25日)
・泉質はナトリウム塩化物炭酸水素塩泉
湧出量 測定不能。
p.H.7.2
溶存物質(ガス成分除く)13,010mg/kg
(成分総計 13,010mg)
温泉基準値超成分
フッ素イオン基準値2mgに対して4.8mg
メタケイ酸基準値50mgに対して110.4mg
メタホウ酸基準値5mgに対して47.6mg
療養泉基準値超成分
源泉温度 基準値25℃に対して56.4℃
溶存物質 基準値1,000mgに対して13,010mg
特徴
ナトリウムイオン3,858mg(ミリバル82.06%)
塩素イオン5,828mg(ミリバル78.7%)
隠れ成分(ミリバル20%以下)として、炭酸水素イオン(1,908mgミリバル14.97%)や硫酸イオン618.6mg(ミリバル6.17%)も豊富に含む。
ミリバル20%未満のため泉質表示・適応症表示はできないが、メタケイ酸100mgとメタホウ酸47.6mgと併せて美肌効果が期待できる。
温泉、特に温泉分析書を勉強するとこういった“隠れ成分”に気付きはじめる。これが実に面白いが、逆にこんなこと知らずにのほほんと入浴するだけでも温泉は身体と精神に貢献してくれるのがありがたい。




□松乃湯
・生絹湯(すずしゆ)源泉(分析日付2023年11月10日)
泉質 ナトリウム-塩化物泉
湧出量 154リットル/分。掘削自噴。
p.H.6.9
溶存物質(ガス成分除く)19,300mg/kg
(成分総計19,580mg)
温泉基準値超成分
フッ素イオン基準値2mgに対して3.7mg
メタケイ酸基準値50mgに対して102.8mg
メタホウ酸基準値5mgに対して47.5mg
療養泉基準値超成分
源泉温度 基準値25℃に対して65.8℃
溶存物質 基準値1,000mgに対して19,300mg
特徴
・源泉は生絹湯(すずしゆ,ナトリウム塩化物泉)。
ナトリウムイオン5,936mg(ミリバル81.37%)。
塩化物イオン9,412mg(ミリバル83.88%)
その他“隠れ成分(ミリバル20%以下)“として、マグネシウムイオン509mg(ミリバル13.2%)、炭酸水素イオン(1,807mgミリバル9.36%、皮膚の角質軟化)や硫酸イオン1017mg(ミリバル6.69%、肌の老廃物を取り除きしっとりさせる)も豊富に含む。
それらはミリバル20%未満のため泉質表示や適応症表示はできないが、メタケイ酸が100mgオーパーで、且つメタホウ酸との合わせ技ということで美肌の湯が期待できる。
他の人気共同浴場同様に客数が少なければ、鮮度感のある還元系の温泉が期待できる。
塩化物泉【湯冷めしにくい】
・肌に塩分が付着し、保湿効果・循環効果あり
・切傷、末梢循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥に期待,
・飲用として萎縮性胃炎、便秘に期待



□御船足湯(生絹源泉)
・円月島を眺めながら足湯を楽しむ
・生絹湯(すずしゆ)源泉(分析日付2023年11月10日)
泉質 ナトリウム-塩化物泉
湧出量 154リットル/分。掘削自噴。
p.H.6.9
溶存物質(ガス成分除く)19,300mg/kg
(成分総計19,580mg)
温泉基準値超成分
フッ素イオン基準値2mgに対して3.7mg
メタケイ酸基準値50mgに対して102.8mg
メタホウ酸基準値5mgに対して47.5mg
療養泉基準値超成分
源泉温度 基準値25℃に対して65.8℃
溶存物質 基準値1,000mgに対して19,300mg
特徴
・源泉は生絹湯(すずしゆ,ナトリウム塩化物泉)。
ナトリウムイオン5936mg(ミリバル81.37%)。
塩化物イオン9412mg(ミリバル83.88%)
その他“隠れ成分(ミリバル20%以下)“として、マグネシウムイオン509mg(ミリバル13.2%)、炭酸水素イオン(1,807mgミリバル9.36%、皮膚の角質軟化)や硫酸イオン1,017mg(ミリバル6.69%、肌の老廃物を取り除きしっとりさせる)も豊富に含む。それらはミリバル20%未満のため泉質表示や適応症表示はできないが、メタケイ酸が100mgオーバーで、且つメタホウ酸との合わせ技ということで美肌の湯が期待できる。
他の人気共同浴場同様に客数が少なければ、鮮度感のある還元系の温泉が期待できる。
塩化物泉【湯冷めしにくい】
・肌に塩分が付着し、保湿効果・循環効果あり
・切傷、末梢循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥に期待,
・飲用として萎縮性胃炎、便秘に期待






