2025年の恵方は「西南西の微西255度」
・正しい恵方は「庚(かのえ)」で、“西南西のやや西≒西微南やや南”です

今年の変化点は「2月2日が節分」
・節分は二十四節気の「立春」の前日。
・「節分」は2月3日とは限らない
・過去、2月2日が節分だったのは2021年,1897年,1893年。特に2021年はカレンダー記載に間違えが発生するなど注目を集めた
・また、2月4日が節分だったこともある。(直近では1984年,1980年,1976年等々)
・「立春」の日によって「節分」も変更される。
2025年の節分は2月2日
・2025年の立春は2月3日。よって節分は2月2日。
・立春などは、太陽と地球の位置関係で決まるが、その情報は国立天文台が出し、毎年2月に官報で「暦要項」として告知される。
2025年国民の休日・二十四節気
(官報より転記。食彩品館作成個人資料)

・2056年までは4年に1回サイクルで2月2日が節分となる見込み(決定は国立天文台と官報に依る)
正しい恵方について
まずは基本となる恵方について説明
恵方は節分の時だけでなく、当年の吉方であり、そこには福徳(豊作や子孫繁栄)を司る姫神様「歳徳神(としとくしん)」がいるというのが古来からの言い伝え。
特に正月行事は「歳徳神」を自宅に迎えるためにあり、例えば、しめ縄・しめ飾りを玄関に飾り、結界を作り神聖な場所としてお迎えの準備をする。
そして、門松を立てて歳徳神が迷わないようにすることも大切。
自宅内に飾る鏡餅は歳徳神滞在中の拠り所という意味があります。
こうしてお出迎えの準備が整うと、初日の出を厳かに家族で待つ。
歳徳神は初日の出とともに山から降りてきて、我が家に入られます。
我が家では初日の出とともに当年の吉方(歳徳神)に向かって柏手を打ち拝礼します。
そして松の内が明けると鏡開きをして、正月飾りをどんど焼きで処分。
歳徳神は吉方の山に戻られます。
正月行事以外にもその年の事始めを恵方から始めるというのが昔からの習わし。
例えば、農業の仕事始めは自宅から見て吉方の畑から鍬入れを始めるとか、旅行の最初の目的地を吉方方面にするとか。
初詣の神社も恵方にある神社を参拝するということもあったらしい。
もっとも、歳徳神は立春(昔は年の初め)を境に居場所を変更するため、前日の節分当日はどっちにいるんだろうかとか、ちょっと心配になるかもしれません。
当方は気にしてもしょうがないので、年の初めを基準として一年中、恵方・吉方は一定の方向としています。
恵方巻の作法
・今年の恵方を向く
・丸かぶりする(窒息や誤嚥に注意)
・黙って1本食べきる
(願い事可だが声をださない)
正確な恵方は“東北東”“南南東”“西南西”“北北西”ではない理由
スーパーやコンビニで紹介される恵方は大抵“東北東”“南南東”“西南西”“北北西”とかの16方位で紹介されているが、4恵方位である「甲・庚・丙・壬」は32方位であるため、「○○○より少し東」とか「微東」とか正確な方位は16方位表示と少々異なる。
そこで、表示されている“より少し”と“微”がどの程度か知りたくなってきます。
恵方の表示一覧表
4恵方位の(ほぼ)正確な方位は以下の通り
事例として2025年の場合、恵方は庚の方角で「西南西・微西・255度(下図赤枠部分)」となります。
北を上とすると、下図下段のように緑の矢印で指し示す方向が「恵方」となります
さらに正確を期したい場合は・iPhoneを活用した恵方を正しく知る方法についの記事をご確認ください。

★アマゾン広告
【どうすれば良いのか説明】アマゾンふるさと納税開始,最短翌日お届け,amazon限定,はじめてガイド,確定申告,ワンストップ特例制度,その他諸注意情報。

アマゾン ふるさと納税

アマゾン ふるさと納税
最短翌日届く

アマゾン ふるさと納税
これ、良い値 返礼品特集
◇今年の注目ポイント私の視点。
・正しい恵方を紹介しているか?“西南西”だけではダメ
・丸かじりできるサイズか?(事故防止)
(物差しをパンフに表示は好印象)
・食材の見た目ではなく食べておいしいか?
・何が入っているかチラシで可視化しているか?
・原料原産地表示に積極的に取り組んでいるか?
(優位情報だけでなくすべて表示しているか)
・海鮮の場合「マグロの色」に注目
(マグロの発色が良くないチラシが目立つ)
・受発注システム。(例:LINEで申し込み)
・奉納神社が明確。〇〇神宮・◇◇神社等々。
コンビニの恵方巻