□白浜銀座足湯横丁(閉業)
・上山湯源泉
白浜の源泉巡り
□行幸源泉






崎の湯、牟婁の湯等の源泉。高張性で溶存物質(ガス成分除く)11,120mg/kg。ナトリウムイオンと塩素イオンで70%を占めるが、炭酸水素イオンが2,313mで、メタケイ酸・メタホウ酸と併せて【美肌の湯】。
泉質 ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉
(高張性弱アルカリ性高温泉)
・源泉(分析日付 2024年3月26日)
泉質 ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉
湧出量 測定不能。
p.H.7.7
溶存物質(ガス成分除く)11,120mg/kg
(成分総計 11,130mg)
温泉基準値超成分
フッ素イオン基準値 2mgに対して4.3mg
メタケイ酸基準値50mgに対して89.4mg
メタホウ酸基準値5mgに対して51.2mg
療養泉基準値超項目
源泉温度 基準値25℃に対して75.5℃
溶存物質 基準値1000mgに対して11,120mg
特徴
ナトリウムイオン3,178mg(ミリバル83.29%)
塩素イオン4,515mg(ミリバル72.67%)
炭酸水素イオン2,313mg(ミリバル21.63%)
塩化物泉【湯冷めしにくい】
・肌に塩分が付着し、保湿効果・循環効果あり
・切傷、末梢循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥に期待,
・飲用として萎縮性胃炎、便秘に期待
炭酸水素塩泉【美肌の湯】
・皮膚の角質を軟化。クレンジング効果に期待
・切傷、末梢循環障害、冷え性、皮膚乾燥に期待,
・飲用として胃十二指腸潰瘍、糖尿病、痛風


□甘露の湯源泉





今回の白浜温泉の宿泊先選定のテーマは「入浴していない源泉の宿」。源泉かけ流し運用は必須。できれば源泉直結、貯湯槽で溜め湯していない新鮮な源泉が豊富に浴槽に注がれている還元系の温泉の宿。
候補源泉のうちから選定したのが「甘露の湯源泉」。
ただし、引き湯している宿が少ない。調べたところ、3宿がヒットした。今回は妻同行なので意向も踏まえて「湯処むろべ」に決定。
白浜温泉や有馬温泉など源泉数が多い温泉地へ行く場合は源泉から宿を選ぶのが私の流儀。
宿から歩いて崎の湯へ入浴してから牟婁の湯へ、入浴すませてフィッシャーマンズワーフに寄り道しながら当夜の食事場所「長久」へ向かう。
その途中にある源泉湧出地のやぐらを眺める。
・源泉 甘露の湯
(分析日付 2024年2月2日)
泉質 ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物温泉
湧出量 リットル355/分。掘削自噴。
p.H.7.4
溶存物質(ガス成分除く)5,500mg/kg
(成分総計 5,500mg)
フッ素イオン基準値 2mgに対して5.6mg
メタケイ酸基準値50mgに対して107.7mg
メタホウ酸基準値 5mgに対して54.3mg
療養泉基準値超項目
源泉温度 基準値25℃に対して86.3℃
溶存物質 基準値1,000mgに対して5,500mg
特徴
ナトリウムイオン1,560mg(ミリバル91.07%)
塩素イオン 1,157mg(ミリバル44.63%)
★ 炭酸水素イオン2,435(ミリバル54.59%)
特徴
なんといっても白浜温泉随一の炭酸水素イオン2,435mg/kgが光る。海沿いの源泉地ではナトリウムイオンと塩素イオンの構成比が高いが、甘露の湯の陰イオン系では塩素イオンよりも炭酸水素イオンの構成比が高く、泉質名も塩化物泉よりも前に炭酸水素塩泉の泉質名がつく。
入浴感想は後日「湯処むろべ宿泊記」で述べようと思う。
炭酸水素塩泉【美肌の湯】
・皮膚の角質を軟化。クレンジング効果に期待
・切傷、末梢循環障害、冷え性、皮膚乾燥に期待,
・飲用として胃十二指腸潰瘍、糖尿病、痛風
塩化物泉【湯冷めしにくい】
・肌に塩分が付着し、保湿効果・循環効果あり
・切傷、末梢循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥に期待,
・飲用として萎縮性胃炎、便秘に期待


□礦湯(砿湯)源泉


牟婁の湯から白良浜へ向かう途中にある。県道沿いなのですぐにわかる。湧出量が少ない割にあちこちで引き湯利用されている。各宿の運用方法が気になる。
・砿湯源泉(礦湯、まぶゆ)(分析日付2017年8月22日)
泉質 含硫黄-ナトリウム-塩化物強塩温泉
湧出量 190リットル/分。動力揚湯。
p.H.7.3
溶存物質(ガス成分除く)19,140mg/kg
(成分総計 20,240mg)
温泉基準値超成分
フッ素イオン基準値2mgに対して2.7mg
メタケイ酸基準値50mgに対して79.5mg
メタホウ酸基準値5mgに対して58.7mg
療養泉基準値超成分
源泉温度 基準値25℃に対して74℃
溶存物質 基準値1,000mgに対して19,140mg
特徴(砿湯源泉)
ナトリウムイオン6,294mg(ミリバル78.6%)
塩素イオン10,050mg(ミリバル87.84%)
硫黄泉(硫黄型と硫化水素型がある)【生活習慣病、美肌の湯】
・殺菌力が強い。
・アトピー性皮膚炎、尋常性乾癬、慢性湿疹、表皮化膿症、
・硫化水素型は末梢循環障害も効果期待
・硫黄型は無色透明あるいはエメラルドグリーン色
・硫化水素型(遊離硫化水素が主体)は白濁
※硫黄は匂わない。匂うのは硫化水素臭。
塩化物泉【湯冷めしにくい】
・肌に塩分が付着し、保湿効果・循環効果あり
・切傷、末梢循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥に期待,
・飲用として萎縮性胃炎、便秘に期待


□第三天山【湯崎浜広場足湯】
(以前は礦湯2号源泉でした)
・第三天山(分析日付2011年12月15日)
泉質 ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉
湧出量 30リットル/分。
p.H.7.6
溶存物質(ガス成分除く)8,053mg/kg
(成分総計 8,075mg)
温泉基準値超成分
フッ素イオン基準値2mgに対して3.1mg
メタケイ酸基準値50mgに対して99.4mg
メタホウ酸基準値5mgに対して30.4mg
療養泉基準値超成分
源泉温度 基準値25℃に対して54℃
溶存物質 基準値1,000mgに対して8,053mg/kg