スーパーマーケットの恵方巻
□ア行

































・イオン フジ(フジ,広島)





・イオン フジ(マックスバリュ西日本・マルナカ)
ニュース・おしらせページ






















・イトーヨーカドーは「セブン&アイ」にあります




















□カ行













・こ コープあいち・ぎふ・みえ恵方巻2025(東海コープ事業連合)












□サ行
・さえき














・JA全農 ジャコム石川(石川)

・JA Aコープ九州恵方巻



































□タ行




















□ナ行







□ハ行











・フジ(広島)は“イ行”のイオングループに表示しています






・平和堂(滋賀)恵方巻 ニュースリリース














□マ行









□ヤ行






















□ラ行






□ワ行





百貨店










飲食店その他


・カネ美kanemi 2025恵方巻
(アピタ・ピアゴ・食の殿堂 ユーストア)

・カネ美Re’z deli 2025恵方巻
(MEGAドン・キホーテ)



・コロワイド アトムグループ福を呼ぶ恵方巻(にぎりの徳兵衛,海鮮アトム,海へ)












【以下、過去記事データ】
↓ 恵方巻の作法や毎年の正しい方向を知るためのページ
・毎年の恵方・吉方を知る方法と32方位での正しい恵方向を調べる簡単な方法。陰陽五行説,十干,毎年の恵方は甲・庚・丙・壬のみ。
毎年、年末・年始になると恵方巻の各社知り組みを記録しています。
紹介することが目的ではなく、あくまでも「記録」。
(食彩品館記事はすべて「個人的な記録」ですが)
毎年、こまめに記録をしていくことで、時折変化点に気付くことがある。
例えば、海苔の厄除け祈願が増えたり減ったりとか、ネタ豪華&溢れているタイプやネタの“見せる化(見える化ではない)”が増えたり減ったり。
どこの企業も同様だが、特に流通業は他を真似ることに熱心。恥も外聞もなく見栄え等の外観をただ似せて作ったり、取り組みのパクリを平気でする(という印象。自戒含む)。というよりは「他でやっているのにウチには無いのか?」と経営幹部や他の社員に言われるのが怖い。
もともとの作法である「丸かぶり」をすることができないじゃないかと思えるような豪華で大きな寿司が増えていく企業もあれば、かたくなに丸かぶりのサイズ感を意識して毎年、ちょっとした進化を付け加えて取り組む企業もある。
このチラシに掲載されている商品を実際に売場で作る惣菜担当や不慣れな応援者は大変だろうなとか、ああこれは企画者(もしくは一部の経営幹部)の個人的な思い入れで作った商品なんだろうかとか、いろいろと想像しながら記録していると結構、楽しい。
自分が、そういった企画を決済したり、あるいは商品開発の認可をする役職にいた20年前にはこんなに冷静に他社の取り組みを眺めることはなかった。
◆干支と恵方
2022年2月3日干支は壬寅,恵方は壬≒北北西。
2023年2月3日干支は癸卯,恵方は丙≒南南東。
★2024年2月3日干支は甲辰,恵方は甲≒東北東。
2025年2月2日干支は乙巳,恵方は庚≒西南西。
※恵方は4つのみ「丙・壬・甲・庚」で、その年の干支に依る
(西暦) (十干)→(恵方・吉方)
●西暦末尾数値1→辛の年→丙(南南東)
●西暦末尾数値2→壬の年→壬(北北西)
●西暦末尾数値3→癸の年→丙(南南東)
●西暦末尾数値4→甲の年→甲(東北東)
●西暦末尾数値5→乙の年→庚(西南西)
●西暦末尾数値6→丙の年→丙(南南東)
●西暦末尾数値7→丁の年→壬(北北西)
●西暦末尾数値8→戌の年→丙(南南東)
●西暦末尾数値9→巳の年→甲(東北東)
●西暦末尾数値0→庚の年→庚(西南西)
過去の恵方巻
★2022年度恵方巻
(日々の記事で紹介)
★2016年恵方巻特集ページ
・2016/12/21ドアラとピアッキー巻
★2014年恵方巻特集ページ