□小谷湯源泉【柳橋足湯の源泉。高張性】
・源泉(分析日付 2019年年7月8日)
泉質 ナトリウム‐塩化物泉
(高張性中性高温泉)
湧出量 91リットル/分。
p.H.7.3
溶存物質(ガス成分除く)14,770mg/kg
(成分総計 14,850mg)
温泉基準値超成分
フッ素イオン基準値 2mgに対して3.3mg
メタケイ酸基準値50mgに対して91mg
メタホウ酸基準値5mgに対して40mg
療養泉基準値超項目
源泉温度 基準値25℃に対して55℃
溶存物質 基準値1000mgに対して14,770mg
特徴
湧出量が少ない
□燈明台源泉(ナトリウム塩化物泉)
三段壁足湯で使用している源泉。
(記事2025/08/02)
温泉基準値超
・源泉温度基準値25℃以上に対して54℃
・溶存物質(ガス成分除く) 1,000mgに対して9,376mg/kg
※8000mg以上~10000mg未満が等張性で、当温泉は高張性基準値10,000mgに対してわずかに足りないが、温泉・療養泉基準値の9倍以上の成分が含まれている。
・フッ素イオン基準値2mgに対して4.5mg
・メタケイ酸基準値50mgに対して75.4mg
・メタホウ酸基準値5mgに対して28mg
療養泉基準値超
・源泉温度25℃以上に対して54℃
・溶存物質(ガス成分除く) 1,000mgに対して9,376mg/kg
(療養泉について源泉温度と溶存物質は温泉基準値と同じ)
適応症(効能ではない)
・切り傷、抹消循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症
・熱の湯。仕上げの湯。傷の湯。美肌の湯。
・塩化物泉は保温効果が高く湯冷めしにくいのが特徴。
・メタホウ酸(肌の保湿と新陳代謝促進)は温泉基準値の1.5倍、メタホウ酸(殺菌と皮膚のダメージ改善)は5倍とダブルで豊富。
・通称“隠れ成分“と称されるメイン成分以外では、カルシウムイオン427mg、マグネシウム(保温効果)305.5mgが豊富。
運用について
「加水ありの源泉かけ流し」
・利用時間は9時から16時30分
・循環無し(お湯の再利用無し)
放流式(かけ流し)
・加水 あり
(ありがちな水増しタイプではなく、源泉温度冷却のため季節によって水道水使用)
・加温無し
・消毒無しだが塩素系消毒剤を使用する場合がある
・新湯入替毎分15リットル
(浴槽投入量。源泉かけ流し浴槽は一般的に1リットル/分以上の投入量が必要とされている。)
・注入温度 33℃
・入替頻度 毎日
表示に「利用源泉に関する情報」「湯槽の温泉利用に関する情報(新湯投入量、ターンオーバー)」また、温泉分析書に「総硫黄」の項目があるのが嬉しい。総硫黄数値をいちいち計算しなくてすむ。これらは他県も真似て欲しい。
もっとも、古い温泉分析書の上から、日付だけ変更するのは良くないと思う(改善を望む)。


□藤乃湯源泉【とれとれの湯の源泉】
泉質 ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉
源泉温度 75.8℃
湧出量 191リットル/分
温泉基準値超
源泉温度基準値25℃以上に対して75.8℃
溶存物質(ガス成分除く) 1,000mgに対して7,119mg/kg
フッ素イオン基準値2mgに対して4.3mg
メタケイ酸基準値50mgに対して125.7mg
メタホウ酸基準値5mgに対して63.1mg
療養泉基準値超
・源泉温度25℃以上に対して54℃
・溶存物質(ガス成分除く) 1,000mgに対して7,119mg/kg
(療養泉について源泉温度と溶存物質は温泉基準値と同じ)
特徴
美肌の湯系の源泉成分ながらもとれとれの湯では加水・加温・循環・消毒で運用しているため、浴槽の源泉成分は減衰しているものと思われます。


□かごめ源泉【ホテル天山閣海ゆう庭の源泉】
・ホテル天山閣 海ゆう庭
源泉温度 60.5℃
加水あり(夏期高温の時)
加温あり(冬期低温の時)
放流式(かけ流し)
新湯入替は毎日換水
※天山閣HPには当源泉の表示はありませんでしたが和歌山県温泉協会HPに当源泉と鉛山温泉源泉の2源泉を使用と掲示。
□鉛山温泉源泉(ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物温泉)
・ホテル天山閣 海ゆう庭
源泉温度 55℃
泉質名ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物温泉
加水あり(夏期高温の時)
加温あり(冬期低温の時)
放流式(かけ流し)
新湯入替は毎日換水
□千寿1号源泉(ナトリウム-塩化物泉)
TAOYA白浜千畳(湯快リゾート)
源泉温度 54.7℃
湧出量263リットル/分(動力湯揚)
pH 6.6
分析日付 平成27年8月20日
溶存成分 8,596mg(成分総計8,906mg)
温泉基準値超
源泉温度基準値25℃以上に対して62.4℃
溶存物質(ガス成分除く) 1,000mgに対して8,596mg/kg
フッ素イオン基準値2mgに対して5.2mg
メタホウ酸基準値5mgに対して63.1mg
遊離二酸化炭素基準値250mgに対して313.2mg
(注意;炭酸泉ではない)
療養泉基準値超
・源泉温度25℃以上に対して62.4℃
・溶存物質(ガス成分除く) 1,000mgに対して7,119mg/kg
(療養泉について源泉温度と溶存物質は温泉基準値と同じ)
ホテルの自家源泉を加温無し、加水あり(高温の場合の温度調整)、消毒あり、放流式、貯湯槽あり。
メタケイ酸温泉基準値50mgに対して49.7mgとわずかに未達。他の白浜温泉の源泉と比較するとちょっと寂しい数値。
その代わりに遊離二酸化炭素成分が温泉基準値250mgに対して、313.2mgと温泉基準値は上回るものの、二酸化炭素泉(旧称;炭酸泉)基準値の1000mgには遠く及ばない。二酸化炭素は湧出地で飛散し、貯湯槽で置き溜めされている間にほぼ消失されると思われる。


□若葉の湯(白浜古賀の井リゾート&スパ)
若葉の湯源泉(ナトリウム塩化物炭酸水素塩泉)
白浜の15源泉の中では、自家源泉であるため、大変、興味があるものの、公式HPで温泉分析書を公開していないのが気になる。
泉質自慢はするが成分内容や運用の公開はHPではしていない施設なのでその点が不安。
以下は環境省が義務づけている、あるいは推奨している表示であるが、これを浴場だけでなく、HPで温泉分析書と並べて表示していただけると、温泉施設選択が容易になる。
できれば、温泉成分や適応症に影響を与えかねない、貯湯槽滞留や温度調整の場合の加水の割合、ターンオーバーの時間、浴槽清掃の頻度等々、大事な情報です。
公式ホームページに以下の情報を温泉分析書と一緒にアップしていただけると嬉しい。
「行ったらガッカリ」にならないためにもよろしくお願いします。
★温泉法表示義務(浴場付近に表示義務)
温泉の成分、禁忌症及び入浴上の注意を掲示。
(温泉分析書そのままの表示義務はないが、成分の説明は必要。禁忌症は表示義務があるが、適応症表示は義務ではない)
① 温泉を加水して利用する場合は、その旨及びその理由
② 温泉を加温して利用する場合は、その旨及びその理由
③ 温泉を循環させて利用する場合は、その旨(ろ過を実
施している場合は、その旨を含む )及びその理由 。
④ 温泉に入浴剤等を加え、又は温泉を消毒して利用する
場合は、当該入浴剤の名称又は消毒の方法及びその理由
★「事業者の自主的な情報提供として意義があると考えられる事項(これがあると宿に対する信頼度がアップする)
○ 加水、加温や消毒処理等の程度
○ 加水している水の水道水、井戸水等の別
○ 源泉の状況や供給方法等 ゆう出量 揚湯方法 値など
○ 清掃の状況や湯の入替頻度
★私の知りたいこと(これがわかると宿選びが楽になる)
・源泉地からの引き湯方法
・貯湯槽での滞留時間
・浴槽毎の新湯投入量
以上、よろしくお願いします。
□蓬莱湯【椿温泉椿はなの湯の源泉。p.H.9.8】
・椿温泉 椿はなの湯,足湯,
・源泉(分析日付 2019年7月17日)
泉質 アルカリ性単純硫黄泉
(低張性・アルカリ・低温泉)
湧出量 436リットル/分。
p.H.9.8
溶存物質(ガス成分除く)306mg/kg
(成分総計 306mg)
温泉基準値超
源泉温度基準値25℃以上に対して32℃
フッ素イオン基準値2mgに対して7mg
メタケイ酸基準値50mgに対してメタケイ酸イオンとして52.3mg
遊離二酸化炭素基準値250mgに対して313.2mg
(注意;炭酸泉ではない)
療養泉基準値超
・源泉温度25℃以上に対して32℃
・総硫黄成分2mgに対して2.1mg
特徴
溶存成分306mgながらも総硫黄成分が2.1mgで、こういった薄い成分総量の硫黄泉は鮮度が良い還元系であれば意外な入浴感を得ることができる。逆にエージングが解消されない源泉投入量だと・・・・・。

□日置川温泉 渚の湯【リヴァージュスパ ひきがわ,pH10.1】
渚の湯源泉(分析日付 2019年7月17日)
泉質 アルカリ性単純温泉
湧出量 リットル/分。揚湯。
p.H. 10.1
溶存物質(ガス成分除く)248mg/kg
(成分総計 249mg)
温泉基準値超
源泉温度基準値25℃以上に対して32℃
フッ素イオン基準値2mgに対して4.2mg
メタケイ酸基準値50mgに対してメタケイ酸イオンとして71.6mg
総硫黄基準値1mgに対して1.2mg
(注意;硫黄泉ではない)
療養泉基準値超
・源泉温度25℃以上に対して33℃
特徴
成分薄目だけどpH10.1が目玉となっている。



□えびね温泉【アルカリ性の硫黄泉】
(単純硫黄泉,pH9.5)
・えびね温泉格源泉(分析日付 2017年5月23日)
泉質 アルカリ性単純硫黄温泉
(低張性アルカリ性温泉
湧出量 190リットル/分。揚湯。
p.H. 9.5
溶存物質(ガス成分除く)158mg/kg
(成分総計157mg※温泉分析書ママ)
温泉基準値超
源泉温度基準値25℃以上に対して37.2℃
フッ素イオン基準値2mgに対して5.9mg
療養泉基準値超
源泉温度25℃以上に対して33℃
総硫黄基準値2mgに対して2.5mg
特徴
溶存成分306mgながらも総硫黄成分が2.5mgで、こういった薄い成分総量の硫黄泉は鮮度が良い還元系であれば意外な入浴感を得ることができる。逆にエージングが解消されない源泉投入量だと・・・・・。


□長生源泉と東谷源泉
・2007年に立ち寄った長生庵の自家源泉。
泉質はナトリウム-炭酸水素塩泉(東谷温泉源泉)、ナトリウム-炭酸水素塩泉・塩化物温泉(重曹泉、長生源泉)。
源泉温度の高低で、夏季は東谷温泉(61.7℃)をメイン源泉として使用し、冬季は長生源泉(78,9℃)がメインの混合泉。
貯湯槽あり。熱交換(源泉温度が高いため入浴適温に調整)
長生源泉から宿まで約800m程をパイプ引き湯。夏場のみ高温調整のため加水。源泉かけ流し。(長生庵HP、純温泉協会HPより)
長正源泉(分析日付2018年5月8日)
泉質 ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物温泉
湧出量 255リットル/分。
p.H.7.6
溶存物質(ガス成分除く)5,063mg/kg
(成分総計 5,090mg)
温泉基準値超
源泉温度基準値25℃以上に対して78.6℃
溶存物質(ガス成分除く) 1,000mgに対して5,063mg/kg
フッ素イオン基準値2mgに対して6.9mg
メタケイ酸基準値50mgに対して110.4mg
メタホウ酸基準値5mgに対して71.7mg
療養泉基準値超
・源泉温度25℃以上に対して78.6℃
・溶存物質(ガス成分除く) 1,000mgに対して5,063mg/kg
(療養泉について源泉温度と溶存物質は温泉基準値と同じ)
特徴
炭酸水素イオン2,032mg/kg
東谷温泉源泉(分析日付2015年11月19日)
泉質 ナトリウム-炭酸水素塩泉
紀伊白浜温泉土地㈱。湧出量 114リットル/分。動力揚湯。
p.H.7.61
溶存物質(ガス成分除く)3,391mg/kg
(成分総計 3,423mg)
温泉基準値超
源泉温度基準値25℃以上に対して61.7℃
フッ素イオン基準値2mgに対して5.9mg
メタホウ酸基準値5mgに対して24.7mg
療養泉基準値超
源泉温度25℃以上に対して61.7℃
溶存物質1,000mgに対して3,391mg/kg
特徴
炭酸水素イオン1,637mg(ミリバル61.48%)
炭酸水素塩泉【美肌の湯】
・皮膚の角質を軟化。クレンジング効果に期待
・切傷、末梢循環障害、冷え性、皮膚乾燥に期待,
・飲用として胃十二指腸潰瘍、糖尿病、痛風
塩化物泉【湯冷めしにくい】
・肌に塩分が付着し、保湿効果・循環効果あり
・切傷、末梢循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥に期待,
・飲用として萎縮性胃炎、便秘に期待


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